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TREK 4300 で行く

2012年4月、TREK 2.5 が仲間入り。
マウンテンとロード、2台のTREKを駆って北の大地を疾走します。

舞鶴橋

2016年09月22日 | 長距離

美瑛センチュリーライド後の超回復を経て、今、一番体が動くタイミングを迎えている。
ロードを仕舞うのはまだ早いし、ここはもう一本突っ込んでおくべきだろう。
さて、目的地はどうする。
大三角形もいいが、週に3回も美瑛に行くのは…。

9時40分、出発。
目的地は、長沼町の舞鶴橋(土木遺産)である。
今年のゴールデンウィーク、すぐそばまで行っておきながら現物を抑えられなかった無念を晴らすのだ。

13時25分、マオイオートランドに到着。
距離以上に時間がかかり、予定を15分オーバー。
ロードを駆っているのだから、3時間半は軽く割り込むはずだったのだが…。

軽食の後、向かいのながぬまコミュニティ公園へ移動。
念願の舞鶴橋と対面を果たす。
カード配布場所から目と鼻の先なのに、どうして前回気付けなかったのだろう。
まあ、結果として再訪につながり、目的意識を持って100km超を稼げるのだから別にいいか。

橋の袂には、ちゃんと選奨プレートが設置されていた。
そうそう、これがなくっちゃね。
現物を抑えればプレートがなくても構わない、という考え方もあろう。
しかし、プレートはデザインが統一されているが故に、コレクター魂に火をつける何かがあるのだ。
この気持ち、分かる人には分かるはず。

長沼を14時に発ち、前回同様のルートで栗山ダムパークゴルフ場へ。
管理棟でダムカードを見せてもらうと、やはり仕様が少しだけ変わっていた。
なのであらためて1枚ゲット。
北海道管理ダムの初版カードは、今後レア化するかもしれない。
コンプの道は遠い。

15時、栗山ダムを後にする。
そこから新十津川までの65kmは無休憩で駆け抜けた。
所要時間はわずかに2時間10分。
これぞロードの真骨頂。
奈井江を通過したあたりから辛くて投げ出したくもなったが、最後まで踏ん張った。

結果、サイコンに残った平均速度は25.5km/h。
160kmに迫る距離を25km/h超で走れたことは、大いに自信となった。
来年の美瑛センチュリーライドでは、両ステージとも目標達成できるに違いない。
この体力があれば、であるが…。

夜のお散歩(MTB)との合わせ技でセンチュリー達成。
今シーズン4回目。
やっとこさロードらしい実績を残せたか。

【本日走行距離】10.58km
【本日走行距離R】157.48km
【積算走行距離】4258.1km(3796.5+399.0+62.6)

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山の日プチグルメフォンド-前編

2016年08月11日 | 長距離

7時30分、スーパー駐車場に集合。
山の日プチグルメフォンドがスタートする。
雨の心配なし。
朝食で激辛シシトウを引いたという甲先輩のお腹の心配ややあり。
出発前から額に汗が滲んでますが、大丈夫ですか。

スケジュールは甲先輩が企画。
ルート指定はなく、当日の指示も特になく、先導お任せと解釈した。
ペース配分とルート選択という重大任務に気合が入る。
そのエネルギーが加速を誘う。
設計速度は20km/hらしかったが、独断で25km/hとした。
そこに追い風も加わり、非ロード編隊はなかなかのハイペースで田園地帯を南下していく。

道の駅つるぬまと月形町のコンビニで小休憩。
こんなに頻繁に休んでしまうと、心拍数が乱れて逆に辛くなる気がする。
オホーツクサイクリングの平均エイド間隔は23.5km。
少し頑張って長く走り、その代わりに長めに休憩するほうが、結果的に楽なはず。
まあ、長距離慣れしていないメンバーに合わせざるを得ない部分ではある。
頻繁にハンバーノックを起こしている人が休憩間隔長くしろとか言っても説得力ないけど…。

9時51分、通りすがりの当別ノルトエッセンを臨時エイドとする。
国道275号から赤い「パン」の看板が目立つお店だ。
小生、ヘルメットにそっくりなパンを発見し興奮するが、いつもどおり買わない。(←買えよ)
一方、甲先輩、柑橘系が入ったパンを購入。
テラスの席に座り、3人で仲良く食す。
ずっしりとして食べ応えがあり、如何にもリテールベーカリーらしかった。
余ったパンは甲先輩のリュックの中へ。
って、そのパン、その後どうしますの?

10時31分、第1エイドつじの蔵に到着。
ここで甲先輩、「どこかで写真撮らないといけないから」と、撮影の必要性を乙先輩に示唆。
当ブログのためにさりげないご配慮、痛み入ります。
もしや、裏スイーツライドのとき1枚しか写真がなかったのがお気に召さなかったのか。
うぬぬ、今回はいい写真を撮らねば…。

つじの蔵のお目当ては豆乳ソフトクリームだ。
豆乳の味がするのか?という疑問を持ちつつ食べてみると、豆臭さはなく、牛乳臭さも控えめなソフトであった。
豆乳云々よりも、トッピングの煎り黒千石の香ばしさがアイスの甘さにマッチしていて良かったと思う。
甲先輩、ご馳走様です。

道道81号岩見沢石狩線を東へ東へ、水田地帯を鼻歌交じりに走っていく。
そして、赤信号でピタッと止まる。
2秒後。
うおー、何だこの暑さは。
全身から汗が噴き出てくる。
真夏の11時過ぎ、直射日光を浴びながら体を動かし続けていれば、そりゃねぇ…。

11時27分、道の駅しんしのつに到着。
スケジュール表には「スタンプ」と書かれていたが、諸般の事情(家庭の事情?)からトイレ休憩のみ。
ササッと昼食ポイントへ向かう。

キャンプ場の東隣にそのプレハブ小屋はある。
第2エイドの北海道じんぎすかんラムラムだ。
店が混んではいけないと、開店直後の11時40分になだれ込む。
先客は1組のみ。
作戦成功だ。

タレは2種類。
店員さんも「かなり辛い」と認める辛口が人気という。
乙先輩と小生は辛口を選択。
早朝からカプサイシンにげんなりしている甲先輩は、甘口とのハーフ&ハーフを調合。
というか、お腹は落ち着いたのですか。

注文されてからカットするという特上じんぎすかんが美味い。
3人前はペロッとなくなり、2人前を追加オーダー。
おや、確か両先輩、サイクリングで食べ過ぎて失敗したことがあると、どこぞで小耳に挟んだような…。
その反省は生かされず、一味は計5人前を平らげた。

ちなみに昼食代は両先輩にご馳走していただいた。
この場を借りてお礼申し上げる。
ロードバイクのハンデでもないのに大変恐縮であります。

てなところで、乙先輩の出番が極端に少ないまま後編へ続く

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忠別ダム

2016年06月12日 | 長距離

6時30分、ベースキャンプ(芦別)を出発。
滝里ダムを過ぎたところから裏道へ入り、道道759号奈江富良野線道道581号留辺蘂上富良野線道道70号芦別美瑛線と辿って美瑛を目指す。
裏道なるものは大概山間部。
予想どおりアップダウンの歓迎を受ける。

8時40分、予定より早く美瑛に入る。
9時まで待ち、道の駅びえい「丘のくら」で過去3年分をベチッ。
続いて、四季の杜情報館で土木遺産カード『聖台ダム』をゲット。
ちょっと遠回りになるが、この機会に聖台ダムも見てくるかな。

聖台ダムに到着して最初に目に入るのがダム湖百選のプレートだ。
今のところ100個ないけど、兎にも角にも百選である。
農村地域の小規模なダムにもかかわらず、大変よく整備されている。
湖岸や水路沿いに植えられた桜が花開く光景は圧巻であろう。
いつかこの目で見てみたい。

放水路に架かる橋を渡った先の木立の中に、ありましたよ土木遺産プレート。
ダムカードは原則現地でしか貰えないため、カードゲットはダム訪問を意味する。
一方、土木遺産カードは現地を訪問せずとも集められる。
ただ集めるだけならオークションでも足りる。
最近そう気付いた。
なので、プレートを追い求めることにしたのだ。

ひと山越え、ふた山越えて、忠別ダムの堤体が見えるところまでやって来た。
そして最初にして最後のトンネル。
暗闇を抜けると、突如としてパノラマが広がる。
青い空、白い雲、残雪の旭岳、新緑の山、満々と水をたたえる忠別湖。
思わず息をのむ。
晴天に恵まれたことに感謝感謝。

10時50分、堤頂広場に到着。
自動車お断りな長い堤体を渡り(自転車万歳)、対岸の管理棟へ。
カードを求めるも、今までに訪問したダムとは違って守衛さんは見当たらず。
何と「ご自由にお持ちください」だった。
来所者名簿などもなく、ちょっと寂しい。
それでいいなら、全ダムそれでいいのでは…。

帰り道は東川、旭川経由。
まずは道の駅ひがしかわ「道草館」でスタンプをベチッと。
美瑛と東川、2駅のためにスタンプ帳を3冊持ってきた。
今さらだけど結構重たいよ、これ。
今シーズンから厚さが倍増し、チャリダーにはより厳しくなった。
どうせ厚さを2倍にするなら、スタンプ押印箇所が裏表で重ならないようにしてほしかった。
まあ、それはまた別の機会に…。
ここで正午の時報。

忠別川サイクリングロードを下る。
この道、一言でいうと難しい。
所々にシケインやヘアピンがあり、ラインどりが難しいという意味ではない。
単純にコースが分かりづらいのだ。
上流部は築堤上を進み、橋は河川敷に降りてくぐるのだが、河川敷に降りるスロープが草の影に隠れていて見落としやすい。
実際、3回見落としたし…。(←注意力なさ過ぎ)

続いて中流部。
頭首工に架かる人道橋で右岸に渡らなければならないのだが、上流から来るとその案内がない(と思う)。
普通にパークゴルフ場を通り過ぎ、ツインハープ橋が見えて安心した矢先にダートが出現する。
何たるトラップ。
上げて落とされるとダメージ2倍だ。

下流部では要所要所にセンターラインが引かれており、ルートが分かりやすくなっている。
と、信じた私が馬鹿だった。
緑東大橋を過ぎて白線をたどっていくと、いきなり住宅街に放り出される。
正解は白線を無視して河川敷をたどるルート。
もう訳が分からん。
今日、センチュリーを達成できたのは忠別川サイクリングロードのお蔭だわ。
皮肉なことに、散々迷わされた結果として距離が稼げたという…。

旭川を発ったのが13時。
勢いを増してきた南風の中を帰ってきた。
終盤での向かい風は滅茶苦茶こたえる。
情けないことにサイコンには14km/hとか表示されていた。

帰着は16時をわずかにオーバー。
今期8回目の100km超、3回目のセンチュリー達成。
ただ、その達成感よりも風に押し負けた悔しさが勝る。
スタミナをつけるにはどうしたらええんじゃろ。

【路線図更新】道道1136号旭川層雲峡自転車道線

【本日走行距離】161.17km
【積算走行距離】2191.7km

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小三角形

2016年05月14日 | 長距離

不貞寝から覚めたのが10時。
このまま一日を無為に過ごせば、後々悔いることになるのだろう。
思い直して動き始めたのが正午のことであった。

午後から走れる距離はせいぜい100km。
ルートを脳内検索する。
うむ、小三角形がよかろう。
昨シーズンの積み残しを消化することにもなる。

ルートは、赤平経由の反時計回り。
道道4号旭川芦別線を北上して、新城峠で最初の休憩をとる。
峠とは名ばかりなのだが、地元にも里見峠という同レベルの場所があるのでそっとしておこう。
展望台があったので上ってみる。
個人的には今一つとしか思えない風景だ。
せめて電柱と電線がなければ…。

神居古潭から道道57号旭川深川線に入り、深川へ西進。
15時30分、深川市街のスーパーで2度目の休憩をとる。
自転車を降りて歩き始めると、両膝にズンと重たい痛みが現れた。
はて、どこでパワーを使っただろうか。
アイスを頬張りながら思案するも、新城峠くらいしか思い当たらない。
そんな馬鹿な…。

ふとサイコンに目を落とすと、なぬ、80kmだと。
早朝の9kmを差し引く必要があるが、すでに札幌に届かんばかりの距離。
全然気付かなかった。
3時間で70kmというのは、MTBとしては相当なハイペースにあたる。
それで膝にきたのか。

深川からは道道990号深川砂川自転車道線を使う。
深川から妹背牛橋まではしっかり整備されており、誰でも気軽に使える感じ。
でも、妹背牛橋から江部乙までは相変わらずの整備不行き届き。
ダートはある、橋との境目に大きな段差がある、枝がたくさん落ちている、路面が苔生しているなどなど。
MTBでも不安に思うくらい酷いのだ。
何のための自転車道なのだろうか。

江別乙では迂回路から江竜橋へ。
昨年、もう一度雪が降る前に行くと書いておきながら積み残していた工事現場へ向かう。
おお、繋がっている。
無事工事が終わり、石狩川橋から江竜橋までが全線開通したのだ。
これはめでたい。
頻繁に上がったり下がったりするため実用的ではないが、未供用区間が整備されたこと自体は喜ばしい。
延伸状況は下表の4番のとおりだ。

区間着工完成延長工事名
1H26.5.23H26.10.301,808.26m交安(自転車道路新設)工事
2H25.8.23H25.12.20600m防災交付金700-20交安工事外
3H26.8.1H26.11.20500m防B615交安工事
4H27.5.29H27.10.301402.62m防B交安工事

※区間番号は滝川から深川に向けて、便宜上付けた番号です。

お祝いムードで新品の道路を下っていく。
ほどなく、げっ、道がなくなっている。
熊穴川の河川工事だという。
工事期間は平成28年5月1日から平成31年3月末日までですと?
今まさに始まったばかりで、終了は3年後かい。
折角、江竜橋まで道がつながったのに、どうして分断するかね…。
でも、迂回路を示す看板が設置されていたから許そう。(←いつも上から目線だな)

まとめると、道道990号は現状、サイクリングロードとしての用を成していない。
着工から36年、老朽化が著しい。
自然に帰りかけている場所もあり、廃道さながらである。
まあ、まずは全線開通を目指していただいて、その次は既存道の全面的な補修をお願いしたい。
ダートと段差の解消は必須だ。
ロードで、とまでは言わない。
せめてクロスで安心して通行できるレベルには磨いてほしい。

17時50分、帰宅。
今シーズン5回目の100km超達成である。
輪行時の設計は80kmだったことを考えると、距離の面ではリカバーできたことになる。
最大の目的は達しえなかったわけだが、それは来週の天気に期待するとしよう。

【路線図更新】道道990号深川砂川自転車道線

【本日走行距離】113.95km
【積算走行距離】1190.2km

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長沼、栗山ダム

2016年05月03日 | 長距離

日が高くなると風が強くなる予報。
早朝出発のつもり1時間寝坊して予定を狂わされる。
いや、自分が悪いのだが…。
目的地は、長沼(道の駅マオイの丘公園、マオイオートランド)と栗山ダムである。

出発は6時45分。
すでに南風が強くなり始めていた。
こいのぼりが水平にたなびく。
石狩川右岸の築堤上を進むも、砂川に着く前に心が折れそうになる。
それでもなお南へ、南へ…。
道の駅三笠でトイレタイムをとったのが9時。
すでに強風が吹き荒れていた。

志文のセイコーマートで1回目の補給。
焼きそばとおにぎり、それに最近お気に入りのアミノサプリCを購入。
アミノはスポーツドリンクとは違うようなのだが、555mlボトルの座りの良さがグーである。
その空きボトルに水を入れれば、いつでも粉でドリンクを作れる。
そう、今回はそんな準備もしてきたのである。
前回、無非常食で痛い目を見たので…。

その後も強風に阻まれ続ける。
舞い上がった砂が顔に痛い。
後で分かったことだが、岩見沢では10時に10.7m/sの風が観測されていた。
言い訳ではなく、本当に風が強かったと認めてもらえるだろう。
強いて言えば、寝坊したのが悪夢の始まり。
9時には長沼に着いて、追い風で悠々と帰ってくるつもりだったのだが…。

長沼市街に着いたのが11時。
向かい風に抑えられ45分も遅れていた。
目的地の道の駅はまだ10kmも先である。
仮に今ここで引き返しても140km近くになるわけで、満足できる距離だし…。
うむ、道の駅はパスだ。
信号を左折してマオイオートランドへ向かう。

5分後、マオイオートランドに到着。
キャンプ場には目もくれず、センターハウスで『舞鶴橋』の土木遺産カードをゲットする。
受付の女性は「お疲れ様です」と愛想よく対応してくれた。
カード裏面によると、橋はどこかの公園に移設されているらしい。
しかし、肝心の場所が分からず諦める。
後で調べてみると、実はオートランド向かいの公園にあったという…。
気付けよ、私。

顔を洗って装備を整えると気力が戻ってきた。
南へ延びる道を見据え、決意を固める。
防風林すらない一面に広がる畑の中を、向かい風に抗って走るMTBが1台。
何故こんな苦しみに身を投じなければならないのか。
哲学的思考に走るのは一種の現実逃避なのかもしれない。
ふと我に返ると、いつの間にか進んでいたりもするし。(←無意識運転)

11時50分、道の駅マオイの丘公園に到着。
7kmに30分費やした虚しさよりも、長かった向かい風から解放された喜びのほうが大きい。
何故なら、ここが本日の最南端だからだ。
スタンプ帳にドンと押印し、ササッと退散する。
いかめしの香りに後ろ髪を引かれながらも、お昼ご飯は近所のセイコーマートで。
時刻はちょうど12時を迎えたところ。

風に押されて巡航38km/h。
ちょっと出過ぎじゃありませんこと?
道道3号札幌夕張線で小山を越えれば、そこはもう由仁町。
祝・由仁町初到達。
栗山町も同じく祝。
めでたいので(?)栗山のマックスバリュでアイスを調達する。
体調に変化が現れる前に、早め早めの補給。
これ、大事。(←やっと気付いたか)

栗山ダムに着いたのは13時45分。
偶然にも100km地点だった。
パークゴルフ場管理棟でダムカードをゲットする。
受付の女性は「これってインターネットに載ってるの?」
「載ってますよ。たくさん来てますか」
「うん、今年になってからすごく増えてるの」
この女性、ダムカードについては疎い様子(自分も言うほど詳しくはない)ではあったが、人柄の良さは窺い知れた。
やっぱり会話って大事だなぁ。
ダム近隣には食堂も温泉もないので、時間の許す方はパークゴルフでもいかがでしょうか。

湖面を望むためダムサイトに上がり、長い天端を通って対岸へ。
重力式なのに妙に横に長いダムだのう。
湖面も広くなく、貯水量はそんなに多くなさそうだった。
素人目には効率の悪いダムに映る。
一方で、天端の壁にはオオムラサキやミズバショウのレリーフが施してあったり…。

栗山ダムを後にする。
すでに100kmを超えているが、体はバリバリ動く。
いつもと違うのはこまめに補給してきたこと。
つまりはそういうことだったのだ。
脚力や根性でどうにかなる問題はなかったと。

道道30号三笠栗山線を抜け、国道12号に合流。
まだまだ余力はあったが、念のためイオンで最後の補給。
あんパンを貪る。
食べ過ぎかと思い財布の中を確認すると、最初に崩した千円札のお釣りがまだあった。
1日遊んで1,000円以内なら、まあ許してもらえるだろう。
時刻は15時30分。

残すは40km弱、国道を北上するだけ。
追い風のサポートを受けて飛ばしたが、どうしても信号には引っかかる。
国道はこれがよろしくない。疲れた体にストップ&ゴーは堪える。
結局、自宅到着は17時5分だった。
ぐっ、5分オーバーか。

サイコンを時刻表示から切り替えると、その悔しさも吹き飛ぶ。
167km、今季初のセンチュリー達成である。
あれほど走った2013、2014両シーズンですらなかった100マイル。
記録を漁ってみると、2012年6月16日が最後と知る。
そのときはロードでハンガーノックらしき体調不良に襲われているが、今回はMTBで無傷。
自信を取り戻すのに十分な一日であった。

【本日走行距離】167.59km
【積算走行距離】808.6km

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金山ダム-1日目

2016年04月23日 | 長距離

今週末は2日間かけて金山ダムを攻略する。
設計距離は往復185km。
万全のコンディションなら日帰り強行となるが、90kmでヘタっている現状では難しい。
それに、本日は昼ごろ雨の予報。
雨に打たれながらのオーバーセンチュリーは無理。
というか、本当に命が危ない。

このような理由から、初日は芦別まで。
ここで英気を養い、翌日のアタックに挑む。
行程分割は35km+150km。
ざっと1対4。
とてつもなくバランスが悪うございますな。

予報より少し遅れて雨が上がる。
道路が乾くのを待ち、出発は午後4時半。
装備は先週と同じで上下ともにダブルディフェンス。
しかし、期待していた太陽はさっぱり顔を出さず、風が冷たい…。
芦別市街にたどり着いたころには指先の自由が失われていた。
カイロを持って来るべきだったな。

なお、カメラと水は持ってきた。
さすがに2回連続で忘れたりはしない。
水は1階も飲まんかったけど。(←ダメ過ぎる)
近いとどうしてもね…。
こまめな給水はどうも性に合わないらしい。

さて、明日は150kmだ。
先週より体力はついているのか。
ハンガーノックは発生しないか。
などなど、不安ばかりが脳裏をかすめつつ、夜は更けていくのであった。

【本日走行距離】34.60km
【積算走行距離】405.8km

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桂沢ダム

2016年04月16日 | 長距離

午後3時ころから天気が崩れるとの予報。
往復120km、目標時間6時間。
うーん、微妙…。
出撃を決意したのは10時15分のこと。

出発してすぐにドリンクとカメラを持っていないことに気付いた。
防寒対策に気を取られて、というのが実情ではあるのだが、水を忘れるのはどうなのか。
毎年同じ過ちを繰り返しているような…。
幸いボトルケージは付けていた。
って、なおさら飲み物は忘れちゃダメでしょうが。
通りすがりのコンビニで555mlボトルを1本購入。

国道12号を南下し、美唄市峰延で道道1140号美唄三笠線に折れる。
近道らしいが…。
行ってみたらば、果樹園の広がる丘陵地帯が待ち構えていた。
トレーニングしに来たんじゃないぞ。
ちなみに、この道路は旧樺戸道路の一部であるとか。
127年前(明治22年)に十津川郷からの移住者が通った道ではなかろうか。
ハードな運動の見返りは、3kmのショートカットと回顧の念だった。

道道116号岩見沢三笠線を西進、桂沢ダムへ。
途中、幾春別で三笠市立博物館に立ち寄り、土木遺産カード『旧北炭幾春別炭鉱・錦坑の炭鉱施設群』をゲット。
受付窓口のぶっきらぼうな対応が気になったが、こちらも施設見学者ではないのだからお互い様なのかもしれない。

13時10分、桂沢ダムに到着。
最後の最後、つづら折りの坂を見上げたときのショックといったら…。
ここは峠ですか?
平均斜度4.8%が1.3km。
数字は大したことなさそうに見えるも、春先の体には堪えるものがあった。


気の良さそうな守衛さんからダムカードを受け取る。
「どこから来たんですか」
その問いに「新十津川です」と正直に答える。
「えっ、これで?」と指差した先には愛車『TREK 4300』。
無理もない反応か。
「ははぁ~、ご苦労様です」と労いの言葉をいただくと、決して悪い気はしなかった。

管理棟の南へ進むと湖面が開けた。
対岸にはいつぞや訪れた展望駐車場が見える。
湖面を覆う氷がまたいい味を出している。
4月中に来てよかった。
カメラを忘れたのが悔やまれるが、仕方ないのでケータイで撮りましょうかね。

空には雲が広がりつつあった。
斯様な山中で雨に打たれては成す術がない。
足早に来た道を引き返し、道の駅三笠に到着したのが14時30分だった。
ここまで来れば一安心。
お隣のイオンにて某氏推奨の角屋の焼きそばを購入し、遅めの昼食とした。
「袋に入っているから走りながら食べられる」という触れ込みだったが、かなり無理があるのでは…。
座って普通に食べるなら、価格面でセイコーマートの焼きそばに軍配が上がるだろう。

この時点で約80kmを消化。
国道12号を北上する体に疲労の色が見え始める。
80kmごときでヘタるようでは困ってしまう。
さらに眠気も降りかかってきて…。
こんなとき脳裏によぎるのは、どういうわけか小学校の校歌である(笑)。
今回もまた何も見ずに3番まで歌えた。(←どんなチャリダーだよ)
思考力はありそうなので、ハンガーノックではないと言えよう。

疲れているのにちょっとだけ寄り道。
近々某先輩と来るつもりをしているアルテピアッツァ美唄の偵察である。
看板は充実しており、現地までの道のりで迷うところはなさそう。
ただ、正門のような場所がなく、どこから入っていけばいいのか…。
次回来訪までにネットで調べておこう。

疲労と眠気がピークに達する中、集中力を振り絞って帰宅。
時計は17時30分を回っていた。
一言叫ぶ。
「いい一日だった」と。
そう、雨にも当たらず、130km弱を走破して、土木遺産カードとダムカードを各1枚ゲット。
その上、事故も怪我もなかったのだから。

明日は雨。
ゆっくり体を休めるとしよう。

【本日走行距離】139.25km
【積算走行距離】305.9km

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裏スイーツライド

2015年09月27日 | 長距離

午前8時、会社の先輩とスーパーの駐車場で待ち合わせ。
天候は曇り、気温はやや低め。
目指すは岩見沢、目標距離100kmである。

同日、北海道スイーツライドin北&中そらち大会を実施中につき、こちらの企画は裏スイーツライドと勝手に命名した。
地域の隠れたお菓子を食べ歩くとか、そういった趣向ではないので注意されたい。
でも、昼食はグルメな先輩がチョイスしたお店で食べる計画なので、結構期待していいんじゃなかろうか。

往路は浦臼、月形と経由して北村へ。
午前10時25分、第1エイド北村温泉に到着した。
こちらのエイドでは飲食は一切なく、あるのは足湯。
酷使している部位を温泉で癒すという、日本に生まれてよかった的なエイドである。
湯に浸かること15分ばかし。
時節柄お湯がちと温(ぬる)かったのだが、贅沢を言ってはいけませんな。

第2エイドは、岩見沢市内での昼食。
時間はお昼にちょい早く、午前11時半前。
でもお腹減ったから食べちゃうよ。
先輩が選んだ店は「らい久本店」。
地元民がソウルフードと呼ぶラーメン屋らしい。
昼前というのに、すでに席は半分ほど埋まっていた。

みそバターラーメンを注文し、待つこと5分。出てきたラーメンに驚いた。
バターの塊がドガッ、ぶ厚いチャーシューが3枚も、野菜もたっぷり。
チャーシューメンでも野菜ラーメンでもないのに、なんというボリューム。(←写真を撮れ)
これで700円とか有り得んでしょ。
味も普通に満足できるレベルだったし。
なお、お支払いは先輩持ち。
ご馳走様でございました。

第2エイドで想定外のこってり満腹に。
当初計画では天狗まんじゅうで一服するつもりだったが、食べ合わせの都合から予定変更となった。
まんじゅうに期待していた部分も少なくなかったので、ちょっぴり残念。
でも、お店の場所は覚えたし、今度は自分の足で来てみようかの。

正午過ぎ、岩見沢を発つ。
腹ごなしをしながら美唄方面へ進んでいると、雨粒が…。
急ぎイオンスーパーセンター三笠店に駆け込む。
隣の道の駅ではなくイオンに駆け込んだのは、微妙に近かったから…ではなく、ここが第3エイドだからである。
第2エイドから10kmも離れていないのに、もう早休憩かよ。
そんな声が聞こえてきそう。
でも、まんじゅうに代わる甘い物として、サーティワンアイスクリームを賞味することにしたのだから仕方あるまい。
抹茶アイス(まんじゅうの代替品なので和風にしてみた)を買って店から出ると、雨は上がっていた。

日本一の直線道路(29.2km)を北上していく。
滝川の終点まで走破する計画だ。
中間地点の奈井江まで来たときのこと。
再び雨、今度は大粒だ。
泡を食くって道の駅ハウスヤルビ奈井江に逃げ込んだ。

雨宿りがてら駅内部の偵察。
珍しいところではライスクリーム(米のソフトクリーム)というのがあった。
さっきサーティワン食べたばっかりですがな。
第3エイドが天狗まんじゅうだったら、ここでソフトクリームもあったかも。
そこでヒップバッグから徐に羊羹を取り出し、先輩と半分こして食す。
いわゆる非常食だけど、羊羹は羊羹。
第4エイドということにしておこう。

午後2時半くらいだったろうか、奈井江を出発。
このころには、パッドレスなパンツの先輩のお尻は悲鳴を上げており、本来2つにしか割れていないお尻が、32個くらいに細胞分裂していたらしい。
「あと2回分裂したら生まれる」って、受精卵ですか(笑)。
痛みがあるとサイクリングの楽しみも半減する。
50km超ならパッド付きをお勧めいたします。

その後は雨に打たれることもなく、日本一の直線道路を完全走破。
先輩は初めて。
自分も北上ルートでは多分初めて。(南下は2007年9月13日に達成)
やっていそうで、意外とやっていないものだ。
新十津川に住んでいると、わざわざ走りづらい国道12号で滝川まで行く必要がないから。
今回のような計画でも立てなければ、この先も一生なかったかもしれない。

自宅到着は午後3時50分。
走行距離は101km。
測ったように100kmと言って差し支えない精度となった。
これにて裏スイーツライドは終了である。

斯様な素晴らしい企画にご招待いただいた先輩に、この場を借りてお礼申し上げるところである。
今度は北や西にも行ってみたいものだ。

【本日走行距離】125.09km
【積算走行距離】2471.5km(2149.2+322.3)
※裏スイーツライドの後も独りで走りました。

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中継地点

2014年09月19日 | 長距離

今日のところは芦別まで向かう。
天気予報は曇時々雨、降水確率50%。

札幌の雨が上がったのは9時。
しかし、雲行きが怪しい。
MTBなら気にも留めないところだが、ロードはスリックタイヤ。
ちょっとしたことで滑るかも。
安全策でビンディングシューズはやめておく。
ここで怪我をしたら、明日の本番はない。

日は照っていても、道路はびちょびちょ。
予想どおり、白線や点字ブロックで滑る滑る。
ビンディングやめておいて正解だった。
そうこうしているうちにまた雨が落ちてくる。
適当な場所を見つけては雨宿りという、何ともリズムの悪い感じ。
結局、札幌を抜けるまでに4回も雨宿りを強いられてしまう。

江別から岩見沢までは晴天。
路面もドライ。
走れるうちに走るべし。
終わってみれば、この区間が今日の120kmの中で一番快適だった。

しかし、無情にも快適な時間は長く続かない。
岩見沢目前で強雨となり、5度目の雨宿り。
この時点で12時。
スタートから3時間が経過していた。

美唄に向かって国道12号を北上していく。
峰延から光珠内に向かっていると、前方の山が赤っぽい。
さらに道路が緑っぽい。
正体は虹だと思われる。
太陽の位置が高すぎるために、目の高さに虹がかかっているのだろう。
でも、ということは、進行方向では雨ってか…。

光珠内目前にして三度雨。
光珠内中央バス停で雨宿る。
45分後、ようやく雨が上がって動き始めるが、今度は茶志内目前で雨。
これがまたかなり強烈。
近くに休めるような場所はなく、結構走らされる。
ようやく見つけた茶志内バス停に駆け込む。
ここでも30分待つことに。
その間、感謝の意を込めて待合所内のゴミ拾いをする。
バスも客も来なかったけど…。

この後、雨は小康状態に。
16時、滝川を通過。
出発から7時間が過ぎているものの、体力的には余力があった。
直前の朝里峠で持久力が付いたのか、平地80kmくらいではびくともしない。

しかし、余裕がなくなっているものが1つあった。
日没である。
日の入りは17時39分(札幌)。
滝川から芦別までは、MTBで流して約2時間。
かなり際どい。
夜間のロード走はあまりにもリスキーだ。
とにかく急がねばならぬ。

赤平を過ぎたあたりで、今日何度目か分からないが雨。
雨宿りする時間はない。
雨具を装備する時間も勿体ない。
残りは十数km。
突っ切ってくれようぞ。

この判断は結果的に正解だった。
芦別には、薄暮の17時40分に到着でき、砂を落とす程度の時間もとれた。
それに、18時ころから強くなった雨は、その後夜遅くまで降り続いたのである。
もし、赤平で雨宿りしていたら、一体どうなっていたのやら…。

兎にも角にも、怪我なく無事到着できたのでよかった。
雨でもロードは走れると分かったし。
走るもんじゃないけどね。
いろいろ傷むし、減るし、汚れるし、メンテも大変だし。

そういえば、膝裏の痛みは発症しなかった。
サドルを下げておいて正解。
やはり高すぎたのだ。
暴れ馬も大分手懐いてきただろうか。

走行時間:5時間41分17秒(+雨宿り3時間)
平均速度:21.0km/h
雨じゃなければ25はいったはず…。

【本日走行距離R】119.91km
【積算走行距離】5109.7km(4893.5+168.6+47.6)

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朝里峠

2014年09月07日 | 長距離

あの峠に挑むときが来た。
名は朝里峠。
昨年からの懸案事項である。

10時出発。
いつもの道で銭函まで行き、あとは国道5号で張碓へ。
そして、朝里市街まで一気に下る。
下り切ってしまえば、朝里峠を越えるより帰路はない。
退却の文字は私の辞書にはないのだ。(←落丁辞書)

11時25分、道道1号小樽定山渓線の起点に立つ。
ふと山の方に目をやると雲行きが怪しい。
というか、すでに降っていそうな雰囲気。
峠まではざっと15km。
厳しい戦いになりそうだ。

ちなみに、朝里峠の標高は664m。
現在地は海抜30mくらい。
標高差634mを15.4kmで上るのだから、平均勾配は4.1%となる。
個人的にはハードな数字だと思う。

5kmほど進むと、出ましたスカイループ。
初見だと圧倒されてしまうが…。
比較的近年に人工的に作られた道だけあって、そんな無茶苦茶な造りにはなっていない。
それに、上り切ってしまえば、オタルナイ湖畔はしばらく平地。
十分回復可能だ。

起点から9km、いきなり本番となる。
つづら折りの坂だ。
実感として、この峠道で一番の急勾配である。
ギアを3速まで落とす。
チェーンがフロントディレーラーにかすって喧しい。(←調整が未熟)
そんな状況でも2人を抜き去った。
ちょっぴり気分がいい。

10.8km地点、魚留の滝を通過。
バス停があったはずなのだが、廃止されたらしく見当たらない。
気付けばいつの間にか路面が濡れていた。
すでに降り終ったのであればありがたいのだが…。

12km地点まで来ると、遥か前方に空中道路が見えてくる。
スカイループと同様、これも初見殺しだ。
かくいう私も、9年前に絶望感を味わった記憶がある。
しかし、しかしだ。
あと2km少々踏ん張れば、自分はあそこに立っている。
これでやる気が出ないわけがない。
山中で雄叫びをあげる人がいたとか、いないとか。

4つの橋と3つのトンネルを目前にして、雨が落ち始めた。
降っているというより、舞っている感じ。
ザーッとくるかと警戒してみたものの、それ以上悪化することもなく…。
お陰様で冬陽橋から俯瞰を撮影することもできた。

12時40分、朝里峠トンネル前に到着。
写真撮影のために降車した以外、ノンストップで上り切った。
所要時間70分(+写真撮影5分)。
7年ぶりだが、持久力はまだまだ健在のようである。
結構なことだ。

トンネルを抜けると、後は定山渓まで下るのみ。
故に記事にするような出来事もない。
しいて言えば、道路がびちょびちょで泥はねが酷かったくらいか。
これすら、雨が全部先に行ってくれたと見れば幸運なくらいである。

札幌の中心市街地に戻ってきた。
ふと余力たっぷりな自分に気付く。
体もどこも痛くない。
普通、峠越えの後はヘロヘロになっているのだが。
4000kmオーバーは伊達じゃないということか。(←自分で言うな)

15時45分、帰宅。
サイコンは99kmという微妙な距離を示していた。
着替えさえすればあと50kmくらい余裕で走れそうだったが、調子に乗って事故ってもあれなので自重しておく。

ともあれ、懸案事項が1つ消化できて本当に良かった。
これが人生最後のチャンスだったかもしれないのだ。
感慨一入。

【本日走行距離】103.46km
【積算走行距離】4594.2km(4546.6+47.6)

注:この記事には隠し写真が1枚あります。

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岩見沢

2014年06月01日 | 長距離

6月初日から大奮闘。
いきなりの100kmオーバーだ。
もちろん、今シーズン最長である。

昨日に続いてとってもいい天気。
雨の心配ゼロ、風もほどほど。
と来れば、行先は岩見沢しかない。(←何故)

国道275号→337号→12号という超定番ルート。
復路も同じ。
ここに記すべきような変わったことは特になし。
強いて挙げれば、往復とも江別河川防災ステーションで給水したことくらいか。

いつも利用させてもらっているので、たまには紹介しておこう。
江別河川防災ステーションは、千歳川と石狩川の合流地点にある公共施設。
開発局の施設と見せかけて、実際は江別市の所管だったりする(多分)。
綺麗なトイレと冷えた水があり、あとアイスなんかも売っている。
空調も効いているし、休憩スペースもあるし、混んでないしでとっても便利。
以上、紹介終わり。

100km走った割には、体力的に余裕があった。
きっと、昨日から使い始めたアイウェアのお蔭だろう。
筋肉の疲労はさておき、目の疲労も馬鹿にできない。
なんか、目が疲れたら片頭痛とか起きそうだし。
夏場のサイクリングには手放せないアイテムですな。

【本日走行距離】101.12km
【積算走行距離】1730.6km

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支笏湖

2013年08月03日 | 長距離

宣言どおりの遠征。
ターゲットは支笏湖(8年ぶり3度目)。
このバイクでは初挑戦となる。

出発は6時10分。
1時間もしないうちに空腹感に襲われ、コンビニでおにぎりとパンをチャージする。
やはりバナナ1本では無理だったか。(←無理過ぎ)

国道36号を南下し、千歳到着は9時10分。
ここでもコンビニでパンを2袋購入し、1つはバッグへ、もう1つは胃袋へ。
見事に炭水化物ばかり…。
天敵、ハンガーノック対策なのだから仕方ない。

道道16号支笏湖公園線に沿って進む。
しばらく進むと、右手にサイクリングロードの入口が見えてくるはずだ。
と思っていたら、何故か左手後方から出現したではないか。
もしかして、終端はもっと街中にあった?
事前に知っていれば全線走れたのに無念である。【路線図

サイクリングロードについて補足しておく。
千歳市街から支笏湖へ続くこの道は、正式名称を道道872号支笏湖公園自転車道線という。
北海道に10路線ある道道サイクリングロードの1つである。
終点側(千歳市街側)は千歳川の清流に沿って進む林間コースで、マラソン、釣り、カヌーなどを楽しむ人が多い。
ただ、大自然を満喫できるということは、裏返せば野生動物もいるということであり、事実、毎年のようにクマが目撃されている。
過剰に恐れる必要はないが、頭の片隅に入れておきたい。

休憩所は、春日、蘭越、水明郷と、3か所にしっかり整備されている。
が、蘭越レストコーナーに限っては、少なくともこの時期はあまり休憩できない。
なぜなら、蚊やブヨがひっじょーーに多いからである。
水辺の林間コースですからねぇ…。

10時40分、支笏湖畔に到着。
天気は上々であったが、樽前山も風不死岳も恵庭岳も、全部雲に隠れていたのがちょっと残念。
さてさて、写真も撮ったし、観光地に長居は無用。
バッグのパンを頬張り、水を蛇口から補充して再出発だ。
「この水は飲めません」とは書いてなかったから大丈夫だろう、多分。

ポロピナイに向けて湖岸を快走。
いつの間にやらガードレールや路側帯が整備され、安心して走れるようになっていた。
8年前には路側帯なんてなかったし、湖岸にはボロボロのガードブロックしかなかったから、後続車とすれ違うだけで非常に緊張したのを覚えている。

ポロピナイを過ぎると、いよいよ国道453号の峠越えが始まる。
峠と呼ばれるポイントは1か所しかないが、実際には2つの山を越える形をとる。

1つ目の山は平均斜度5.7%の上り坂が5.5kmも続く。
平均とか言っているが、緩急はほとんどない。
標高差313mを一気に駆け上がらなければならない。
山頂はオコタン分岐である。

2つ目の山は平均斜度5.0%の上り坂が2.6km続く。
これで峠まで標高差130mを上る。
数字上、1つ目の山よりは楽にも見えるが、前半の1.6kmは7.6%であり、超苦行である。
サイクリングの何が楽しいのかすら忘れさせてくれるほどだ。

ちなみにこの区間、半径39mという右急カーブが待ち構えている。
下り側から見ると、半径40mの左急カーブ。
…おかしいじゃろ、それ。
日本は左側通行なんだから、右カーブが39mなら左カーブは39mかそれ未満でなければ辻褄が合わない。
もしかして、空間がねじれているのかも…。

峠を攻略してしまえば、豊平川まではおおよそ下り。
超楽珍。
豊平川河川敷まで下ってくると、日差しがなかなかに厳しい。
時計は1時半を回ったところ。
日除け・風除けがないというのは、消耗した体にはつらいものである。

14時30分、今回も無事帰宅。
炭水化物三昧の効果はあったようだ。
単一目的地で128.21km。
最初の週末としては上出来であろう。

【本日走行距離】133.90km
【積算走行距離】2775.1km(2693.6+81.5)

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岩見沢

2013年07月13日 | 長距離

珍しく午前中から外出。
3連休初日である。
ここでだらけては3日ともずるずるいきそう。
そして、多少疲れが残っても大丈夫という算段だ。

真夏のお昼前とあって、日差しが強烈だ。
こういうときこそアイウェア(サングラス)の出番である。
度が入っていないのが悩みの種だが…。
ま、明るいから何とかなるでしょう。

行きは追い風に乗って国道12号を飛ばす。
出発から2時間で岩見沢に到着だ。
スーパーでアイスを購入し、束の間の休息。
栄養をちゃんと取らないとハンガーノックが怖いでな。
消化効率は悪そうだけど…。

帰りも国道12号。
よって向かい風。
しかし、いいとこ2時間ちょっとで帰宅。
脚力上がったか?
でも、往復同じ道というのは結構つまらなかったりする。

ところでアイウェアについて。
かけていると格段に楽である。
光の刺激が、斯くも体力を消耗するものだったとは。
度なしの点も、目はそこそこ慣れるということ。
見えないなりに見えてくるというか…。(←それは見えていない)
安全上はあまり好ましくはないが。
こういうとき、コンタクトがあれば便利ですなぁ。

【本日走行距離】102.33km
【積算走行距離】2209.9km(2128.4+81.5)

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タイヤとネジ

2012年09月01日 | 長距離

今日を逃したら次の休みはいつだか分かったものではない。
とにかくタイヤを貰いにクランカーに行かねば。

片道3時間で到着。
店に入るなり、「あ、タイヤですね」。
…って、顔が割れている。

早速、『R2』をゲット。
古いタイヤは引き取ってもいいし、そのまま使っても良いとのこと。
まだ900kmしか走っていないのに捨てるのはもったいないと、そのまま使うことにした。

続いてサドルのネジ。
ネジが入荷したと言っていたので、本当にネジが1本入ってきたのかと思いきや、バックヤードから出てきたのは新品のサドル。
そこからネジを1本外して、こちらのサドルに付け替えてくれた。
さすがのボントレガーでも、部品単位の商売はやっていないようだ。
そう考えると、シマノのパーツ管理は素晴しい。
さすが日本企業といったところだろう。

連日の残暑でぐったりの日曜の午後。
先に1人いた客がいなくなると、店内は私1人に。
いつもは忙しそうな店長とも、今日はゆっくり話をすることができた。

得られた情報を箇条書き。

  • タイヤ交換は3000~5000kmが目安。
  • カーボンの値段が下がったことで、アルミ&アルテグラとカーボン&105が同価格帯になった。その結果、アルミ&アルテグラは需要がなくなった。(2.5生産終了、4.5に一部アルテグラ搭載)
  • それでも、アルミに根強い人気がある。遠征するならアルミがオススメ。

その後、MTB用のペダルも見せてもらったり、2013年モデルの特長を説明してくれたりして、30分くらいのんびりさせてもらった。
そうそう、フロントディレーラーも調整してもらったんだっけ。
1円も払っていないのが申し訳なく思えるほどだ。

帰りは深川で水が切れたが、「あと20kmだから…」と無理をしたのが過ち。
だんだん体が重たくなり、さらには江部乙でエネルギー切れの症状を呈した。
しかも、いつの間にか風向きが変わっていて、もろ向かい風。
額から流れてくる汗で水分と塩分を補給するという、効果があるんだか分からない手法で命をつなぐ破目となった。

脱水で失敗したのはもう何回目か。
反省が活かされないのは、ボトルケージが1つしかないのも一因か?
いや、自宅にはもう1個眠っているのだが…。
ボントレガーのボトルケージでも買ってみますかね。(←そんな金がどこに)

おっと、『R2』ゲットに浮かれてすっかり忘れていたが、本日をもって年間目標2000kmを達成。
精力的と言えるほどではないが、まずまず走れている証拠だろう。
これもロードのおかげ。
とか思って結果を見ると、53対47くらいでMTBが勝っていたりする。
したたかな奴め…。

【本日走行距離R】122.95km
【本日走行距離】9.40km
【積算走行距離】2114.1km(1126.2+987.9)

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サイクルフェスティバル

2012年05月19日 | 長距離

北海道スポーツサイクルフェスティバルに参加すべく、ロードを駆って札幌へ。
日帰りの強行日程である。

6時10分出発。
ケイデンス80rpmを意識してひた走り、7時45分には月形に到着。
順調である。

しかし、それもここまで。
突然ペースががた落ちとなる。
ギアを落とそうが、60rpmがやっとという有様。
慣れないフレーム、慣れないペース配分で、エネルギーが枯渇したらしい。
結局、会場のつどーむに到着したのは10時30分であった。
4時間を切ることは叶わず…。

つどーむの駐輪場には、高級車がたくさん止めてあった。
ショップ以外では初めて目にする光景に気圧される。
これらが試乗車のはずもなく、すべて来場者の愛車であるから恐ろしい。
目を白黒させていたところに、後輩が到着。

写真1会場は中央に試乗コースがあり、それを取り囲むように有名メーカーのブースがずらり。
50万円以上の自転車が普通に並んでいるので、20万円以下だと安く見えてしまう。
即売会ではないので衝動買いの危険性はないものの…。

写真2新車を購入したばかりで高級車に手を出すのは躊躇されたが、折角だからとTREKのブースへ。
Madone 3.14.75.26.9 SSLなどが並んでいるなかで、一際目を引く自転車が1台。
Domane 6.2である。
Domaneは、ULTEGRAで完全武装したフルカーボンのロードバイクでありながら、ホイールが700×25cとやや太め。
タイヤもスリックではない、よく見かける溝付きである。
街乗りもできるロードバイクというコンセプトだろうか。

で、恐る恐るスタッフに「これにも乗れますか」と聞いてみたら、「どうぞどうぞ」と二つ返事で試乗が決定。
サドルを合わせてすぐに出走かと思いきや、シマノのシューズに気付いたスタッフが、わざわざペダルをビンディングに交換してくれた。
彼らにしてみればペダル交換なんて朝飯前なんだろうが、それでもこのサービスは嬉しい。
今日初めてビンディングを体験してきたなんて、口が裂けても言えない…。

さあ、クリートをはめ込んでいざ出走。
ん…んんん?
試乗コースは結構でこぼこしているのに、振動が伝わってこない。
意図的に段差に入っても、どこかにサスが付いているのかと思うくらい、静かなフレーム。
「石畳でも快適に走れる」なんてレビューをどこかで見た気がするが、それが大言壮語でないことを身をもって知ることに。
あまりのパフォーマンスに震撼し、すごすごとブースにご返却申し上げた。

ちなみに、Domane 6.2は完成車で499,000円。
会場内にいるとまあまあなお値段にしか見えないが、冷静に考えてみれば、私の2.5なら複数台買えてしまう。
くわばらくわばら…。

会場を後にして、新道東のサイクルベースあさひを偵察。
しかし、こちらは自転車量販店という装いでちょっと期待はずれ。
まあ、一般市民に一番売れる商品は何かと言ったら、こういう品揃えで正解ではあると思うが。

日帰りなので長居もできず、14時30分に札幌を発つ。
昼食は摂ったと言えど、枯渇した体力がいきなり戻るでもなし。
引き足がまったく使えないほどヘロヘロ状態。
月形通過が17時10分と、MTB以下のローペースである。

その後もペースは上がらず。
集落ごとに休憩しながら、気力で進んでいるような感じ。
新十津川に入ったころ、山影に日が没する。
このままでは無灯火走行になってしまうと、焦りと気合でラストスパート。
19時10分、何とか空に明るさがあるうちに自宅到着となった。

そうそう、一度も立ちごけなかったのは優秀だった。
自分で自分を褒めてあげたい。

総括。

  • ロードのスペックに体が付いていっていない
  • ロードで札幌市内を走ると、MTBの3倍以上疲れる
  • 今季初のロングライドで160kmはやり過ぎ

本質的にスタミナ不足ってことだわ。

【本日走行距離R】155.51km
【積算走行距離】529.7km(355.3+174.4)

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