- エフエムナックファイブ(JODV-FM): 周波数79.5MHz, 空中線電力5kW, 最大実効輻射電力37kW, 電波の形式F8E
埼玉のFM放送局NACK5の送信所。
FM放送送信所(飯盛峠)
2012/5/19 追記
前から行ってみたかった埼玉ローカルのFM放送局 FM-NACK5の送信所のある飯盛峠に行ってきました。
AM10:00 五月晴れの土曜日。西武秩父線の正丸駅から飯盛峠への登頂を開始しました。飯盛峠に至るには複数のルートがありますが、帰りに黒山でお風呂に入ってさっぱりしたいこと、同じルートを2回通るのは避けたいことから、スタート地点を正丸駅に選んでいます。正丸駅は標高約300mの地点にありますので、高低差500mほどの登坂となります。
国道299号線沿いにしばらく歩き正丸トンネル手前で右折して旧道に入りました。高麗川の川筋沿いに刈場坂を上りました。林道から見た山林。
標高約650mまで来たところで高麗川源流保全の碑。そしてその先、高麗川の流れる谷沿いに伸びている山道に、高麗川源流・刈場坂峠の方向を指し示す道標が。このまま舗装された道沿いに行っても自動車やバイクはうるさいし、源流も見てみたいし、そもそも虚空蔵峠をショートカットして、一気に刈場坂峠にいけるではないか、私が行きたいのは飯盛峠なんだ、と思ってそこから山道に。
しかしそこは山道、舗装路面を歩くのとはわけが違うし、そもそも距離が短いということは、それだけ傾斜も急なわけで。半ば後悔しながらぜいぜいと急坂を登っていくとやがて石碑が。
高麗川源流の滝と書かれた石碑の奥に見える白いのがその滝です。しばらく冷たい沢水を楽しんだ後、再び斜面を登りつづけ、11:25 刈場坂峠(標高818m)に到着。峠で休憩していた人たちが、山の中から突然現れた私を見て、えっ?という顔をしたのが面白かったです。
峠から北方の眺め。
そこからは、奥武蔵グリーンラインをてくてく。尾根沿いの道なので、多少のアップダウンはあるものの、刈場坂の登坂に比べればずいぶん楽です。自動車、オートバイ、自転車は時々走ってきますが、ハイカーはあまりいませんでした。
こんにちは飯能市。
12:06 ぶな峠(標高770m)到着
12:20 ついに目的地のエフエムナックファイブ飯盛峠送信所(標高800m)に到達!登頂成功です。
このアンテナ塔に取り付けられているアンテナから関東一円に79.5MHzのFM放送NACK5が送信されています。レドームのついたパラボラアンテナの下にあるごちゃっとしたものが、FM送信用のアンテナです。パラボラは放送局から送られてくる番組の受信用です。
ここでお昼にしようかと思ったのですが、どうせなら景色の良いところで、ということでこの先にある関八州見晴台へ。途中、道端の空き地でアマチュア無線家がエンジン発電機動かして無線局運用中。あのアンテナは常設だよね?
途中で見かけたツツジ。
13:00 関八州見晴台(標高771.1m)に到着。気温22℃、湿度33%Rh。国土地理院の電子地図では高山不動尊奥の院と書かれている場所です。実際、祠みたいなのがあります。
南東方向の風景。
北東方向の風景。
昼食をとり、しばらく休憩。そして黒山の谷に降りるため傘杉峠に向かう尾根沿いの山道を下りました。山道を抜け林道に。飯能と越生の分かれ道。
直進して傘杉峠からも黒山に降りられるようですが、ここは素直に黒山方面に向かいました。といってもこのまま車道を歩くのもつまらないので、途中から谷に降りる山道へ。この谷を降りていきます。
この谷に入ってから、ほぼ圏外だった携帯のアンテナも時々立つようになってきました。沢の流れ。
どんどん標高を下げて、やがて車道に出て、再び山道に入り黒山三滝へ。道端に咲いていた花。
ウィキペディアによると、シャガ(射干、著莪、胡蝶花、学名:Iris japonica)というアヤメ科アヤメ属の多年草植物とのこと。
黒山三滝を眺めたあとは、さらに下って黒山鉱泉館で汗を流しました。鉱泉なので湯質はまったく温泉らしくないですが、川のせせらぎを聞きながら湯船で疲れた足を伸ばすのもよいものです。
バスが来る時間まで休憩し、黒山バス停から16:15発の越生駅行きのバスに乗って越生駅へ。肉のひろさわにて越生名物梅コロッケを買い、帰途に着きました。越生駅。
JR八高線と東武越生線が入っています。風情がありますね。
正直、私にとってはハードなハイキングでしたが、胸いっぱいにおいしい空気を吸って、体がリフレッシュしたような気がします。
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