例の赤壁映画の『その2』が公開になる。
行こうかなあ、どうしようかなあ。
あの巨大船団が業火に包まれて燃え盛るシーン(あればだけど)は見てみたいけど、
時代考証を無視した爆発シーンが連発していた予告編を見た限りだと、
ちょっと寒そうな感じで、二の足を踏んでいる自分がいる。
○○が身を呈して曹操の下に出向いていっちゃうってのも
かなりサムイ設定で、正視に耐えうるかどうか判らない。
Part1でも「もういいですから、君たち」ってな二人だったし。w
三国志に限らないけど、歴史大作って作るのが難しい。
「史実に忠実」を謳っても、実際その現場を目撃した人間はいないわけだし
ヘタすりゃその史実が丸ごとひっくり返るなんてこともあるわけで。
しかも必ずその時代にのめり込んでいる『歴史ヲタ』がいて
そいつらが手ぐすね引いて待っていて、非難の嵐を巻き起こすしね。
俺にしても、例えばベッソンが撮った『ジャンヌ・ダルク』も
なんで英語で喋るんだ? の1点において観なかったし
今上映している『ワルキューレ』もナチス将校達が英語で喋るので観にいかないし。
そんな些細なことで、良作、傑作を観ないなんて
なんて視野が狭いのだろう、などとは思わないで欲しい。
言葉って大切ですよ。その国のアイデンティティそのものだからね。