春分の日の週末の備忘録。
春分の日の三連休最終日金沢観光編です。金沢は週末になる度に、せっかく近くなんだし行きたいなーと思い続けて結局行かずじまいの場所。ならば今回の大阪遠征の帰りに立ち寄ればよいのでは?ということで途中寄り道して金沢で一泊し金沢観光しました。金沢は学生時代に来たことがあり、兼六園がよかった思い出があります。
金沢観光といえば何は無くとも兼六園でしょう、ということでホテルをチェックアウトして香林坊から兼六園へ。
苔生す林。
池あり、小川あり。
梅が咲いていました。
以前に兼六園を訪れたのは五月中旬で、新緑と菖蒲が綺麗だった覚えがありますが、いつ来ても絵になるのはすごいと思います。やはり金沢に行ったなら兼六園はぜひ行ってみて欲しい場所です。
お昼はグリルオーツカでハントンライス。
金沢へはこのハントンライスを食べに来たと言っても過言ではありません。このハントンライス、オムライスの上に乗っている揚げ物が魚系であることが条件の一つらしく、グリルオーツカのハントンライスは、オムライスにカジキマグロと小エビのフライがトッピングされ、さらにタルタルソースとケチャップという組み合わせでした。それぞれが定番の組み合わせですから当然おいしかったです。はー満足。
それから長町武家屋敷跡をぶらぶら。
土塀に挟まれた狭い通りを見ていると、いつか見た時代劇の、提灯を掲げながら刀を押さえつつ腰を低くして夜の通りを走り抜ける侍たちのイメージが浮かびます。街中に水路。
歩いていてたまたま見かけたお店。
串揚げ屋やんけ!(笑)
近江町市場。
買い物客、観光客でごった返し。
ひがし茶屋街。
着物姿の女性も歩いていたりして風情があってなかなかよし。パノラマ写真も撮ってみました。
ちょうど正面がお茶屋志摩。江戸時代に建てられたまま残っているそう。
金沢は歴史的に古い街ですが、街を巡ってみてこんなに古い町並みが未だ残っていることに正直驚きました。金沢は幸いにも先の大戦で空襲に遭わなかったことも大きいと思いますが、住んでいる人々の金沢の歴史に対する意識もあったのでしょう。
私が住んでいた広島にも割と古い町並みが残っていて、中学生の頃の私はこれは是非残すべきだ、と主張していましたが、結局歯抜けのように普通の家屋に建て替わって、今やどこにでもありそうな街になってしまっています。街並みを保存しておけば、今だったら外国人も訪れる観光地にでもなったろうに惜しいことしたな、と思いますが、こればっかりは住んでいる人たちの都合もありますから致し方のないことです。
最後に、金沢を含め北陸は文化圏的にはもともと京都・大阪と思いますが、北陸新幹線が開通して関東が時間的に近くなり、人々の意識、流れも関東指向に急速に変わりつつあると聞きます。金沢が今後どんな変わり方をしていくのか興味深いところです。それから今回は金沢カレーを食べられなかったので、次の機会には是非食べてみたいですね。
おまけ。金沢で買った加賀ノ月 満月。
なんでもノーベル賞受賞の祝賀会で供されたとのことで買ってみたのですが、癖のない日本酒でこれなら日本酒を飲んだことのない外国人にも受け入れ易い感じ。