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■WYZ流立体菜園・緑花術■ New Vertical Edible Garden Technique

次世代型の立体菜園花壇に育つ 花・野菜・樹木などの植物紹介

■ 立体菜園花壇の植物たち=高菜=

2010-11-29 | 野菜たち
お漬物の定番として有名な高菜は葉が20センチ以上に大きくなるので、

横植え立体栽培では葉の状態がどのようになるか興味を持って植え込んでみた。

今回は紫高菜の種から育て、キューブコンテナ、3ガロンボトル、通常コンテナと、

3つに分けて栽培した。


■科 属  アブラナ科
■分 類  越年草
■原 産  中央アジア原産

●セルトレイに種まき 9月6日


●発芽 9月10日


●キューブコンテナに植込み 9月16日


●10月3日


●3ガロンボトル 10月3日


●10月11日~15日




●3ガロンボトル 11月26日


●キューブコンテナ 11月26日


●通常コンテナ 11月26日 



外側にカールし互いによじれながらばらばらに大きくなっていく高菜の葉は存在感があって中々良い。

立体菜園花壇では他の植物とは違った面白いフォルムになるのが又楽しい。


■ 立体菜園花壇の植物たち=ブロッコリー=

2010-11-26 | 野菜たち
ブロッコリーも立体菜園花壇に初めて植え込んでみた。
かなり大きくなるので3ガロンボトルに植え込んだ。
調べてみると、秋から冬にかけて育てるブロッコリーは、
中心の花茎の頂花蕾を切り取ってもわき芽の側花蕾次々と大きくなり、
長く収穫を楽しむことができるらしい。
また、早春まで株を残しておくと、菜の花によく似た花が咲いてくれるらしい。


■科 属  アブラナ科科アブラナ属
■原 産  地中海沿岸原産

●植込み直後 9月1日





●上向きに育ち始めている 9月7日



●葉が大きくなった 10月3日


●青虫の被害が出始めた 10月15日


●11月8日


●頂花蕾が出始めた 11月11日


●11月26日 頂花蕾が大きくなりはじめた。




ブロッコリーは実(花茎)も美味しく戴けて花も楽しめるなんて結構ずくめの野菜だ。


■ 立体菜園花壇の植物たち=セロリ=

2010-11-17 | 野菜たち
「セロリ」は、香味野菜として独特の香りと葉に少し苦みがあり、くせのある野菜だが、
茎や葉の色がはっきりした緑で葉ぶりも大ぶりで立体菜園花壇によく似合う。

立体栽培では、セロリのような大型野菜を育てるには4ガロンボトルように土の量が多いほどよい。
通常の2~3ℓでは育ちはするが大きく育たない。



■科 属  セリ科オランダミツバ属
■分 類  二年草
■原 産  ヨーロッパ、西アジア、インド原産

●キューブ型立体菜園花壇のセロリ 4ガロンボトル栽培(12L) 11月11日




●10月5日


●10月15日



●丸コンテナ栽培(3L) 植込み直後 4月30日


●5月4日


●6月24日


●8月16日


●10月25日


●11月15日










■ 立体菜園花壇の植物たち=稲= 鳴尾小学校編

2010-10-27 | 野菜たち
世界初の稲の横向き立体栽培

稲を横向きに育てるとどうなるか?

コシヒカリの稲を横向きにプランターに、鳴尾小学校の立体菜園花壇に植えつけてみた。
普通は水田でしか稲は上手く育たないと考えられているが、常識にとらわれずにやってみると、
立派にコメが出来た。


●甲子園短期大学から頂いたコシヒカリの苗 6月1日


●植込み前の苗 6月13日


●植込み後1カ月 7月13日


●7月26日 ほぼ垂直になった


●8月17日


●穂が出始めた 8月24日






●9月7日 コメの重みで稲穂がおじぎし出した




●9月19日 稲穂が黄金色になり始めた




●9月28日 


●10月10日 そろそろ稲刈時





神戸大学・農学部の教授にお聞きすると、
「稲の横向き栽培は今まで誰もやったことが無い。世界で初めてだ。」との事。
来年は壁一面に稲を育ててみるのも面白そうだ。


■ 立体菜園花壇の植物たち=水菜=

2010-10-26 | 野菜たち
春菊と同様に、買ってきた根付き水菜からそのまま育てられる。
販売されている水菜は露地物と水耕栽培ものと2種類あるので、
露地物の方が根つきがよい。

●買ってきた水菜 根が大きくひげ根が残っているものを選ぶ


●新芽を残す 植込みまで水につけて置く


●植込み


●植込み直後 水遣りをしっかりやり 長いしおれた葉をカット


●翌日の様子 新芽が元気になった



●3ガロンボトルコンテナの水菜 植込み直後10月5日


●10月25日 しだれ風の葉っぱが雰囲気があっていい



●1ガロンコンテナの水菜 10月25日


■ 立体菜園花壇の植物たち=ジャガイモ=

2010-10-13 | 野菜たち
ジャガイモを横向きで育てるとどう育つかの実験

普通はウイルスの無い種イモを使ってジャガイモを育てるのだが、
種イモがなかったので、スーパーで買ったジャガイモを、
9月14日に3ガロンコンテナに植え込んだ。

甲子園短大の土橋教授に尋ねると、種イモでないと難しいそうだ。
運が良ければ収穫できるし、葉っぱも白い花も可愛いので試してみる。

●スーパーで買った芽の出たジャガイモ


●植え込んで10日目で芽が上がってきた 9月23日


●9月28日


●10月3日


●増し土前  10月13日


●増し土




●横向きにする


●甲子園短期大学・立体花壇の前のジャガイモ 7月10日


ジャガイモを横植えで育てるのは誰も試したことが無いようなので、
成功すれば世界初になるかもしれない。楽しみだ。

■ ガロンボトル型立体菜園花壇・ナスビの収穫

2010-10-10 | 野菜たち
3ガロンボトルコンテナーでやっと、色艶、形のよいナスビが出来るようになった。
やはり、土壌の量が根の成長と相まって実の大きさに関係している。

写真の右から2個が3ガロンボトル、3個目から1ガロンボトルと大きさが断然違う。


このナスビは、焼きナスと揚げとの煮物となって今晩の夕食となった。

●3ガロンボトルの茄子










■ 立体菜園花壇の植物たち=シシトウ=

2010-08-15 | 野菜たち
トマト、ピーマンやシシトウを地植えやプランターで普通に育てる場合は、枝が折れやすいので支柱を立てて育てる。
横植えの立体菜園花壇だと重力に従って茎は一旦下がり、又、上に向かって成長し出すので、茎が太くて固い。
この茎の成長の仕方が、収穫にどのように影響しているのか育ててみなければ解らないところが多い。
今のところ、出来るだけ自然に任せているが、収穫しながら剪定をして茎の負担を少なくしている。

■科 属  ナス科トウガラシ属
■分 類  多年草
■原 産  熱帯アメリカ原産

●植付け直後 5月4日


●茎は上に伸びながら花が咲き出した、 6月15日


●虫に食われても頑張っている 7月4日



●実が大きく重たくなってきたので、茎は下に伸び出している 8月7日



●そろそろ収穫時期 8月10日


トウガラシは実が軽いかして主枝は上に向かって伸びているが、
シシトウ、ピーマン、トマトなどは実が重たいので、一旦下に向かう。
ある程度まで下がると、又、上に向かって伸び始める。




●収穫直前 8月14日



●収穫したシシトウと剪定した枝葉 



●剪定後 茎の伸びた様子が良く見える







■ 立体菜園花壇の植物たち=ピーマン=

2010-08-10 | 野菜たち
完熟ピーマンまであと一歩



店頭で売られているピーマンは緑色で未成熟なものが殆ど。
立体菜園花壇では、初めは緑のピーマンを収穫していたが、今は、成熟した甘味のあるピーマンを目指している。
既にひとつは赤くなっている。


■科 属  ナス科トウガラシ属
■分 類  多年草
■原 産  熱帯アメリカが原産

●植付け直後 5月4日


●上向いて育ち始めている 5月10日


●可愛い白い花が咲いた 7月4日


●水ナスと共に育っている 7月10日


●このピーマンは緑で収穫した 7月13日


●このピーマンは完熟で収穫の予定 8月10日



■ 立体菜園花壇の植物たち=ニンジン=

2010-07-04 | 野菜たち
丸くて白い人参の花が咲いた

大根とか人参のような根菜類は立体栽培では成長はするが、収穫は望めない。
下向きで大きくなる根菜類にはコンテナが横向きなので大きくなることが出来ないからだ。
しかし、地上部の茎や葉っぱは普通に成長してくれている。

この人参は武庫川女子大学学生が「東京デザイナーウィーク展」に出展する時に植え込んだ。
そのニンジンが丸くて可愛い花を咲かせてくれた。



●蕾が付き始めた 5月14日


●花が咲き始めた 5月28日


●武庫川女子大学 立体的ピラミッドキッチン 2009/9/14 






■ 立体菜園花壇の植物たち=ケール=

2010-07-03 | 野菜たち
葉っぱが大きすぎたケールの立体栽培

青汁の材料として有名なケールを立体栽培で試みた。
ケールの葉っぱが巨大になることは知っていたが、コンテナの土の量がが限られているので、
あまり大きくならないだろうと予測していたのだがそれでも大きくなりすぎてしまった。
また、あまり綺麗でない葉っぱが、存在感が有りすぎなので他の植物とのバランスが悪いので別管理にした。
今では「あおむし」に食べられまくって惨憺たる状況になっている。

●種から育てた苗 4月25日


●5月4日


●5月15日 


●5月25日 


●コンテナ栽培のケール


■ ミニプランターでレタスの立体栽培

2010-07-02 | 野菜たち
100金ボックスでつくるミニ立体菜園花壇

立体栽培は身近にあるもの、例えば百金ショップで売っているボックスを使ってでも簡単に出来る。。
ボックスの前を電気コテでカットして、苗を横向きにセットするだけで良い。
このボックスはタテにも積み重ねが出来るので、キッチン横にも置けるので便利だ。

今回は、甲子園短期大学で頂いたレタスのの苗を植え込んでみた。
1ヶ月で収穫が出来、毎日サラダにして頂いている。

●ボックスの前をカット


●苗を横向きに植え込む


●積み上げることもできる


●ミニ観葉なども積み上げて楽しめる


● 植込み直後 6月3日




●収穫時期 6月26日







もっとオシャレに楽しむために、透明のアクリルボックスに入れて飾ってインテリア緑化としても面白い。
このアクリルボックスは無印良品で購入した。












■ 立体菜園花壇の植物たち=ミニトマト=

2010-06-26 | 野菜たち
葉っぱジャングルのミニトマト

家庭菜園のど定番であるミニトマトは立体菜園花壇でも勿論主役である。
立体菜園花壇では植栽を綺麗に見せる方法と、出来るだけ放任で自然に見せる方法がある。
野菜の場合は、互いの野菜や植物たちが絡まり影響し合って育ってくれる方が、
断然面白いと思っているので、結果的に育つがままの自然なジャングル状態を目指している。
ミニトマトも脇目も欠かず出来るだけ誘因もせず、一体どんな生育状態になるかを観察している。

●色んな植物達が混植されたジャングル状態の立体菜園花壇


●上段中心にミニトマト  6月1日


●植込み直後 4月30日


●植込んで5時間後には上に向いた  4月30日


●3段目の花 重みで茎が一度下がって又上がる 6月1日 


●実が大きく成長  6月19日




●支柱もなしに天に向かっている




●赤くなり始めた  6月24日








■ 立体菜園花壇の植物たち=スイスチャード=

2010-06-24 | 野菜たち
スイスチャードは茎や葉がとてもカラフルな野菜なので、今回初めて立体菜園花壇に植え込んだ。
赤・白・黄を基本にさまざまな色があるらしいが、育っているのは赤とオレンジと白である。
30㎝位の大株に育てば、光沢と厚みがある濃い緑の葉と赤い茎と相まって、熱帯の感じがして面白い。。

スイスチャードは、西洋野菜で、大ざっぱにいえばホウレンソウの仲間で、日本ではフダンソウと呼ばれている。

●6月1日の様子


●6月7日の様子



●6月13日の様子


●6月20日 そろそろ収穫時

■ 立体菜園花壇の植物たち=ナスビ=

2010-06-22 | 野菜たち
黒紫色のへたに付くナスビの花は薄桃紫と華やかなオレンジ黄色のコンビで上品な感じがする。
平安時代に宮廷女性に「茄子」と呼ばれ、彼女達に愛でられたといううのも頷ける、
大きな葉の緑に濃い紫の葉脈も繊細な美しさを出している。
畑に植わっていると何も感じないが、立体菜園花壇で他の植物達との間に入ると、
俄然その存在感を増してくる。
野菜はよく見ると本当に美しいし、ナスビはその点では一番だと思う。

今回、立体菜園花壇に中ナスと水ナスを植えつけたが、ややこしい剪定はせずに、
出来るだけ自然の状態の花や葉と実を楽しむために殆ど放任状態で育てている。

●5月4日に植えつけた


●5月25日の様子


●6月19日 花が咲き出した




●エッグプランツと呼ばれる可愛い実がなった


●ミニトマトや他の植物たちともご機嫌に育っている