「百器徒然袋」読了

京極夏彦　著『百器徒然袋　雨』と『百器徒然袋　風』を読み終えました。 今月公開予定の『魍魎の匣（もうりょうのはこ）』の京極堂シリーズのスピンオフ的作品です。 主人公はナントあの『榎木津礼次郎』なのです。 作品としては京極堂シリーズを読んでいないとでてくる人物たちの背景が全くわかりません。かと云う私も『絡新婦の理（じょろうぐものことわり） 』までしか読んでいませんけど…（『塗仏の宴（ぬりぼとけのうたげ）』の途中でエネルギーが尽きて止まってしまってます。そろそろ本棚から引っ張り出そうかしら） 京極堂シリーズに出てきたか覚えていませんが、コチラのシリーズは図面書きの工員『本島俊夫』の一人称で書かれています。ページ数は700頁超と830頁超ですが、それぞれ三篇収録の連作になっているので、京極堂シリーズよりは読みやすいと思います。 主人公があの『榎木津礼次郎』なのでモチロン推理はしません。ハチャメチャなんですがうまく説明できません。読んでいただくしかありませんね。 それにしても『関口』先生はあそこまで酷い扱いを受けているとは思いませんでした。見につまされる気がします。 P.S. 映画『魍魎の匣』の試写会に当選したんですが、その日は忘年会の日でございました。なぜか週末ではなく火曜日にやるんですよね。結局公開後に自己負担で見に行くことになりそうです。 このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク Amazonで買う Amazonインスタント・ストア　xina-shinのぷちシネマストア 文庫版 百器徒然袋―雨 (講談社文庫) 文庫版 百器徒然袋―風 (講談社文庫) 京極夏彦原作『ラジオドラマ百器徒然袋』CDブック (CD BOOK)

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