キョン少佐の秘密基地

エスポワール一家独裁の赤狩りから第四帝国着手へ

サイド1空域のブラックボックス化

2007年11月26日 21時42分54秒 | Weblog
                  UC.0027 11月26日

 地球の遥か向こう ルナツーことエスポワール超共産主義連邦宇宙前線基地から
      大きく離れ 遊撃隊任務として行動していたキャメル艦隊は
     スラムベイ人民軍本隊 ムラタ艦隊を完膚無きまでに叩きのめし
               全艦撃沈させた
実は極秘にスラムベイ人民共和国のあるサイド1の占領作戦を進めていたのであった
        スラムベイ人民共和国は国を守る軍隊を無くし 
     サイド1守備隊の戦力だけでは話にならないと分かっていた
       キャメル艦隊の急速接近の情報をキャッチするや否や
     宣戦布告を通達される前に 無条件降伏の申し入れをしてきた

       キャメル艦隊がサイド1の1バンチドック入港をはじめると
           鎖国をしていたスラムベイ人民軍兵士達は
     軍艦の装備や宇宙機動師団 重巡洋艦チベの巨大さに驚愕した
           
    今まで検閲された規制報道でしか見たことの無かったモビルスーツ
    宇宙機動師団が1機づつ入港する度にしきりに驚嘆し誰もが呟いた

        「こんな物と戦っていたのでは負けるはずだ」と

         なおこの1バンチ侵攻は無条件降伏受諾時に
      「全て極秘扱いならば」とキョン少佐は条件提示した為
      1バンチ占領作戦はコロニー外に出ない極秘事項となった
        1バンチの中央通信司令センターにて検閲を行い
 第七独立艦隊 キャメル遊撃隊のサイド1占領は外部に漏れることは無くなった
      もともとスラムベイ人民共和国は国民全ての管理運営を行い
   外部との接触を頑なに禁じていた為 検閲体制は強固なものであったため
     検閲を始めるに到って 難しい管理体制や設備投資は必要がない
            そのまま検閲体制を引き継いだ

    スラムベイ人民共和国の統治者キム・ジョンチョル総書記を拘束し
             強制収容所へ収監した
  今まで独裁者の恐怖政治により虐げられてきた国民に強制収容所管理を任せ
          スラムベイ国民のガス抜きから始めた 
      
    現在もスラムベイ人民共和国は表向きには存在する事になっている

   キョン少佐が指揮を取るキャメル艦隊はエスポワール軍遊撃隊であるが
        着々と超共産圏連邦への逆襲は地盤固めから始る
       
      UC.0027 11月26日(宇宙世紀0027年 11月26日)
           サイド1 1バンチ(スラムベイ人民共和国)は
     エスポワール軍第七独立艦隊司令キョン少佐によって陥落した

       これはキョン少佐がエスポワール超共産主義連邦から
         離脱する足がけの第一歩となった日になった