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山口県バスケットボール協会U12部会公式ブログ

[会長の部屋]第36回中国交歓大会

2016-12-29 12:30:37 | 会長の部屋
 第36回中国交歓大会
(第62号 2016年12月29日)
 12月23日~25日の3日間、山口県周南市で開かれた中国交歓大会が感動のうちに終わりました。中国5県から男女各12チームが代表として集まり熱戦を展開しました。
 私は中国交歓大会会長ということもあり開会式で挨拶をしました。その内容は、とにかくバスケットボールを楽しんでほしいということでした。そのために3つの大切なことを話しました。
 まず第一に、今まで練習したことを全部出しましょう。思い切ったプレーをしましょうということです。第二に、そのためにはチームで気分を盛り上げていきましょう。声を出したり、態度で表したりしてしっかり盛り上がっていこうということです。第三に、相手のチームに対して敬意を示そうということです。バスケをしてくれる相手がいる、その人達とバスケができる喜びを味わってほしいとお願いをしました。具体的な態度として試合前後の握手をしっかりとしようと言いました。
試合が始まる前、相手とどんな接し方をするのかなと思いながら見ておりましたら、しっかり握手をしたり、中にはゲーム中相手の肩をたたいたりするような選手もいてとてもうれしく感じました。今までの中国交歓大会で一番しっかりと試合前後の握手ができたのではないかと思っております。
 日本ミニ連の合言葉「友情、ほほえみ、フェアプレー」の場面がたくさん見られたことが大きな収穫でした。
 コミッショナー制度が始まって2年目、各県少しばらつきもあったようですが中国5県の関係者が集い、話し合うところに意義があるのではないでしょうか。目指すはコミッショナーがなしでも、子どもたちがマンツーマンディフェンスでバスケの面白さをいっぱいに出したゲームをすることです。そのためにはコーチの方々一人ひとりがその意義を理解し、子どもたちに指導していくことでしょう。昨年、この中国交歓大会の役員・チーム関係者の集いで「将来的にはコミッショナーのないバスケ」と言ったところ多くの拍手を頂いたことを今でも心強く感じています。
 さて、すべてのゲームが終わったとき、子どもたちに楽しい中国交歓大会だったかどうか聞くのを忘れましたが、試合直後は勝ち負けの余韻の方が強すぎてその感情が先に出てきたことでしょう。しかし、将来ずっとあとになってこの36回大会が子どもたちにとって心に残るバスケの大会であることを祈っています。
 第36回中国交歓大会が無事終わりました。(私は成功したと思いたいです。)これもたくさんの方々の協力があってのことです。年末の大切な時間を子どもたちのために割いていただきました。すべての関係者に心より感謝申し上げます。


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