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M.B.-S.F.A.G 81 Broken Flag 1983 Maurizio Bianchi

2007-09-17 14:13:54 | Ambient
M.B.-S.F.A.G 81 Broken Flag 1983




 この3連休を皆さんは同お過ごしでしょうか?私は、土曜日はMy Webをちょっと更新したり読書して(もちろんテクノを中心に音楽を聴きながら)有意義に過ごせましたあ。 My Techno Site⇒
http://www.geocities.jp/miradol7/
BGMをCHROMEに変更しました。いやあなんか最近CHROMEにちょっとはまってるかなあ( ・∀・)ノ で日曜日は夕方から無線を楽しみ7/10/14MHzの3Bandでアフリカのマダガスカル領のレアな島であるアガレア&セイント・ブランドンアイランドと更新できましたヾ(^ー^)ゞダンス で今日は外は残暑が厳しいのでエアコンの効いた無線室でコンテストに参加していたのですが、プロパゲーションが悪く中国・四国地方以外はカスカスで30分で止める。無線的には今年がボトムで夕方にならないと全国的にはオープンしない(;゜д゜) で読みかけのポール・ヴィリリオ「パニック都市 メトロポリティクスとテロリズム」を読む。哲学書の感想などは無線の方のBlogに時々UPしているので興味がありましたらぜひご訪問ください。

 さて、そのBGMに久しぶりにかけたM.B.の本作がかなり良かったのでリプレイしながら紹介しましょう。そうそうこの手の作品を10数点ほどeBayに出品していますのでアカウントをお持ちでしたらぜひBidしてくださいね( ゜∀゜)ノ こちら⇒

http://search.ebay.com/_W0QQsassZnickseki7QQhtZ-1

 元々本作は「Symphony For A Genocide」と言う1981年!の悪しき思想に犯されていた頃(その典型が「Leibstandarte SS MB 」名義の数作…)の反省と内省の
産物で同様remixされた作品は私が所有していた作品では「Re create Menses」と「Re create MUUNH」がある。10年位前に突如復活したM.B.の作は1枚聴いて、会わなかったのでその後の作品は全く聴いていない。

 本作ではオリジナルのM.B.ことMaurizio Bianchi のクリエーティブなインダストリアル・ノイズの面影をリメインしつつ、アンビエント・インダストリアルの作風に転変させている。

 深いディレイによる残響音効果が印象的だ。オリジナルがチープなリズムボックスを多用したテクノ風であったのに比し、こちらはリズム感が取り払われている。
 
 なかなか独創的な展開でありポール・ヴィリリオのいわゆる第三千年紀 - 現代のハイパーインダストリアル時代、後期資本主義時代とも言う - における匿名的で脱領土化されたハイパーテロリズムの対兵器的カオス」というエクリが納得できる。
 対するに強力な対パニック的兵器をプログラミングするアメリカの戦略・戦術は私たち日本人をも巻き込みながら破滅へと向かっているように、私には思える。もちろん反米的であるだけでなく反イスラム原理主義のポジシオンに私の思考はあるのだが。

 後半がアンビエント感が相乗的に高まり良い展開になっています(´-`).。oO

 原盤はナチスドイツ時代の各地の強制収容所が曲名に冠されていたりで危ない内容であったが、remixによってはここまで変化するんですね。

 私が今聴いているのは初版のBroken Flagという1980年代に興隆を極めたノイズ系のマイナーレーベルのカセット作品ですが、これが先に言及した原盤と2本組みのセットのみでの販売と言うこともあり入手は難しいと思いますがCDで再発されていますので、そちらはeBayなどでも時々見かけますしCDの方は比較的容易に入手できると思います。

 インダストリアルなアンビエント、いや違う「アンビエントなインダストリアル」を聴いてみたい方にはオススメします。さて「パニック都市」を読みきってしまおう。

 エアコンの効いた無線室にて y27dx


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1 コメント

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Unknown (koohim)
2007-09-17 17:06:08
具ヒムといいます。音楽活動をしていて、多くの人に曲を聴いてほしくて、突然ですが書き込みをしました。
よかったら聞いてみてください。感想も聞かせてください。
ブログ:http://blog.goo.ne.jp/koohim/
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