井上ひさし氏の著書「日本語教室」を読み終えました。
上智大学にて2001年10月から4回にわたり講義された内容を書籍化された内容です。
話し言葉で収録されているので、とても読みやすかったです。
9.11同時多発テロ前後に行われた講義なので、話題等には若干時代のずれをありましたが、大本には影響はありませんでした。
一番印象に残ったのは、生まれ育った環境にて身に付いた言語がその人の考え方の基本となり、その後に後天的に習得した言語とは無意識のうちに使い方が異なるということでした。
その主となる言語によって ○○人になっていくらしいですね。幼いころから日本語に囲まれ育った私たち日本人、日本語から物事を思考し判断しているという内容には説得力がありました。
本書の中で「ピジン言語」「クレオール言語」という言葉を初めて目にしました。それらについてもちょっと興味がでてきましたね。
上智大学にて2001年10月から4回にわたり講義された内容を書籍化された内容です。
話し言葉で収録されているので、とても読みやすかったです。
9.11同時多発テロ前後に行われた講義なので、話題等には若干時代のずれをありましたが、大本には影響はありませんでした。
一番印象に残ったのは、生まれ育った環境にて身に付いた言語がその人の考え方の基本となり、その後に後天的に習得した言語とは無意識のうちに使い方が異なるということでした。
その主となる言語によって ○○人になっていくらしいですね。幼いころから日本語に囲まれ育った私たち日本人、日本語から物事を思考し判断しているという内容には説得力がありました。
本書の中で「ピジン言語」「クレオール言語」という言葉を初めて目にしました。それらについてもちょっと興味がでてきましたね。
日本語教室 (新潮新書) | |
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新潮社 |
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