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逃げられない自然災害。知識と備えが命を助ける。小さな幸せ守る為、備えあれば憂い無し!!

◆大雨の心得◆

2006年06月15日 10時07分22秒 | Weblog
今日の東京地方は、曇り午後以降は雨

 太平洋側の広範囲で大雨に=土砂災害などに注意

低気圧と前線の影響で、九州から北海道にかけての太平洋側で大雨になるとして、
気象庁は15日、土砂災害や河川の増水などへの警戒を呼び掛けた。

前線を伴った低気圧が朝鮮半島付近から北東に進み、南から湿った空気が流れ込んで雨雲が発達している。
大雨の範囲は九州南部から次第に東に移り、近畿から西では15日を中心に、
それ以外は15日から16日にかけて雷を伴った非常に激しい雨となる。

16日午前6時までの多い所での予想雨量は、奄美、四国太平洋側、近畿南部、東海で250~300ミリ、
九州南部と北海道太平洋側で170~200ミリ、関東、甲信、近畿中部、四国瀬戸内側で100~150ミリ。 

那覇市首里鳥堀町のマンションが、大雨による地盤の陥没で倒壊する恐れが出ている問題もあります。
ご自分の住まいの周りを点検して見ましょう~♪

さて、『雨量』とは言ってもピンと来ない方も多いので、補足しておきます。

【1時間5~10mm】
雨の音がよく聞こえ、たちまち水たまりができる。

【1時間10~20mm】 地面一面に水たまりができ、雨音で話声がよく聞こえない。
長雨のときは警戒が必要です。

【1時間20~30mm】
土砂降りで下水がたちまちあふれ、小河川は氾濫し、がけ崩れの危険がある。

【1時間30mm以上】 バケツをひっくり返したような激しい雨。
危険なところではいつでも避難できる準備が必要です。


【大雨時の避難の心得 】

1.まずは正しい情報を
この程度なら大丈夫!と油断しないで、テレビ、ラジオなどの正しい情報に耳を傾けてください。
地元の細やかな情報は、隣近所の人から伝えてもらうよう日ごろからお願いしておきましょう。


2.歩ける水の深さ
膝までの深さになったら無理をせず、高い所で救助を待ちましょう。

3.避難は運動靴、ヘルメットで
長靴は、中に水が入って歩けなくなります。
また、物の飛散から頭を守るため、ヘルメットなどを用いましょう。

4.先導者の役目
先導する人は長い棒をつえにして、くぼみや溝の有無を確かめながら歩きましょう。

5.安全な避難方法
子どもやお年寄りには浮き輪などを持たせ、病人や歩行困難な人は背負いましょう。



そして、更に大雨防災準備

●テレビ・ラジオ・インターネット気象情報から出来るだけ最新の情報を聞くように♪
(出所不明のデマには気をつけて!)

●1時間に20ミリ以上、降り始めてから100ミリ以上になったときは被害のでる恐れがあります。
 強い雨が降ったら、家の周りの安全を確かめる。

●危険な場所に近づかない。
 危険な場所とは【増水した河川や沼】【マンホール】【崖】【ドブ】
 *蓋の無いドブでは、流されるという事もあるようです。

●土砂災害の以下のような前兆があったら、家族、ご近所さんと安全な所に避難しよう。
 雨が降り続いているのに川の水位が下がる。
 急に川の流れが濁り流木が混ざる。
 山鳴りや地鳴りがする。
 崖に亀裂が入っている。
 崖から大量の湧き水が出ている。
 崖から小石などの落下物がある。

●危険を感じたり、防災機関から指示があったら速やかに避難する。
 
●避難の際は、持ち物を最小限にして、両手が自由に使えるようなウエストポーチやリュックを利用しましょう。
 浸水の場所を避難するときは長靴ではなく濡れてもいいスニーカーが良いです。
 長靴は水が入ってしまうと脱げやすく危険。サンダルも危ないです。
 子供やお年寄りを優先に、余裕があれば災害弱者の手助けをしてあげてください。

●お住まいの地域で、過去に洪水・浸水や山崩れ・がけ崩れの災害が発生したことがあるか、知って置きましょう。
 危険区域や災害予測図ハザードマップ市町村役場で入手できます。
 日々の備えが、あなたを守ります。


大雨でも停電になったり、水道が使えなくなって
ライフラインにダメージが与えられます。


普段からの備蓄を心がけてくださいね♪