青春18きっぷを使い、人生2度目の輪行。
滝川駅を7時13分の普通列車で発ち、旭川駅で乗り換える。
輪行での乗換えは初めて。
エスカレーター完備とはいえ、輪行バッグを抱えての下りたり上ったりは一苦労であった。
バッグでエスカレーターを封鎖してしまうのも気になった。
他のお客さんのためにもエレベーターを使ったほうが良いかもしれない。
宗谷本線に乗り換え、8時30分比布駅に到着。
愛車を担いで列車を降りると乗車証明書を差し出された。
こちら、両手が塞がっておりますが…。
この日、比布駅はグランドオープンのイベントを開催。
先着500人に記念硬券の配布があると知り、何としてもゲットせねばと足を運んだ次第。
高速(むしろ光速)で愛車を組み立て、すかさず列に並ぶ。
2つ前の壮年男性は遥々東京からやって来たとか。(←鉄分濃いめ)
待つこと50分、配布開始。
ついに手に入れたぞ、シリアルナンバー1桁台を。
これまでの最若シリアル「0010」を更新し、ついに神の領域に。
シングルにどれくらい価値があるかというと、テニスの世界ランキングを想像してもらえば分かっていただけるだろう。
やや残念なのは、JR公式ではなく模擬券ということか。
記念品は硬券のほかにも何点かあった。
その中で一番おもしろかったのが「比布エレキバン」。
中身は本物のピップエレキバンで、外装が特別仕様となっている。
元ネタが分かる人はそれなりのご年齢と思われるが…。
来賓にピップエレキバンの会長まで呼んでしまう吹っ切れ具合は、ある意味で我が町も見習ってほしいものだ。
「徳富エレキバン」とかどうだ。(←何故にエレキバン)
1桁台をゲットしてご満悦な鉄チャリダー。
しかし、その横で何度も列に並ぶ家族連れが。
子どもが「何でもう一回並ばなきゃだめなのー」と至極真っ当なことを言うのに対し、母親が「いいから並びなさい」。
おいおい、あんたら一体何が目的なんだ。
特売のトイレットペーパーなら2回並んでも許されるだろうが、これは来場者への記念品だぞ。
恥を知れ、恥を。
ちなみに、帰宅後に某大手インターネットオークションを見てみると、やはり出品されていた。
つまりは転売。(←買ってないのに「転」なのか?)
転売については賛否両論あろうが、筆者は否定的な立場である。
売る方が売る方なら、買う方も買う方だ。
泣くのは現地に赴いたのに貰えなかった人たち。
この家族連れが転売屋かどうかは知る由もないのだが…。
9時45分、比布駅を出発。
ここからようやく自転車のお話がスタート。
「鉄の話なげーよ」とか言われても、今回ばかりは仕方ない。
だって1桁台が嬉しかったのだから。
(後半に続く)
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