恩恵は直ちに来るものではない。困難をとおして来るものである。
困難は恩恵(めぐみ)を身に呼ぶための中間物である。燃料なくして火がないように、困難がなくして信仰も歓喜(よろこび)もない。
火に先立つものは煙である。信仰に先立つものは疑懼(おそれ)である。煩悶である。これありて、これに天よりの火がうつりて、はじめて天よりの平安と喜楽とがわれらの心にきたるのである。
困難を経ずして深き信仰をえんとするは、まず煙を見ずして火と暖とをえんとするごとくである。 (内村鑑三)
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(今日のお弁当)
鯖の竜田揚げ
切干大根
ブロッコリーの辛し和え
梅肉和え
(以上、樹(アーブレ))
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