ショスタコーヴィッチ-交響曲第10番 [2007,ザンデルリンク:指揮、BPO]
来るべき/土曜日。若干寝坊して、breakfastを食べ、寛ぎの時間帯に、UCC コーヒーを淹れ、お菓子を持って2階へと上がる。
で、昨日に続いて、ショスタコーヴィッチのシンフォニーを聴いている。
1. 交響曲 第10番 ホ短調 作品93 第1楽章:モデラート
先ずは、低弦が出現し、ゆったりと且つ重苦しくむせび泣くような主題とモーチーフが奏でられており、行き成り聴き所であります。
実に味わい深いコンストラクシオンがエクスパンドし、猛烈的に熱狂してしまいますね。
そして、空恐ろしいまでに美的なのであります。
暫し、破壊暴力的なまでの美しくも暴力的な旋律に聞き入ります。
而して、D Es が反復的に奏でられ、美しく、やや長めの第1楽章が消え入るように沈み生きます。
2. 交響曲 第10番 ホ短調 作品93 第2楽章:アレグロ
猛烈的に暴力的で躍動感がある演奏が繰り広げられております。
ボルコフの「証言」によると、この楽章は概ねスターリンを描いたものであるとされており、確かに、あのスターリンの暴政を彷彿とする、のであって、われわれ、革命的・左翼は帝国主義とともにスターリン主義を粉砕するのでなければならない。
3. 交響曲 第10番 ホ短調 作品93 第3楽章:アレグレット
二部音符=176と言う異常なまでの第2楽章から、3/4拍子のアレグレットへと大転換しています。
DSCH音型が出現し、やや早々行進曲様のエクリであります。
はて、ここらで「R モンブランプリン」を食べましょう、ケロちゃん、ちゅるる、美味しい、
おいちい おいちい (^▽^)
4. 交響曲 第10番 ホ短調 作品93 第4楽章:アンダンテ-アレグロ
ソナタ形式であって、やや陰鬱なモチーフからエクスパンドして行き、明るいまでのディスクールとなり、躍動しながらクライマックスへと向かっていくようです。
帝国主義打倒! スターリン主義打倒! へと快進撃しながら、第2楽章のようなモーターが唸り、またもDSCHが出現する、中々凝ったシンフォニーであって、どのタイミングで射精、おっと、遂に力強くクライマックスを迎えましたあ!
ほぼ同時にスマホが9時の時報を告げる。
★★★★+!
この交響曲10番はカラヤンのコンダクトしたものが秀逸と言われており、僕も好きですが、この、クルト・ザンデルリンクのコンダクトも中々見事でしたあ!
さて、今日は午後から天気が崩れると言うことが故に、午前中にお出かけしましょう。
JL1DX Nick
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