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Organum-Volume Two 2000 Robot New Blockaders

2007-07-29 15:53:03 | Noise Industrial
Organum-Volume Two 2000 Robot




 先ほどにわか雨が降る。午前から昼過ぎにかけては、妻と参議院選挙の投票に行きいんちき宗教政権に対し国民の怒りの票を投じる。その後大型書店に行き、革マル派「新世紀」を立ち読みしベルナール・スティグレール「表徴の貧困 1 ハイパーインダストリアル時代」を購入。なんとなく気が向いたので久しぶりにOrganumを聴いている。

 ご存知の通り初期に今は亡きLAYLAHというマイナーレーベルからリリースされた作品のコンピレーションVol.2である。

 「Valley Of Worms 」20分ほどの作品であるが、本来「In Extremis」の構成どおり聴くのが本筋だろう。金属質なエクスペリメンタルで正に初期Organum流。
 慣れてくればアンビエント的に読書のBGMにも良いかも。
 自己破壊的な後期資本主義社会のエッジを死ぬ前に経験してしまうかもしれない恐怖。そうしたエクリ。

 そういえば昨夜は正月に親にもらったロイヤルを飲んだせいか起床時に精神になにか薄い幕がかかっているような感触であった。飲酒するのは1月ぶりくらいだ。
 今年はビールを飲もうという気も起こらず食は細り夏痩せしてきている。

 そうこうエクリしている間に2曲目「Horii」にはいる。こちらは以前オリジナル盤をこのBlogで取り上げたと思う。伸びやかなドローンサウンドでたまにはこの手の作品も悪くはないな。「Keloid」が未収録である理由が分からない。「Keloid」の方が未来派サウンドなのだが…

 でラストが未発表作「Ich Reiste Weit Und Verweilte Für Einigezeit In Tring 」でこのCDを購入したのはこの作品を聴くためであった。
 期待を裏切らない素晴らしい出来だと思う。基調は[1][2]の延長線上にあるが、その表出は暗い。キアスム的膣状陥入を「音」で表記するとこうなるのかも?
「キアスム的膣状陥入」については⇒http://www.seidosha.co.jp/index.php?%C0%BA%BF%C0%CA%AC%C0%CF%A4%CE%C4%F1%B9%B3
などをご参照ください。

 さて下へ行ってゴロゴロしながら「表徴の貧困 1」を読もう。

  自宅書斎にて [y27dx]>
 


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