とこのへや

とこの雑貨と、とこのお洒落着。とこは樺太に住んでいたことがあります。とこの嫁の体験談、日記、備忘など。

目薬

2019-10-06 10:21:32 | 日記
以前、姑とこがぼやいていたのを覚えている。

2種類の目薬を処方されたけど、順番もこちらが先で、5分経ってからもう一つを点眼するのだが、点したかどうか忘れちゃうし、途中で寝ちゃうのよ、と。

来週は点眼薬がなくなっちゃうから眼科に行かなきゃ行けないし…、私、忙しいのよ。

目薬の話をする時、眼科の検査が大変な旨も聞いた。
機械のスコープの中を覗き込んで、小さな光の点が見えたら、手元のスイッチを押すという検査なのだが、なかなか慣れないのだと。
片目につき20~30秒くらいだろうか。姑とこが入院してしまってから、私もその眼科へ行ってみたことがある。年若い男性医師が一人、他はスタッフのようだ。女性スタッフが多く、視力を測定したり、先ほどの視野検査の機器操作など、手際よく案内してくれる。が、常にコンタクトに関連する処方を受ける学生が親に付き添われているか、または大学生らしき若い人、そして緑内障を心配する老人が多いようで、完全予約制なのに結構待たされた。

姑とこが言っていたのは視野検査。
白内障、緑内障のリスクは、年齢とともに高まる。目の状態、すなわち視野が狭まっていないか、部分的に見えないところがないのか、視野の測定をするものらしい。
暗い穴を覗き込んで、あ、あそこ光ったかも?と思った時に手元のスイッチを押すのだ。ああ、これがとこが言ってた、「いつまでも慣れないの」っていう検査か。
私も体験して本当にまさにそうだと思ったが、頭と手の動きの連動には若い方に比べて少しもどかしいものがある。姑とこにおいては、きっと、もっともどかしかったに違いない。かなり熱くなるタイプだと思うから。そして落ち込んでいた。
私の検査結果は、安全ばっちり、というわけでもなかったらしいが、ひとまず、今は心配ないとのことだった。とこの検査結果も、そうそう悪かったわけでもなかったのだろうと思う。ただ、視野の検査で、納得のいく手ごたえではないところに加えて、若い医師が「大丈夫」と言わないようにしているふうだったから。
右の眼球の下のほうがやや暗い部分が少しだけあるけど、若い男性医師の言い方にはあまり切羽詰まったものは感じなかったし、姑とこと同じ、半年後に検査とのお達しだったので。
点眼薬は、やはりというか、二種類処方されたのだ。
ソフティア0.02%(ピンク)とティアバランス0.1%(グリーン)。
処方された目薬を受け取って見覚えのある点眼薬に、ああ、眼科も処方すればするほど、売り上げアップだよねーと思った次第。

とこは元々点眼薬を点すのは慣れてなかった様子。
なかなか眼球に滴下できず、目の縁に落ちた点眼液で顔がびしゃびしゃに濡れているのを見たことがある。「すぐ無くなっちゃうのよ、お願いして多めに処方してもらってるの」と。
嫁としてはすぐに飛んで行って「やってあげる!」と手を貸したいところだが、なかなかそうもいかない。如何に良くしてもらっていても、馴れ馴れしく、雑に扱えない。とこにもプライドがあろうもの。声を掛けるが、「自分でやらないとだめだから」と積極的に「やって頂戴」とは言わなかった。ごくたまに、夫が「もう、下手だねー、かして、ほら」と強引に目薬を取り上げてやってあげると、「私ほんっと、こういうの下手なの、昔から」と、言い訳というか、嬉しいのをごまかしているのか、ハタマタ、本当はいつもそうして欲しいのか、ちょっとしかめ面をするのだ。

…ほんとはやって欲しかったのかもしれない。

さて、この私に処方された二種の目薬。焦点が合いづらいのは年齢ですといわれたことを根に持って、あまり真面目に点眼してはいなかった。ピンクとグリーンを一緒に机の上に出して、どちらかを先に点眼したら、すぐバッグにしまう。しばらくしたらもう一つを点眼し、バッグにしまう。
夫と外出することがあると、時々彼に「貸す」ことになる。
夫は渇き目(ドライアイ)で、風がある日は2~3時間おきに点眼している。自分の持っているのでは足りず、私が持っているのを「貸す」のだが、彼は眼がしらに点眼薬の口(くち)を着けて目に流し込むので、もう返してもらいたくなくなるのだ。(どうやら私はこういう変なところに潔癖なんですという態でいたいらしい。)
「今は離して点眼したから大丈夫!」と夫は言う(実際にそうしてくれた時もある)が、もうなんというか、私は「イヤ」になって「もうあげるよ」と言ってしまう。
で、現状、グリーンの奴がまだ1つ残ってはいるが、さてこの後、処方箋を入手するために眼科へ行くべきか、それとも市販薬で代用できるから行かなくてもいいのか、決めかねている。

今日は点眼薬の名前ソフティアとティアバランスとを検索してみた。
結果、
 ソフティア(ピンク)の有効成分は「シアノコバラミン」=涙の機能を補うものだが、参天製薬さんの点眼薬にあるそうなので、薬局で尋ねればなんとかなりそうである。
 ティアバランス(グリーン)は「精製ヒアルロン酸ナトリウム0.1%」=角膜の再生を促し、涙の機能を補う、というものなのだが、「ヒアルロン酸」が入っているという目薬はあるが、成分表に「数値が書かれていないのですごく少ないのでは」というコメントがあった。(http://torendohanako797.comのサイトから検索)

どちらにせよ、薬剤師さんに確認しないと、私が想定しているとおり、眼科への通院なしで済ませられるかどうか、判断するのは危ない。まぁ、そもそもこういう自己判断は勧められるものでもないし、ほかの眼科だってあるわけだからセカンドオピニオンを求めるべきだと思うけれど。
私はなんだか、商業主義的なあの病院の風情が信用できなくて、あんまり行きたくないのが本音。半年後の検診もすっかり行く気もなく、予定を入れることもなかったので結局行っていない。少し先延ばしするけど、まだ今のところ、数年おきの検診でも足りそうと思っている。ま、眼科の医師に言わせれば、危険なことだろうけど。

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