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TREK 4300 で行く

2012年4月、TREK 2.5 が仲間入り。
マウンテンとロード、2台のTREKを駆って北の大地を疾走します。

石狩八幡

2017年07月23日 | 長距離

今週もまた遅めの出発。
家を出たのが11時30分とか、反省が活かされていない。
暑いと一歩を踏み出す勇気がいる。
走り始めてしまえば、どこまでも行けてしまうのだが…。

強烈な日差しに負けじと国道275号を南へ。
これといって明確な目的地はない。
15時か80kmになった時点で折り返す。
珍しくもそんな感じ。

当別通過が14時10分。
道道81号岩見沢石狩線を石狩方面へ向かっていくと、国道231号との交差点で15時となった。
セイコーマート石狩八幡店で飲み物を調達し、タッチアンドゴー。
来た道を引き返す。

信号待ちを除きここまで無休憩。
補給はすべて走りながらこなす。
そうできるよう、あらかじめヒップバッグの外ポケットに食料を入れてきた。
しかし、走りながら封を切って口に運ぶというのは意外と難しい。
何事も練習あるのみか。

札比内が近づいてきたところでリアタイヤが何かを拾った。
まだ新しいタイヤなので溝が深く、小石を拾うことは珍しくない。
ほとんどの場合、ほったらかしておけば自然に取れるが、しつこいときは手で除去してやる。
今回は頑張り屋のようだ。
よっこいしょ、一時停車と。

異物は長径5mm、短径3mmほどの小石だった。
いつもより一回り大きいが、指でポロッと…取れない。
ん、んんー?
はっ、げげげー!

何と小石はタイヤのトレッドを突き破り、深く深く突き刺さっていた。
ど、どうするよ、これ。
今のところエア漏れはないようだが、小石を抜けば返り血のごとく空気が抜けるだろう。
このまま走り切るか。
いや、無理をしてバーストしたら目も当てられない。
今なら手持ちのパンク修理セットで直せるはず。

意を決して小石を抜きにかかる。
うんとこしょ、どっこいしょ。
それでも小石は抜けません。
てか、どんなけ深く刺さっとるんじゃ。
指先に気を集中し、おんどりゃー。
抜けたー。

抜けてみて驚いた。
長さ17mmもある大物だったのだ。
トレッドの傷口は、悪化した口内炎のように痛々しい。
しかし、もっと驚いたことがあった。
空気が抜けてこない…。タイヤを押してみても圧は適正。
まさか、これが最強と言われるシュワルベの真骨頂か。(←最強と言っているのはあんただ)

傷口をよく見てみると、奥の方に緑色のものが認められた。
アンチパンク機構「グリーンガード」であろう。
本当に緑色をしていたのか…。
グリーンガードは厚さ3mmであり、さすがに17mmは防げない。
だが、現にパンクは回避されている。
考えられるのは、トレッドを突き破った小石がグリーンガードに当たり、グリーンガードの表面に沿ってウォール側に小石の先端を誘導した、というパターン。
かなり無理のある角度になるから、これなら小石が抜けづらかったのも説明がつく。
さすが最強。

恐る恐る走り始めてみるも問題なし。
そのまま新十津川まで帰ってくることができた。
時刻は18時10分。
ホッとした瞬間であった。

終わってみれば今日も真夏日(9日目)。
ウェアの表面に塩がたっぷり浮かんでいた。
さらにアイウェアを外すと、テンプルの部分に結晶化した塩がたっぷりと…。
最初は砂かと思ったが、間違いなく塩だった。
こんな経験は初めて。
タッチアンドゴーで汗を拭うことも、顔を洗うこともせずに135km走り通した成果だろうか。

危機を脱して3000kmに到達。
MTB単独でも3000km。
何気にあの変態的な2014シーズンに迫る勢いだ。
まあ、そこと張り合うつもりはないけれど。
年間目標達成率76.76%。

【本日走行距離】147.20km
【積算走行距離】3070.5km(3034.2+36.3)

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