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品質管理

2006-08-04 01:52:58 | 日記・エッセイ・コラム

日本では、昭和40年頃までは生産者が主導権を握ってきた(プロダクトアウト)が、それ以降は消費者に主導権が移って(マーケットイン)きている。今後益々消費者優先の顧客重視発想が要求されて来るが、品質管理の基本理念もそこにある。

第二次大戦前の日本製品は「安かろう、悪かろう」と言われていたが、戦後初期段階では、統計的品質管理(Statistical Quality Control:SQC)の導入によって製造品質の改善に実効をあげた。その後、開発・設計、生産設備、流通、販売・サービスといった製造部署以外の業務改善の必要性が増し、全社的品質管理(Total Quality Control:TQC)として展開されてきた。

90年代に入ると、TQCを質的に発展させた全社的品質管理(Total Quality Management:TQM)への転換が図られた。その背景には、日本で発展したTQCを西欧諸国が取り入れるにあたり、経営レベルまで発展した品質管理を正確に表現する名称として採用し、国際化していった事実がある。製造関連分野の一手法であったものが、組織経営に直結する管理技術として認知されるに至っている。

TQMでは、品質方針に基づいた品質計画、品質管理(QC)、品質保証、品質改善といったステップがあり、通常はPDCAサイクルとして運用されている。品質管理の最終目的は組織の維持・発展にあるが、そのためには真の意味の顧客満足(CS)を与えるため、提供する商品やサービスに全体として満足してもらう必要がある。企画、開発・設計、生産、流通、販売・サービス、廃棄・リサイクルまでの全段階で品質保証体系を整備し、品質保証作業を標準化する活動が続けられている。

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(今日のお弁当)

魚のホイル焼き弁当

マーボなす

トマトのサラダ  他2品

(以上、汐見台コミュニティ)

(今日の夕食)

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