Pacific Geophysical Observation[OHP] Network

OHP network operation and data analysis report

KSI短周期P波波形

2007-05-08 21:43:01 | Weblog
KSIの短周期P波記録です。
前のページと同じチベットの地震です。

やや遠い地震にも関わらず、振幅は水平動成分に
卓越しています。
地盤が火山灰土であることも原因かもしれませんが、
ノイズレベルの様子も含めると、
感度が心配になってきました。

いや、最初の波群の振幅は、上下動、水平動の
間でほぼ同じ振幅に見える。それはありそう。
水平動には表層付近の多重反射や散乱波が多く含まれている
可能性あり。

ノイズレベルの差の堆積層上であれば、
この程度の違いは良く観測される。


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チベットでの地震の地震記録

2007-05-08 21:02:14 | Weblog
震源:チベット東部
発生時刻:11:59:51(UTC)
M:5.6 by USGS , 4.9 by auto Ms
Depth: 33.8km by USGS

1-3Hのバンドパスフィルターをかけた上下動成分の記録。
すべてOHPネットワークのテレメータ・データ。
各観測点にほぼ同時に到達しているのがP波。

短周期帯域では、KSIの記録が
比較的良いことがわかる。
走時の読み取りには、使えそうな感じです。

上から6本目の記録がKSI(スマトラ南部)。
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