アセンションへの道 PartⅠ その理論と技法

2012年には銀河の中心と太陽系そして地球が整列し時代の節目を迎えます。アセンションの理論と技法について考えます。

第11章 限りない光への道 ①再びアトランティス

2010-10-01 20:26:24 | 第11章 限りない光への道
本ブログの第3章「レムリアとアトランティス」において、筆者はアトランティスが過去において実在した文明であり、エジプト文明(ギザの大ピラミッドやスフィンクス)はそのアトランティスが水没した時期(今から約1万3千年前)に、その文明を何らかの形で継承したものであるとの仮説を述べた。無論仮説とはいえ、このブログで発表する以上は略間違い無いと自身思ってはいたが、その後様々な本を読んだ結果、今ではアトランティスの存在とエジプト文明との繋がりを確信している。このアトランティスの問題は、この章の前半を書き進めるにあたり、非常に重要なポイントなので、関連する書籍を幾つか引用してみる。

先ずは、2010年7月に発刊された坂本政道氏の『地球のハートチャクラにつながる』において、同氏は「古代ムー人の存在と人類学の通念は矛盾しないか」、というテーマで次のように述べている。
「まず以下に、バシャールによる人類創生とその歴史について、要約を載せる。人類はアヌンナキという別宇宙の生命体が、50万年前に当時地球に生きていた前人類に遺伝子操作を施すことで誕生した。こうして生まれた最初の人類はアヌンナキに似て青い肌をしていた(筆者註:因みに日本人の赤ちゃんのお尻に見られる蒙古班は、その名残だという説もある)。彼らはムー(レムリア)と呼ばれる地に住んでいた。ムーは太平洋に広がっていて、アジアにもつながっていた。ハワイ、日本の一部、東南アジア、それに中国、ロシアの一部も含まれていた。何万年もの間に地質学的な変化によって、ムーはいくつもの土地に分かれ、最終的には殆どの地は海底に沈んだ。唯、ムーは地球上の各地に植民地を持っていたので、人々はそこへ移っていった。植民地はアジア、アフリカ、オーストラリア、南北アメリカにわたっていた。アジア人とネイティブ・アメリカンが似ているのは、共にムーの末裔だからである。ムーの人々が来たアメリカに植民したのは5万年前のことで、そこから南アメリカへと移動していった。その途中、アトランティス大陸に達したのが3万年ほど前のことだ。アトランティスはキューバ、プエルトリコ、フロリダの一部、バハマなどの地域である。当時は氷河期で、海面が今よりも90mほどひくかったため、これらの地域は繋がっていた。アトランティスは1万2千年前まで続いた。1万2千年前に巨大隕石が2個大西洋に落ち、それによる300mの高さの津波によってアトランティスは海底に沈んでしまった。・・・ここで興味深いのは、同じように宇宙人が遺伝子操作で人類を作ったと主張している他の人たちは、アフリカ起源説をとっていることだ。ゼカリア・シッチン(同氏の説は、本ブログ第3章①人類の起源で紹介済み)はアフリカ南東部に、ドランヴァロ・メルキゼデクはアフリカ南方の海岸沖にあったゴンドワナランドに最初の人類は生まれたとする。後者の場合、ゴンドワナランドが沈んだ後に、太平洋にあったレムリアへ移されたとする。・・・バシャールはもしかすると人類創生の話を単純化しているのかも知れない。50万年前に人類が生まれ、ムーという地に住む前に、この2名が言うように本当はワンクッションあったのかもしれない。それにしても、日本や東南アジアなどで10万年以上前の現生人類の人骨が出ないのはどうしてなのか。そもそもアフリカでした見つかっていないのはなぜなのか。ひとつの可能性として、次のことが考えられる。それは、過去20万年間は、約12万年前の一時期を除き、殆どの期間が氷河期であり、その間、海面は今よりも100mほど低かったため、当時の人々の生活圏のほとんどが今では海底に没しているのである(筆者註:この部分はゲリー・ボーネル氏の説とも一致している、但し、彼の説によるとアトランティスは地中海にあったことになっている)。・・・現代の世界の殆どの都市は海岸沿いか川沿いにある。それを考えると、アトランティスの最後に起こった大津波で、それまでにあった古代の都市や遺跡はあらかた破壊され、土砂の下に埋もれてしまったと考えられなくもない。そういう意味で興味深いのはテノチティトランというメキシコの古代都市である。アステカの首都だったが、アステカがスペイン人コルテスに征服された後に完全に破壊された。その跡地にメキシコシティーが造られた。メキシコシティーは標高2200mにある。テノチティトランはアステカ族が1325年に建設したことになっているが、本当だろうか。・・・隕石の到来を予知していたアトランティス人がこの(アトランティスの)都に似せて標高2000m以上の地にテノチティトランを造り、その後忘れ去られていたのを、アステカ族が発見して再利用したと考えられないだろうか。・・・実際、良く知られているように、1968年にはフロリダ半島の東にあるビミニ島沖では、アトランティスの遺構ではないかと言われるビミニ・ロードが見つかった。そこは四角い巨石が整然と敷き詰められた道が600m程続く。ただ、通常の学者を納得させるには至っていない。」

更に、神聖幾何学やマカバ瞑想に就いて記したドランヴァロの『フラワー・オブ・ライフ』の中でもたびたび引用されている『エメラルド・タブレット』には、アトランティスから脱出した人達が、エジプトの地に渡ってそこに住む原住民を征服し、ピラミッドやスフィンクスを造る様子が書かれているが、先ずはエメラルド・タブレットとはどんな本なのか、M.ドウリル氏の序文から引用する。

「エジプトの大寺院は、昔も今も神秘主義者へ秘伝を授ける寺院であると考えられている。イエス、ソロモン、アポロニウス、その他の人々は此処で秘伝をうけた。ピラミッド僧侶団を通して働いているグレート・ホワイト・ロッジに連なる筆者は古いタブレットを探し出し、大ピラミッドに返すことを命令された。そして、幾多の冒険をおかしてこれを成し遂げたのである。その冒険についてはここで細かくいう必要はない(筆者註:それはユカタン半島の神殿で見付けられたとされている)。タブレットを返す前に、筆者はタブレットに彫り込まれた神智の写しを翻訳し、保持する許しを得たのである。1925年にこれが出来た。そして、たった今(1939年)公開する許しを与えられた。・・・もし、諸君の心の中に光があるならば、このタブレットに刻み込まれている光が諸君の光に応ずることだろう。タブレットの物質的な外観について一言しよう。タブレットはアルケミー的変質によってつくられた物質のエメラルドグリーン色をした12のタブレット(平板)から出来ている。この物質は不滅不朽なもので、どんな自然力、物質に対しても抵抗力がある。・・・この平板の上には古代アトランティス語で文字が彫られている。その文字は波長の合った念波に感応し、読者の心の中に同じ波長のヴァイブレーションを送るのである。・・・此処に含まれている神智は、古代神秘の基礎であって、目を開き、心を開いて読む者の智慧を百倍にもしてくれる。・・・」

次は、アトランティスが沈みゆく時に、トス(トートとも呼ばれるアトランティスの神官、或いは大師であり、エジプト文明とギリシャ文明の創始者。ギリシャ神話ではヘルメスと呼ばれる)が如何にアトランティスからエジプトへ渡ったかに就いて、同じく『エメラルド・タブレット』に書かれた内容である。

「“住者”(筆者註:アトランティスの大寺院の責任者)は彼らに我トスを御前に呼ばしめて、我がなすべき全てにつき命を与え給えり。そして宣う。“おおトスよ。汝の持てる全ての智慧、全ての記録、全ての魔術を携え、人々の師として出かけよ。光が人々の間に育つ時まで、その記録を守りて行け。汝は幾世久しく常に光ならん。秘められて居れども、啓明されし人々によりて見出されん。地上あまねく揮う力を汝に与えん。その力を放棄するも、取りあぐるも汝の自由なり。今はアトランティスの子等を集め、彼らを引き連れ、岩屋に住む人々の所へ逃げよ。ケムの子等の国(筆者註:古代エジプトのこと)へ飛べ。” 故に我はアトランティスの子等を集め、我があらゆる記録を宇宙船に収めたり。沈没アトランティスの記録を収めたり。また我はあらゆる我が力、強き魔術の様々な機械を集めたり。 而して我らは朝の翼に乗りて舞い上がれり。“住者”と三人を寺院の下深き広間に残して、我らは寺院の上、高く上がりたり。大寺院は波の下、深く沈み、周期の主等への道は閉ざされぬ。されど知る者には常にアメンティーへの道は開かれん。我らは速やかに、朝の翼に乗りて逃れたり。ケムの子等の国へと逃れたり。我は我が力によりケムの子等を征服し統治し、彼らを光にと高めたり。岩の下深く、我、宇宙船を埋め、人間が自由となる時を待つ。宇宙船の上にライオンの姿なれど人に似し碑(筆者註:スフィンクスのこと)を建てたり。その像の下に我が宇宙船を置く。されど必要の生ぜし時は持ち出されん。知れ、おお人よ。遠き未来に、大洋のそとより侵入者来たらん。その時は智慧を持てる汝ら目覚めて、我が船を持ち出しやすやすと征服せよ。 像の下深く我が秘密あり。我が建てしピラミッドは互いにかなめ石なり(筆者註:従って、スフィンクスもギザの大ピラミッドもエジプト人が建てたのではなく、トスなど、アトランティスの人に依って建てられた)。いずれも生命へ至る戸口なり。我が残せし鍵に従え。探せ、然らば生命の戸口は汝のものとならん。汝、我がピラミッドの中を探すべし。壁に突き当たる道に深く這入り七つの鍵を用いよ。然らば、汝に向かいて道は開かれん。」

そして興味深いことに、この『エメラルド・タブレット』と殆ど同じようなことが、『バシャール』(ペーパーバック①)にも書かれている。以下、Qは質問者、Bはバシャールである。

「Q:バシャール! 過去から来たり、未来から来たりということは、文化的に進んだ者とか、文化的に遅れているところから来るという意味ですか?
B:過去にも非常に高い文化を持っていたところもありました。アトランティスが破壊される前にスペースシップに乗って逃れた人が多かったのです。
Q:何故、アトランティスは破壊されたのですか?
B:混乱とか、否定的なエネルギーが充満してしまったからです。創造主との関係を忘れてしまったからです。クリスタルに関係するいろいろな計画のためです。光をエネルギーに直接変えることが出来るクリスタルが有ったのです。バイブレーションを調整することによって、いい方向にも使えたし、破壊的にも使えました。クリスタルの中には武器として使われたものもありました。否定的なバイブレーションに波長を合わせることによって武器になりました。地球との同調波を出すことが出来たわけです。それによって火山に何か影響を与え、アトランティスを破壊に導いたのです。アトランティスの破壊が、聖書などにある洪水、ノアの洪水と呼ばれるもののことです。」

因みに、このアトランティスを破壊に導いたクリスタルがバミューダ沖の海底にまだ沈んでいて、ある角度で太陽の光が射し込むと或る種のエネルギーを発して磁場に影響を与え、近くを航行する船やその上空を飛ぶ飛行機を破壊したり、或いはそれらを別次元に送り込んだりしてしまうような働きをするらしい(『バシャール』ペーパーバック①P239参照)。言わずと知れた、バミューダトライアングル(魔の三角地帯)のことである。更に付け加えておくと、冒頭坂本政道氏の本から引用したアトランティスの遺構と目されている「ビミニロード」もバミューダトライアングルも地理的には非常に近いところにある。

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