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Barrack Asaka

あばら屋あさか

夏の思い出 (3)

2017-09-02 23:09:22 | 日記・エッセイ・コラム

その3。

山の日から始まる十連休の夏休み。8月12日土曜日。まずはコミケとアイマスシンデレラガールズのSSA 5thライブに参加しました。この夏、関東は雨の日が非常に多かったそうで、コミケは二日目に参加しましたが確かに曇天。

入場待機が楽で良かったです。曇天万歳!

 

入場待機の待ち時間は意外に短く、開場30分後の10時半には場内を歩いていました。まっすぐ東ホールに向かってお目当ての本(1冊だけですが)を手に入れた後は西ホール企業ブースへ。

キングレコードのこのポプテピピックお祭り感……キングのアニメタイトル選定基準は相変わらずよくわからんなーと思いつつOBCにて文化部新聞、大阪を歩くまとめ本、萌文学CDを購入。文化部の活字系グッズはだいたい手に入れているお気に入りの品。萌文学CD、上坂さんの演技が光るタイトルですが、君萌えたまふことなかれ、聞いててつらい…。買い物はものの30分程で終えビッグサイトを後に。

お昼ご飯を食べ、ホテルに早目にチェックインしてシャワーを浴び、服を着替えていざさいたまスーパーアリーナへ。これまでデレマスSSAのライブはいつもLVだったのですが、今回初めてチケットが当りました。もっとも私は積まない勢の一発勝負、外れたら潔く諦める派なので、競争率の高いイベントチケットはだいたいハズレますね…。今回は運がよかったです。

現地ではまずはフラスタ企画された方に挨拶してメッセージカードなどを記入。自分は企画に乗っかっているだけですが、企画される方には本当に頭が下がります。ありがたや〜。

それから物販でパンフを買い(ここでも活字系…)早速SSA入場。200レベル席でSSA相変わらず広い!ステージ遠い!こればっかりは仕方ありません。視覚的なものもありますが、ライブ会場の雰囲気、一体感、音を肌で感じられるのがいいですもんね。

今回参加したSerendipity Parade!!!1日目、途中休憩なしの四時間半にも及ぶ長丁場の公演でしたが、アーニャ上坂さんは、宮城公演に続き「たくさん!」を素敵な笑顔とかわいいダンスとともに歌ってらっしゃいました。はぁ尊い…。もうそれだけで十分満足だったSSA公演、出演者の皆さまみんな輝いてアイドルしてました。善哉善哉。

終演後、振り返るSSA。

参加したPの皆さまもみんないい顔してました。

晩御飯は懐かしの日高屋にて。

 

さいたま在住時は仕事の帰りによく食べたこの日高屋の担々麺。ラー油ギトギトのスープに緩めの麺。これですよこれ。地元には日高屋が無いので、無性に食べたくなる時があります。

あ、お昼はカレーを食べました。

 

いつかは食べに行くんだと思っていた帝国ホテルの憧れのビーフカレー。牛肉の塊が惜しみ無くゴロゴロ入っていたのはさすがでした。ルーは定番な欧風カレー風味で、これなら神保町のボンディでもいいかな?と個人的には思った次第。おいしかったです。


夏の思い出 (2)

2017-09-02 21:22:10 | 日記・エッセイ・コラム

夏の思い出その2です。

8月6日日曜日に名古屋で開催された、世界コスプレサミット2017 チャンピオンシップ2ndステージを見に名古屋へ行きました。上坂さんが気合のコスプレをするというのでこれは見に行かねば、というわけです。

特急しなのに揺られてお昼前に名古屋着。

夏の強い日差しの中、会場の愛知芸術文化センター周辺はすでにコスプレ姿の方々が!なかなか非日常感を醸し出していました。

さて、メインイベントのコスプレチャンピオンシップです。写真はイベント開始前のステージ。

コスプレでステージ?と思うわけですが、これは上坂さんのラジオでも触れられていますが、日本のコスプレというと各自好きな格好をしてポーズをとりつつ写真を撮ったり撮られたりのゆるい感じに対して、外国の方のコスプレはステージングもセットなんだそうです。

この違いはなんだろう、と思いつつ観ていたのですが、なりきるならとことんなりきりを追求した結果なのかな?とも、日本では頻繁にあちこちでコスプレイベントが開催されていてコスプレが割と日常?なのに対して、外国では本当に機会が限られているからこそなのかなとも思ったりしたのですが、そんなことはともかく決勝に進んだ方々のステージはとても見応えがありました。正直すごいとしか言いようがありません。コスプレのステージは初めて見たので興味深く面白かったです。

そして上坂さんのぷよぷよドラコケンタウロスのコスプレは、上坂さんのBlogを見れば言わずもがなのかわいさでした。しっぽかわいい。。ぷよぷよはMDで遊んだ懐かしのゲームです。

そんなこんなでコスプレのステージは全部見ることができたのですが、終電の都合で残念ながらライブを前にして退席。意外に時間が早いんだよ…。

会場近くでお昼に食べたオムライス。

オムハヤチーズハンバーグON。なんでもカゴメ オムライススタジアムでグランプリを受賞したとのこのオムライス、オムライスにデミグラスソースにチーズハンバーグとさながらオムライスの洋食満漢全席。食べ応えありました。


夏の思い出 (1)

2017-09-02 12:28:27 | 日記・エッセイ・コラム

9月に入り夜は一枚なにか羽織らないと肌寒いくらいになってきました。この夏を振り返り。

7月15日土曜日。金沢で新鋭ヘリ搭載型護衛艦かがの一般公開があるというので見てきました。北陸新幹線でお昼前に金沢駅着。

郵太郎〜〜〜!

路線バスで移動し、現地へは県庁から出ているシャトルバスで。かがの全景。

でかい!

全長248mだそうです。このかが、呉を母港とするヘリコプター搭載型護衛艦で、名前に因んで金沢港のイベントに合わせて一般公開とのこと。手荷物検査の後いざ乗艦!

船内後方から前方に向かって見たハンガー内。

運動会もできそうなくらいに広々とした艦内です。左の行列は艦内見学コース待ち方々、右横の開口は右舷のエレベータです。どれくらい広々なのか毎度のパノラマ写真を撮ってみました。

艦内見学コースは待ち時間が長そうだったので前方エレベータで甲板上へ。人を乗せて上昇する前方エレベータ。

さすがにこの大きさはインパクトがあります。やがて自分の番になりエレベータに乗り込み。エレベータで上がる前に前方エレベータのさらに奥を撮影。

クレーンにフォークリフト。右のは牽引車かな?

エレベータ上昇!

たのしー!

ふう。エレベータを堪能。ちょっと行き過ぎるのが面白いです。 

甲板には対潜ヘリコプターが展示されていました。

 

シコルスキーSH-60JとSH-60K。ぱっと見違いがよくわかりませんが、機首下方のデータリンク用アンテナの配置の違いとブレードの先端がK型は特徴的。

艦載用ヘリコプターは省スペースのため折りたためます。

 

甲板の床面はこんな感じ。

ハンガー内も同じでしたが、滑り止めなのか、表面をザラザラにしてあるのと、ワイヤフックを引っ掛けるためのポイントがかなり密度高く設置してありました。

甲板上で自衛官の方とちょっと話をしましたが、かがは対潜ヘリの母艦としての役目の他に、艦隊の司令塔としての機能が充実しており医療設備もしっかりしているとのこと。最近の潜水艦は静粛性が進んでいるため、かが自身の対潜哨戒能力は限定的で、艦隊の目と槍になるのは、もっぱら他の護衛艦や対潜ヘリとのことでした。その対潜哨戒能力は海況はもちろんのこと海水温にも影響を受けるそうです。これは知らなかった。

甲板をパノラマ撮影。

帰りはシャトルバス待ちが大変なことになっていましたが、路線バスが意外に穴場で割と楽に会場を離脱。ヘリ護衛艦は一度乗艦してみたいと思っていたので、ちょうど良い機会でした。

おまけ。お昼に食べた憧れの金沢カレーと不思議ジュース。

 

金沢カレーはルーが黒いのがポイントだそうです。うまし。


五月連休のおわりに (3)

2017-05-07 21:47:32 | 日記・エッセイ・コラム

この五月連休の備忘録。最終回です。

五月連休も後半。どうもここしばらく気分が落ち気味なので、これはいかん、外に出なければ、ということで前から行ってみたかった旧中山道の碓氷峠を歩くことにしました。以前に中山道を辿ってみよう!とオートバイで京都の草津宿から中山道を通って東京の板橋宿まで走ったことがあり、その時は碓氷峠は国道を走っています。今回の目標は、長野県側碓氷峠から旧中山道を歩いて群馬県安中市の横川駅まで行き、おぎの屋で峠のかま飯を食べることです。

当日、多少雲があるものの天候は晴れ。新幹線でビューンと軽井沢まで行き、まずは軽井沢駅の観光案内所で碓氷峠旧中山道ハイキングの資料を入手。安中市発行の旧道日和は是非入手することをお勧め。とても役に立ちます。そしてその時言われたのが、熊よけの鈴を持って行ってくださいとのこと。ん?持ってないぞ?

北陸新幹線軽井沢駅から碓氷峠へは、路線バスで旧軽井沢に行き、そこからちょっと歩いて旧軽井沢銀座の軽井沢観光会館前と見晴台間を運行している軽井沢交通バスを使えば、碓氷峠の見晴台まで公共交通機関を使って行くことができます。

旧軽井沢銀座。

とても観光地です。見晴台へのバスに乗るため軽井沢観光会館前にてしばらくバス待ち。このバス、意外に本数が少ないことと、途中からの乗車になるため乗客がすでに乗っていること、そして座席数も少ないので要注意。私は立席で乗車しました。やがてバスは見晴台に到着。

見晴台からの風景(①)。

ひゃっほう!毎度のパノラマ写真。

ベンチに座り、景色を眺めつつ持ってきた赤福を食べて体にエンジンをかけ、さらに峠にある熊野神社にて道中の無事を願い参拝。

 

この熊野神社、境内の中央が長野県と群馬県の県境になっており、県境を跨いで神社の名前も違えば御賽銭箱も長野県側と群馬県側で別々になっているという変わった神社です。

峠のかま飯目指していざ出発!(②10:40)

写真は舗装路ですがすぐに未舗装の山道になります。

雲霧温泉への分岐(③10:43)。

左側に坂本宿とも書いてありますが、こちらのルートは御巡幸道で比較的新しく、昔からの中山道は右側になります。雲霧温泉に行かない限りは、旧中山道を歩いた方がよいようです。私も旧中山道と記された右側を歩きました。

歩くのはこんな山道。

現在の旧18号国道のルートが開通したのが1884年(明治17年)で、それ以来この旧中山道の人の往来は急速に途絶えてしまったとのことで、それから既に133年経っています。といっても新緑のシーズンで連休だし有名な古道だしハイキングしている人は結構いるのでは?と思っていたのですが、まるで誰にも出会いません。熊除けの鈴の件もあって、ここで熊に出会ったらどうするかな、なんて考えつつ口笛吹き吹き歩きました。

人馬施行所跡。(④10:54)

 

峠道の中で最も水量の多いとの休憩所跡です。ここまででそこそこ歩いた気がしたのですが、まだまだほんの序の口。というか、こんなところを馬も歩いていたというのは正直信じがたいのですが、信州から上州に抜けるにはこのルートしかなかったわけですから、実際歩いていたのでしょう。馬にとってもきつい道中です。

歩く歩くよ中山道。

 

二枚目は陣場ヶ原分岐(⑤)。御巡幸道への分岐点です。雲霧温泉へのルートで坂本宿を目指した場合、ここに出てくるはず。(11:03)

一つ家跡。(11:07)

説明が怖いよ…。

しばらく歩くとこんな山中に廃屋と廃バス。(⑥11:10)

 

廃屋はともかくバスは一体どうやってここまで来たんだろう。看板には三陸開発株式会社という文字が読み取れましたが謎は深まります。

山中坂。めし喰い坂とも。(11:13)

この山中坂、切り通しの法面にブロックが積んであって自動車が往来できる道幅があります。しかし、この状態が峠道の最後まで続いているわけではなく一部のみ。なぜ整備したんだろ。

坂からすぐの所に山中小学校跡と山中茶屋跡。(⑦11:17)

 

この峠道の中心的な場所で、明治の初めまではここに13軒の茶屋があって、明治11年には山中小学校に25人の生徒がいたらしい。このシーズンだからこそうららかな陽気だけど、軽井沢の冬季は気温-10℃以下の日なんて当たり前のように続き、当然雪も降る地で、ここもまだ標高1000m以上あります。そんなところに13軒も茶屋があって、その上小学校まで? 当時の生活がどんなものだったのか全く想像がつきませんが、人の逞しさはすごいものだな、と思うばかりです。

どんどん歩きます。

 

ポツポツ峠道を上る人に出会うようになりました。

新緑。(11:35)

 

二枚目は栗が原(⑧)。熊野神社を出発して一時間近く経っています。ルート的には栗が原がほぼ中間点で、ここには見回り方屯所、群馬県初の交番があったらしい。こんな山道ですが、交通の要所であったことは間違い無いようです。

座頭ころがしの急坂に、斜面を通る山道。(11:42)

 

北向馬頭観世音(1818年, 文化15年⑨)と南向馬頭観世音(1791年, 寛政3年⑩)。(11:51)

 

ちょっとわかりにくいですが、南向馬頭観世音は手前の木の根元にあります。馬頭観世音のある場所は危険な場所を示しているとのことで、私は気づきませんでしたがこの北・南の観世音に挟まれた区間の南側は絶壁で危ないらしい。さらに昔この付近は山賊も出たところとのことで、ここはこの峠道の中でもヤバさ満点スポットでしょう。カツアゲ狙いの不良がたむろするのは狭い路地というのは定番ですから、こういうのは古今東西変わらないのだなあ。

新緑!堀切(⑪)!新緑!(11:55)

  

これは針葉樹林。

刎石茶屋(四軒茶屋)跡。(⑫12:08)

奥に石垣が見えます。この先にある覗から峠道入り口まで一気に200mの高度差を稼ぐので、その急坂を登り終えた人々がここで一息いれたのだろうな。峠道も終盤です。

覗。(⑬12:13)

坂本宿が一望できる場所で、小林一茶もここで一句詠んだとか。ここから先は刎石坂の急坂です。刎石坂にある石仏(⑭)に刎石溶岩の柱状節理(⑮)。

 

石仏は南無阿弥陀仏の碑、大日尊、馬頭観世音とのこと。馬頭観世音があるってことはここも危ないということですね。南無阿弥陀仏の碑の側面には文政三庚辰の文字が見えました(1820年)。柱状節理はマグマが冷えて熱収縮するとできるんだそうです。

どんどん急坂を下り…。

旧中山道峠道の出口(⑯)。向こうに現代が見える!

歩いて来た古道を振り返り。(12:37)

ここから先は旧国道18号を歩いたり、アプト式鉄道跡の遊歩道を歩いたり。

 

天然温泉 峠の湯にて一風呂頂きました。

 

湯船で足を伸ばし、場内の休憩所でしばし休憩。峠の湯、お湯は普通でしたが泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物温泉とのこと。2枚目はこの施設の駐車場から見た山々で、より高い位置にある露天風呂で湯船に浸かりながらこの風景を眺めることができます。

ここにはレストランもあって峠の釜飯を食べることもできます。が、私は横川駅で峠の釜飯を食べなければならない、というわけで、お腹を空かせたまま峠の湯を出発し坂本宿を通過。

  

歩道や沿道の家々には花が咲いていて、歩く私の目を楽しませてくれます。それにしても峠道が終わったことでハイキングも終わった気分になっていましたが、横川駅まで意外に距離が。

碓氷関所跡。

ここには説明員の方がいらっしゃいました。明治に入って全国の関所は廃止され取り壊されて焼却処分されたそうで、この碓氷関所もそうなりかけた所を当時の方の機転で解体されはしたものの構造物は保管され、国内で唯一、当時の木材そのままで復元されている関所とのことでした。東海道に対する中山道の位置付けについて質問したところ、東海道は大きな河川の渡しがあり、河川が増水すると足止めになるために所要日数に不確実な部分がある一方、中山道にはそれがないことが利点だったとのこと。なるほど納得です。

それから横川の旧街道筋へ。あの看板は!

 

あああーー!! いただきます。

 

この横川駅おぎの屋のかま飯、すでに何度も食べたことがありますが今回は格別の味でした。

JR横川駅に横川・軽沢間のJRバス。

 

昔は横川・軽井沢を信越線が接続していましたが、北陸新幹線が開通して碓氷峠を越える区間は廃止。今はこのJRバスが代行しています。

バスの車窓から碓氷湖。

軽井沢駅にて。

?!

気分転換に出かけた旧中山道碓氷峠ハイキング、碓氷峠を徒歩や馬で行き交うしかなかった時代を追体験でき、しばし古の時代へのタイムトリップ気分を味わえました。そして新緑の中を歩き、もやもやしていた気分もスッキリした気がします。熊野神社のご加護か、無事に峠道を下ることもできて、思い切って来てみてよかったです。

これで五月の連休も終わり。まとまった休みは盆休みまでなし。日々生活していれば色々ありますが、何事も一つ一つ積み上げていきたいと思います。

今回歩いた旧中山道のルートマップを国土地理院地図を使って作ってみました(6/24追記)。

 

航空写真と比較しながらルートを確認していて、地図上の北向馬頭観世音(⑨)より上のルートは、昔の東山道ルートのような気がしました。旧中山道のルートは尾根の北側、崖より離れたところのようです。山賊が出たというこの辺りですが、地形図眺めていて思ったのが右上にある平らな地形。ひょっとすると山賊のアジトはここにあったのではなかろうか。想像は膨らみます。


五月連休のおわりに (2)

2017-05-06 20:46:21 | 日記・エッセイ・コラム

この五月連休の備忘録。

三国志のイベントに参加した後は、そのまま実家に帰省。毎年恒例のワラビ採りに行ったりバーベキューしたりテレビで広島対中日三連戦を見たり。ホームゲームでしたが三連勝で気分よし。しかし勝ち癖というキャッチフレーズはどうかと。

 

あとは倉庫の電気工事をして欲しいとのことだったので照明増設の電気工事もしました。素人工事は電気火災にもつながるので要注意です。コンセント増設は資材がなかったのでできなかったな。

それから地元へ。帰省ラッシュと逆方向なので新幹線も特急も空いていました。お昼に名古屋駅にてカゴメ謹製オムライス。

うまし。姨捨にて特急しなの車窓から善光寺平の風景。

日常に戻ってきました。

家に帰った後は散髪したり部屋の片付けをしたり。なんかロシア料理でも作ってみようかな、とロシア料理の参考書(荻野, ロシアのスープ, 東洋書店,pp.34-35, 2014, ワイリ/ゲニス, 亡命ロシア料理, 未知谷, pp.92-95, 1996)を参考にして、鱈の切り身を使ってウハー(Уха)を作ってみました。

2人分相当ということで、鱈の切り身二切れを煮込み、さらに玉ねぎ、人参、じゃがいもを加えて煮込みました。が、切り身を煮込んだ段階で思ったのですが、はっきり言って鱈の切り身二切れだけではブイヨン(ダシ)が足りません。

亡命ロシア料理ではダシを取るのに新鮮な川でとれた小魚を使うとあります。今回これを省いてしまったので、それが足りなかったのでしょう。しかし川の小魚と言っても簡単には手に入りません。代用品は何になるんだろう。いりこダシか、かつおダシか、あるいは鱈のアラか。ベストは鱈のアラなんだろうけど、これもあまりお手軽ではありません。ということでウハーに再チャレンジするときはダシに注目してみたいと思います。