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山口県バスケットボール協会U12部会公式ブログ

[会長の部屋]平成24年度県決勝大会を終えて

2012-12-01 10:48:37 | 会長の部屋
平成24年度県決勝大会を終えて
(32号 2012年11月26日)
 毎年この時期に行われる県決勝大会は特別に感慨深いものがあります。それは子どもたちの大きな成長が感じられるからです。
 1年前、この選手達は5年生でしたし、又はそれより下の学年でした。その時の彼らのプレーはあまり印象に残ってはいませんでしたが、1年後、この決勝大会の舞台に立った選手を見ると改めてこの1年間の成長を感じるわけです。
 チームとして、また個人としての成長があるということはいろいろなことを我々に教えてくれます。選手個人の努力は勿論でしょうが、指導者の努力も大いにあるでしょう。決勝大会にコマを進めてくるチームの指導者はみんなとても研究熱心です。指導方法を工夫しています。また、子どもたちの心の状態をよくつかみ、適切な声掛けや励ましが絶えずあったと思います。第二日目の第一試合前にはたくさんの練習時間がありましたが、両チームの入念なアップ、工夫された練習などやはりさすがだなと感じました。
 もうひとつ成長のために忘れてならないのは保護者をはじめとした子どもたちを取り巻いている大人の存在です。どの育成団体もよくまとまっていました。コーチを中心にチームの結束が強まるように陰に陽に配慮をしている姿をよく見かけました。応援もとても温かい感じで、勝っても負けても最後まで励まし続けていました。私と話したある保護者はこう言われました。「自分は技術的なことはコーチにお任せして一切口出ししない。自分は子どもの心の持ち方についていつも話しをしている。チーム員同士の助けあい、協力、献身などの大切さについていつも説いている。」

 私は二日間のこの大会の中でも子どもたちは大きく成長したと感じています。特にファイナルに残ったチームにはそれが顕著に現れていたと思います。1試合目よりも2試合目と子どもたちの連携はよくなり、個々人のプレーもより伸び伸びしてきました。そんなチームが最後に栄冠を勝ち得たと思っています。その裏には指導者の的確なアドバイスがあったことは間違いありません。ゲームに勝っても負けてもその後にはコーチの話がありますが、そこで何を子どもたちに伝え、何を考えさせるかが指導者の力量の見せどころではないでしょうか。
 チーム力の向上はきっと子どもたち一人ひとりの人間的な成長に結びついているはずです。ミニバス活動の目的は子どもたちの健全育成です。

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[組合せ]山口県ミニバス冬季萩大会

2012-12-01 10:46:15 | 組合せ
■大会名
第20回山口県ミニバスケットボール冬季交歓会萩大会


■期日
平成24年12月16日(日)


■会場 
萩市民体育館
萩市立椿西小学校体育館


■組合せ
PDF版はこちら


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