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バンコクのエイズ孤児ケアセンター「ハッピーホーム」の落成式の折、式典の最中に子ども達のトイレの臭いが気になった。
隣席の婦人牧師に「臭いますね!」と感想をささやいたところ、「これがクリスマスの匂いです!主がお生まれになった馬小屋もこの臭いがしたはずです!」と言われたものだ。
乳幼児の育児でも老人の介護でも、そしてホームレスへの給食サービスや被災地への支援活動でも、およそボランティアの働き場には、排泄物の臭いは付き物である。
「低きに居給う主」は、この臭いのするところに居られるに違いない。
「わたしが牢にいたとき、わたしを訪ねてくれた」(マタイ伝25:36)
I was in prison and you came to me. (Matthew 25:36)