「安曇野」は、さだまさしが1983年11月30日に発表しアルバム「風のおもかげ」に収録されている楽曲。(作詞・作曲:さだまさし 編曲:渡辺俊幸)
長野県の安曇野を舞台に、前作に収録されていた「人買」や1979年のアルバム『夢供養』に収録されている「風の篝火」同様、都会へ出た女性と地元に残った男性の開いてしまった心の距離を表現した作品。
夢を夢で終わらせたくないと 君はこの町を出る
ちぎれるほど振るその指先が 芒にとけた秋の日
野分き吹く安曇野(あずみの)に君の後ろ姿
まだ明け染めぬ空に名残り月
僕の愛を一包み 君の知らぬ間に
その小さな荷物に忍ばせた
それに気付く程疲れた時は 思い出して梓川
安 曇 野/さだまさし