アセンションへの道 PartⅠ その理論と技法

2012年には銀河の中心と太陽系そして地球が整列し時代の節目を迎えます。アセンションの理論と技法について考えます。

第10章 アセンションを目指して ⑨アセンションの鍵

2010-09-18 07:21:17 | 第10章 アセンションを目指して
前節でも少し触れたが、筆者は昨年の12月末に一旦坂本政道氏の『アセンションの鍵』を読了しているが、その時点で筆者はヘミシンク学習用のGateway Experienceもセミナーも未体験であり、同書の内容のうちヘミシンクを実際に体験しないと良く理解できない部分は読み飛ばしていたのだが、最近改めて読み返したところ、その読み飛ばしていた部分がアセンションに至るプロセスの中で非常に重要なポイントを説明していることに気付いた。
そういう意味では、既にヘミシンクを体験し、同書を読まれた方にとっては、“今更何を”といった内容になってしまうかも知れないが、同書の内容を筆者なりに解釈し、纏めたポイントを三つほどここで紹介しておきたい(但し、同書で紹介している順序には従っていない)。

第一に、坂本氏は、「生命エネルギー」或いは「無償の愛」別名“スーパーラブ”がアセンションの鍵であると主張しているので、先ずはこの点について説明する。但し筆者はこれを、本章の⑤で触れた「無条件の愛」とは区別して考えている。別にこれらを同じであると考えても多分差し支え無いのであるが(実際坂本氏も特に両者を使い分けてはいないようである)、筆者なりの拘りがあり、我々がアセンションする前の段階においては敢えて二つを分けて考えた方が判り易いし説明もし易い。
先ず「無条件の愛」であるが、これは本章⑤節でも説明した通り、自分とこの宇宙にある全てのもの(当然この地球の自然や人類、動植物も含む)が同根であり、それらが自分と一体である、或いは一体でありたいと願う気持ちである。つまり、感覚的には自分のハートの中から外に出て行く感情である。
これに対して、「無償の愛」即ち「スーパーラブ」は、「この地球生命系のどこにも(三次元の世界には)存在しないエネルギー」だというのが坂本氏の説であり(そう云う意味では、自分の内から出る無条件の愛と無償の愛が仮に同じものだとすると、自分の中から無償の愛、即ちスーパーラブも出すことが出来ることになるので“地球生命系のどこにも存在しない”という形容と矛盾することになる)、地球のコアやF27に在るクリスタル、或いはハイアーセルフやオーバーソウル(I/Thereと言っても良いかもしれない)から、自分に向かって流れ込んでくるエネルギーのことを指す。つまり、エネルギーの流れる方向が反対なのである。
即ち自分のハートを開いて流れ出るのが「無条件の愛」であり、自分の中に流れ込んでくるのが「無償の愛」、スーパーラブである。
そして、坂本氏はこの「無償の愛」(紛らわしいので、以下出来る限りスーパーラブと記述する)には、信念体系領域へ導く我々のエネルギー因子(地球生命系で我々が身に付けた第3密度的な信念:第7章の⑤を参照)を本人に知覚させ、解消させる(結果的に第4密度に導く)効果があるという。アセンションの定義が、第4密度に移行するということであり、その為に第3密度的な信念を解消させる必要があるなら、まさにこのスーパーラブはアセンションにとっての重要な鍵になることは間違い無いと思う。
ところが、坂本氏は既に述べた通り、スーパーラブは「この地球生命系のどこにも存在しないエネルギー」だという。それでは、このスーパーラブはどこにあるのだろうか。実はもう筆者は答えを書いてしまったが、その代表的な場所がF27のクリスタルであり(本章⑦で紹介した)、地球コアにあると言われているクリスタルなのだ。その部分を『アセンションの鍵』から引用すると、

「実はF27には生命エネルギー・スーパーラブがあふれるばかりに存在するところがあります。それは大きな水晶や巨大ピラミッドの中(筆者は未体験)、あるいはそのまわりです。水晶には生命エネルギーを集め、集中する効果があります。ピラミッドにも同様の効果があります。F27にある水晶やピラミッドは、それだけでなく、生命エネルギーの源に直結しているため、そのエネルギーがふんだんにあるのです。中でも“癒しの場(ヒーリング・センター)”には、高さが人の背丈の何倍にも達するほどの巨大な水晶があります。この水晶で集められた生命エネルギーがここでは癒しのために使われます。あるいは、向こうのモンロー研と呼ばれるところにも人の背丈ほどの水晶があります。向こうのモンロー研は、地上にあるモンロー研とそっくりに造られたところで、地上同様、草原に水晶が立っています(筆者の体験に就き、本章⑦を参照)。モンロー研のプログラムのエクスプロレーション27やスターラインズに参加すると、この水晶を使います。ここに参加者全員が集まったり、ここから地球のコア(筆者註:地球のコアにもクリスタルがあります)へ行ったり、フォーカス34・35へ行ったりします。」

アセンションのプロセスを加速させるもう一つの方法は、坂本氏によれば、I/Thereにアクセスすることであると言う(残念ながら、筆者はまだこのコースを受講していない)。I/Thereとは、同じく『アセンションの鍵』において、坂本氏はR.モンローの著書『究極の旅』を引用し、“各個人が持っている、前世、現生を含めたすべての人格の自分のこと”と定義している。そして更に、「何百、何千というさまざまな過去世、現世の時分の集合のことです。現世にもこの自分以外にも分身のような自分がいます。同書(究極の旅)によれば、“各人格はそれぞれ、個人としての認識力、精神、記憶を持つ、意識・感覚を備えた存在”とのことです。人類ではない別の生命体もいます。I/Thereは一般的にはトータルセルフやオーバーソウルと呼ばれるものと類似の概念と考えられます。・・・」と続く。加えて更に(頁は大分飛ぶが)、

「自分のI/Thereにアクセスすることは二重の効果があります。ひとつは、I/There自体の高い振動数に合わせるので、自然に自分の振動数が引き上げられます。もう一つは、I/Thereが生命エネルギー・スーパーラブの源に繋がっているので、そこにはこのエネルギーがいっぱいあります。ですから、そこにいるだけで生命エネルギーを取り込むことができるのです。・・・」

最後にもう一つ、坂本政道氏はヘミシンクのレゾナント・チューニング(ヘミシンク音を聞きながら行う独特の呼吸法で、息を吐き出す際に声をだして自分の肉体とエネルギー体を振動させ、生命エネルギーを充填する方法)を使って行う方法を紹介している。この方法であれば、ヘミシンクのセミナーを受講せずとも、レゾナント・チューニング用のCDと『ヘミシンク・ガイドブック』だけ買えば自宅で練習出来るので、未だヘミシンクに本格的に投資していない方でも試すことが可能である。以下は、「ピラミッド・イメージング」という方法であり、筆者も試してみたところ、ハートが振動してパワフルなエネルギーに満たされるのを感じ取れた。以下も『アセンションの鍵』からの引用である。

「次に紹介するのは、ある知的生命体から教わった方法です。レゾナント・チューニングを行う際に、以下のイメージングをします。
1.横になりリラックスします。座禅のポーズでもいいでしょう。
2.体から金属などを外し、時計をとります。
3.息を吸いながら大地からエネルギーをエネルギー管(ヨガで云うプラーナ管)へ吸い
上げてきます。これをハートへ注入します。息を吐きながら、古くなったエネルギーを
吐き出します。この際、ハートが渦巻き状に回転するのを感じます。
4.このときに自分のまわりのエネルギーの流れを感じます。自分を包む球と、周りの渦
状の銀河(筆者註:マカバ・フィールド)を把握します。
5.次に息を吸いながら宇宙のエネルギーを頭からエネルギー管へ吸いこみ、ハートへ注
入します。息を吐きながら、古くなったエネルギーを吐き出します。この際、ハートが
渦巻き状に回転するのを感じます。
6.4と同じことをします。
7.次に息を吸いながら、大地と宇宙の両方からエネルギーをエネルギー管に取り込み、
ハートに注入します。息を吐きながら、古くなったエネルギーを吐き出します。この際、
ハートが渦巻き上に回転するのを感じます。
8.次に自分を取り囲むピラミッドを想像します。3~7を繰り返しますが、ピラミッドが
 エネルギーを増幅するとイメージします。
9.更に大きなピラミッドを想像します。ハートがピラミッドの下から3分の1の位置に
くるような関係でいいでしょう。
10.この際、自分の中を流れるエネルギーの流れが、ピラミッドと共鳴して、大きな流れ
を生み出します自分の体の中の小さな導管の振動とピラミッドの作る大きな導管の振動
が共鳴する必要があるので、呼吸のリズムと小さな導管の振動をいろいろ変えて共鳴状
態が生み出されるようにします。これには実験が必要です。7で、ハートが渦巻き状に回
転すると書いてますが、渦巻きが胸板に平行にあるとイメージしても、或いは垂直にあ
るとイメージしてもいいです。どちらがぴったりするか実験してみてください。
最後の10で、自分の体の中の小さな導管とは、体内のエネルギー管の作る縦笛のこと(筆者註:プラーナ管ともいう)です。声を出すことで、これが響き、振動します。この振動が、ピラミッド自体と共鳴するようにします。ここで、倍音の関係にある振動は共鳴します。つまり1オクターブ或いは数オクターブ違いの音です。簡単に言えば、自分の声がピラミッド内で共鳴するようにイメージします。このエクササイズを行うことで、生命エネルギーが体内に、エネルギー体内に、さらにハートにどんどん取り込まれます。」

こうして書いていると、ヘミシンクは良いことずくめであることが判るのだが、実は筆者が当初ヘミシンクを試すことに躊躇していた理由がいくつある。その主たる理由の一つは、元々ヘミシンクは体外離脱の為のツールであると思い込んでいたので、それがアセンションと直接どのように結び着くのか良く理解できなかったことである。然し実際に試してみると、ヘミシンクは寧ろ瞑想を効果的に行い、その体験を深める為のツールであり、体外離脱できるかどうかは又別の問題であるらしい(無論体外離脱できた方が良いのであろうが、筆者のこれまでの体験はバイロケーションと呼ばれるものであり未だ完全な体外離脱は体験していない)。更に、アセンションに有益なスーパーラブを取り込むこと、第3密度的な信念を解消すること、自身の振動数を上昇させることなどにも大いに役立つ。仮に、アセンションを目指してはいるが、ヘミシンクは未体験という方がおられるようであれば、是非一度試してみることをお薦めしたい。

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