そういえば今日… マーフィの雑記帳

流れゆく日常の中、気にとめておきたいことを徒然なるままに綴る場所、それがここ。Murphy's Memorandom

逆転裁判

2012年02月16日 | [TV・映画・本]
先週公開の期待の新作『逆転裁判』を見てきた。
原作は2001年にカプコンから発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト。
ドラマによくある法廷劇をメインに据えたアドベンチャーゲームで
シリーズ4作、スピンアウト2作がリリースされ待望の第5作の制作も既に決定している。
アドベンチャーゲームというマイナーなジャンルでありながら
シリーズ累計で410万本を販売するというビッグタイトルの映画化。
ファンとしては見ておくしかあるまい。



出演者たちの個性的なファッションは原作をかなり細部まで再現していて
ごく一部のキャストを除けば何ら違和感はない。
よくぞ実写でここまで近づけたもんだと拍手を贈りたい。
問題の一部はアシスタント役の真宵と糸鋸刑事。
真宵は霊媒師の卵にしては老けすぎ、設定ではたしか10代だったはず。
逆に糸鋸刑事は若すぎて単なる熱い新米というかんじが少しがっかり。
ストーリーは第1作目をほぼ忠実になぞっていて2時間15分にきれいに収まっている。
メインとなる法廷シーンも証拠のやりとりにVFXが見事にハマっていて
出しゃばりすぎない演出が良かった。
惜しむらくはシリアスにも笑いにも徹しきれなかったところだろうか。
シナリオ上、シリアスは無理だろうが無理に笑いを盛り込む必要もなかったのでは
と思われる箇所がチラホラ。
ただ、映画化よりもTVドラマ化の方が似合ってたんじゃないのかな?


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