河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

茶話127 / わてほんまによういわんわ

2024年03月03日 | よもやま話

知り合いと話していて「パソコンが突然壊れて難儀したわ」という話に。
「やっぱりバックアップはとっておかんとあかんなあ」
そう言われてみれば、我が家のパソコンはバックアップしていない。
中古を買って三年目だから、いつプッツンがきてもおかしくはない。
そこで、早速にアマゾンで外付けのハードを注文した。

朝ドラ『ブギウギ』の中で歌われている「買い物ブギ」。
その歌詞の中で繰り返される「わてほんまによういわんわ」は、かなり究極な関西弁だ。
わて」は、私。ワタシからワタイになり、ワテに変化した。
ほんま」は、本当であること。「本真」は当て字で、「本間=正式・本当」が正しい。
よう言わんわ」は、古文の「え~ず(否定)」と同じで、「え行かず」で〈行くことができない〉の意味になる。
「よう~ん(否定)」で不可能の意味を表す……。

……と、ここまで書いたときに、注文していた外付けハードが届いた。
早速、セキュリティーソフトに付属している機能を使ってバックアップを開始。

朝の10から始めて、昼前には終わるだろうと思っていたら、終わらない。
3時になっても、5時になっても終わらない。
息子がやってきて「なにしてんねん?」
かくかくしかじかだと言うと、「コピーした方が速いんとちゃうか!」と言う。
どうやらファイルの一つ一つを暗号化しているらしい。
そんな必要はないので、バックアップを諦めて、コピーしてもらうと5分で終了。
この一日、なにをしていたのか……、あきれて……、本当に何も言うことができない。
わてほんまによういわんわ!


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