◆◆◆自然災害クルマエニ◆地震予知巡回中◆◆◆

逃げられない自然災害。知識と備えが命を助ける。小さな幸せ守る為、備えあれば憂い無し!!

◆敵を知り己を知れば百戦危うからず◆

2006年03月23日 10時22分10秒 | Weblog
今日の東京地方は、雨

ここの所、大きな地震も発生して無いからでしょうか
地震サイト全体が少々活気が無くなっているような気がするのは、私だけ?

できれば、平和な時にコツコツ防災準備を進めることをお勧めしていますが
なかなか『コツコツ』って難しいのですよ~
ここにやってくる人は、大方防災準備を進めている方が多いのでプラスアルファの考え方で防災強化啓蒙です。

ではでは、今日は孫氏の言葉を借りて、防災に当てはめてみたいと思います。

敵を知り己を知れば百戦危うからず
中国の春秋時代の兵法家「孫武」が著したとされる「孫子の兵法」の有名な一節。

もともとは、戦いのための言葉ですが、現代ではいろいろな解釈がなされてビジネス本などに良く見かける言葉です。

よ~く考えると、これって防災にも深く関わりあいのある言葉じゃないかしら!
と、色々と考えてみました。


この部分は地震や台風などの自然災害
台風は何に気をつけなければいけないのか、地震はどんな種類があってどんな危険があるのか?
まずは自然災害のしくみや危険を知る事が、防災にとって必要な部分です。
敵(地震や台風)の特性を良く知る事で、臨機応変に動く事ができます。
台風でも雨台風や風台風と言われるように特性があります。
地震も海溝型だったら津波の危険があるので、それに対応した初動が必要になります。


これは、そのまんま自分になります。
それ以外に、自分の行動や家族そして住んでる地域や家ですね。
防災は人それぞれ住む場所や家族構成、仕事によっても防災準備が変わってきます。
基本的には、ラジオ、懐中電灯、水、笛などなどですが、要介護の方が居たり、海の近くに住んでたり、
防災準備内容が相当かわります。
最適な防災準備を進めるには、『己』を知る事は不可欠。

百戦危うからず

ここでは、『百戦負けないよ』と言う意味ではなく
100回の災害がきても命の危険から回避できるよ。と言う意味で捉えました。
まぁ~100回の災害はいい過ぎですが~
地震や台風ほか自然災害を勉強して、自分に合わせた防災準備をすればイザと言う時、危くはないのではないかと思った次第であります。

自分の欠点を知り、そこを補えば、今よりも強固な物となります。

TPO に合わせた防災を推進している私にとって
◆敵を知り己を知れば百戦危うからず◆
の言葉はと~っても頷いてしまう言葉でした。

今日は下弦で、世界気象Dayです。

3 月23 日は、世界気象デー(World Meteorological Day)です。
2006年のテーマは「自然災害の防止・軽減」


WMOでは世界気象機関条約が発効した3月23日を「世界気象デー」とし、
気象知識や国際的な気象業務について理解してもらうためのキャンペーン活動を、年ごとのテーマを設定しながら実施している。

今回のテーマは、1995年から2004年の間に発生した自然災害により、90万人以上の人命が奪われ、
約4,650億ドルと推計される経済的損失が発生していることを踏まえたもの。
なおWMOでは、「気象・気候・水に関連した自然災害による死者を今後15年間で半減させる」という目標を掲げ、
加盟各国の気象水文機関との連携のもと、
自然災害リスクの特定・評価・監視、自然災害に対する早期警戒システムの整備、住民への適切な気象情報伝達など、
自然災害の防止・軽減に向けた取組みを進めている。
  By【気象庁】

自然災害の減災のため一人一人が知識を得て

防災準備を進めていくことを期待しています。