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Barrack Asaka

あばら屋あさか

五月の連休 プーシキン美術館展

2018-05-06 23:42:56 | 日記・エッセイ・コラム

この五月連休最終日、東京美術館で開催されている、プーシキン美術館展—旅するフランス風景画と題された絵画展に行きました。その備忘録です。

上々のお天気の中、上野の東京都美術館へ。

東京都美術館は上野公園の中にあります。

展示会場入り口案内。

さて、このプーシキン美術館展ですが、フランス風景画をテーマとして、ロシアのモスクワにあるプーシキン美術館のコレクションの中から選択したものを年代順に展示したものです。音声ガイドを聞きながら展示を見ることができ、絵画の説明は俳優の水谷豊さん、コラムは上坂すみれさんが担当されています。

私もその展示の順に、音声ガイドを聴きながら観覧しました。フランスの明るく情緒あふれる風景、素朴な郊外の風景、華やかな社交、都市の雑踏など、ロシアの人々のフランスへの素朴な憧れが絵画の選択にも表れているようで、うんうんわかるその気持ち、と思いました。

それから、最初は宗教画っぽさを残していて悪く言うとお説教ぽかったものが、絵画が市民のものになるのにつれてそれが薄れていき、人々の日常、そして風景が主役になっていく過程も見て取れて興味深かったです。

日頃から絵画鑑賞しているわけでもないので、並んでいる絵を見てこれはいいな、これはピンとこないな、と単純に思うくらいですが、それでもルノアールやモネなんかの有名な絵は、構図、色のバランスなんかがよくて目を引きます。これが現代抽象画っぽさが出てくると、私にはもはやその良さがわからなくなってきますので、ちょうどいい時代の展示でした。

展示を観た後は、この展覧会のイベントとして開催された、上坂さんのトークイベントに参加しました。トークは展示されている絵画について、音声ガイドのナレーションについて、旅について、ロシアについて、それから上坂さんと会場参加者との対抗の4択ロシアクイズ大会、事前募集の質問コーナーから構成されていました。

有名なのは別にして、という前置きで上坂さんの気に入った三作品として「牛のいる風景」「夜のパリ」「東方の風景」を挙げられていました。牛のいる風景はのどかでいいですね、とのコメント。東方の風景については、どの辺が東方なんだろう?と言いつつ絵柄が薬のパッケージっぽいのでお気に入りなんだそうです。旅については社会人になって温泉旅行のよさがわかったこと、それからシンデレラでの遠征は旅ではないお務め、とのことでした。ロシアについては白夜について話されていました。

クイズ大会は、会場参加者はググっても可で4色のカラーカードで回答、上坂さんの回答と比較して正解を競う、というもので、最後まで全員参加型の平和なものでした。戦車のBT-5はどれ?という問題では、BT-2とBT-5の間で長考されていましたが無事正解。プーシキンの作品はどれ?で大尉の娘を当てる上坂さん、さすがロシア通。しかし日本語は難しいと上坂さんも仰っていた最初の例題が一番難しかったような…。和やかで笑いの絶えない楽しいトークイベントでした。

展示ショップでは図録と小さいレプリカを買いました。レプリカの絵は早速部屋に飾ってみましたが、ふと目に入るとなんだか和やかな気分になるので、部屋に絵画があるというのもいいもんだなと思います。何かなければ美術館なんて滅多に行かないのですが、連休の最終日を飾る楽しいよい一日になりました。

おまけ。洋食お昼ご飯。

Вкусно!

 

五月の連休 広島編

2018-05-01 19:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

この五月連休の備忘録、広島編です。
まずは広島で初開催との肉フェスに行きました。

肉フェス!

肉フェスは前から行ってみたいな、と思いつつも行けてなかったイベントだったので、ちょうど良かったです。

肉を求める人々。

ビールとラムチョップ。

 

昼間から飲むビールうま〜。分厚いラム肉も美味しかったですが、こういうのはお祭り気分を味わうのも一つだと思うので、本当に美味しい肉を食べたいなら、やっぱりちゃんとレストランに行って食べることだなあ、と思いました。

後はコル玉民らしくジャガイモと玉ねぎ畑の草取りをしたり水汲みしたり…。

ジャガイモ畑Before、After。そして玉ねぎ畑。

  

家庭菜園ですからこのくらいの適当さでもいいのかもしれませんが、一ヶ月放っておいたらこうなってしまったそうです。農作物と雑草との熾烈な生存競争がこんな所でも繰り広げられているのだなあ、自然界は相変わらず厳しいなあ、と思いつつ草取りをしました。

ちなみにソ連崩壊時、ルーブルは紙くず同然になってしまったので、ダーチャを持っていたロシア人は、ダーチャをフル活用してなんとか急場を凌いだそうです。今の日本と当時のソ連とは比べようはありませんが、日本も財政難から社会保障の大幅削減は不可避の状況です。そのとき円の価値がどうなっているかわかりませんが、高インフレで債務削減というのはよくあることなので、かなり大袈裟な捉え方とは思いますが、ある程度は自活できる素養はあった方がいいかもしれません。

広島市内を歩いていると、花壇の花やツツジがきれいに咲いていました。

 


五月の連休 東京編

2018-04-29 22:42:55 | 日記・エッセイ・コラム

この五月連休の備忘録、東京編です。

五月の連休初日、4月28日は、ニコニコ超会議2018にて、新ブラウザロールプレイングゲームの「エンゲージプリンセス」ステージを現地で見ることからスタートしました。

会場の千葉幕張メッセ。

イベントは16:00スタートと遅い時間だったので、昼過ぎに会場に着きましたが、特に入場待ちすることもなく入場。ニコニコ超会議は以前に上坂さんがライブされた時に行って以来で、参加者に若い人が多いのは相変わらずでしたが、ざっと眺めてみて、なんだか以前に比べて、全体的にパワーダウンしているような気が…。

エンゲージプリセンスのステージ開始前の様子。

イベントは、制作陣と声優の上坂さん、日高さん、藤田さんが登壇され、ゲームの世界観の紹介、キャラクターの説明などがありました。その中にあった話の一つとして、ゲームのキャスティングは大体指名が多いのに対し、今回はちゃんとオーディションをやって選んだとのこと。上坂さんは歌が上手いということも起用のポイントだったとのことで、歌唱での展開も期待できそうです。三澤さんもキャスティンスしていてビデオ映像でコメント参加されていましたが、なんだかイメージ変わった感じ。製作陣、声優陣ともにかなり強力な布陣で面白いゲームになりそうな印象を受けました。今はオデストをプレイ中ですが、予約済み。

他には自衛隊ブースにて海自の護衛艦いずもの艦長と乗員の方のトークショウを聞きました。展示されていた装備品の水陸両用車と12式地対艦誘導弾。

  

 

こう言うとあれですが、この水陸両用車、ノルマンディー上陸作戦をしていたような時代ならいざ知らず、これで海から敵前着上陸するような状況って現代戦でありえるんだろうか??と素人考えですが思わなくもなく。

あとはニコニコ超会議の前に秋葉原に立ち寄ってお店を巡って電子パーツを買い、ちょうど前日、世界の耳目を集めた北朝鮮と韓国のトップ会談の席で話題になってた韓国冷麺を、お昼に食べています。

 

この日は夏を思わせるような強さの日差しで冷たい冷麺がうまー。冷やし中華の麺とは違う、かなりコシの強い透明感のある麺でした。

イベントが終わった後は、東京に戻って軽く一杯飲んだ後実家の広島へ帰省。


文化部は夜歩く 春の文化祭

2018-03-05 21:38:02 | 日記・エッセイ・コラム

このたび埼玉の坂戸市文化会館で開催された、ラジオ大阪のラジオ番組文化部は夜歩くのイベント「春の文化祭」に参加しました。その備忘録です。

イベント当日の三月四日の日曜日。埼玉の気温は二十度を超えるぽかぽか陽気の中、電車から降り立つは会場最寄駅の東武東上線北坂戸駅。

埼玉県民歴はそこそこ長かったのですが、東上線は霞ヶ関より北には行ったことがなく、坂戸は今回が初めてです。

会場の坂戸市文化会館。

皆さま集まってらっしゃいますね〜。

さて、部歌の斉唱からスタートした春の文化祭、声優さんをゲストに招いての声優版ケンミンショー「地域的な夜」、番組アシスタントの早瀬さんの上坂すみれリスペクトライブ、そして文化部的朗読劇の三部構成でした。

「地域的な夜」では、各声優さん御自身の出身地について、番組担当者のその土地に対するイメージと、事前募集で集まったネタを元にプレゼンテーションし、最後にどこに行ってみたいと思ったか会場の拍手の大きさで勝者を決めるというもので、熊が闊歩し大根を抜いて雪を食べる北海道、家を建てると餅が投擲される愛知、桃と嫁が川に流れる岡山、馬刺しが美味しく西住殿が戦車に乗っている熊本と各地が紹介されました。

そんな中、横浜中華街にちなんだ素敵なチャイナ服姿の上坂さんの神奈川のプレゼンテーションは、みんなだいたい知っている神奈川だからいまさら普通に紹介しても仕方ない、ということなんでしょうけど、いつもは座っている鎌倉の大仏、実は有事の際には立ち上がって敵を迎え撃つ、などと荒唐無稽なお話を展開され、Lady Go!!の時代から上坂さんのこういった小話も大好きな私としては、北海道から来た熊と戦い、そして倒した熊を食べる鎌倉大仏をイメージしてやっぱ大仏は強いよな!と納得の楽しいプレゼンテーションでした。どの地域も知らなかった地元ネタがあって興味深くお話も面白かったです。

そんなプレゼンテーションの結果、優勝したのは金元さんの岡山。そして明らかに拍手が少なかったのは上坂さんの神奈川(あれ?)。岡山の優勝ポイントは紹介された写真がとてもよかったことが一つあると思います。一方神奈川はあまりにも身近すぎて、敢えて行ってみたいか、と問われるとうーん?というのと、わざわざ参加してくださったゲストの皆さんに花を持たせようという文化部リスナーの心意気なのかもしれません。私は話を聞いていてどこも行ってみたくなりました。それにしても松井さんはなんかやけに城に詳しい所を見せていましたが、城が好きなんだろうか?

転換の幕間に番組プロデューサーのかねやんこと金田さんが登場。結婚式に参列したその足で来たとのことで、結婚はいいものだと女性声優陣にお説教した後、物販と7月神戸で開催予定のLive Passionの宣伝。私はチケット、宿ともに確保済みなので後は参加するだけの気楽な立場です。

続いて番組キャラすみをくん(CV上坂さん)のMCからスタートした早瀬さんのライブ。メドレー形式で上坂さんの楽曲を五曲歌われ、続いて番組の企画で作ったアシスタントソングを二曲歌われました。アットホームな感じで盛り上がったいいライブでしたね。ライブを盛り上げようと冒頭MCで一汗かく上坂さんもさすが。

最後は、ブレーメンの音楽隊をモチーフにした朗読劇。内容は限界オタ達の上京物語でしたが、内容はともかく聞き応えがありました。

そんな感じで終わった文化部イベント、今回も正直場所が場所だしどうなんだろ、と思っていました。なので少しでも賑やかしになればと事前募集のネタをSNSにアップロードしたりしていましたが、蓋を開けてみればそんな杞憂はまったく不要の楽しいイベントでした。上坂さん周辺は、いつも変なところに集まってはなんかやってるけど、と興味を持った方は是非参加してみると楽しいと思います。

そんな文化部は夜歩くはめでたく100回放送を迎え、今後はより実践的な内容にしていこうとのこと。今後の展開が楽しみです。

今回の遠征ご飯。なんでも豚のカシラ肉を焼いたものを辛味の効いた味噌ダレで食べるのが、坂戸市に隣接する東松山市の名物とのこと。

うまーい!


革ブロ5周年記念集会〜サンリオピューロランド会談

2018-02-24 21:31:49 | 日記・エッセイ・コラム

建国記念日の二月十一日、サンリオピューロランドで開催された、上坂さんのFCイベント「革ブロ5周年記念集会〜サンリオピューロランド会談」おはなしの部とライブの部に参加しました。その備忘録です。

前日に公開初日の映画スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネットを観て、そのまま都内泊からのピューロランド!

最寄駅は多摩センター駅です。

入場門前に設置されたイベント受付。

入場するとそこはピューロな世界でした。

さてイベントの内容です。まずはおはなしの部。会場のエンターテイメントホールにはパイプ椅子が並べられ、着席してのイベントです。

サンリオ、そしてピューロランドの歴史についてドキュメンタリータッチの映像上映からスタート。上映が終わると、ポムポムプリンをイメージした衣装の上坂さんが登場しました。けぶかい…。さらに、革ブロ、FCの振り返り映像が上映されました。

歴史を振り返りがちな革ブロとの上坂さんのコメントとともに、ホワイトボードでの歴史振り返りコーナー。

革ブロ及びFCの各ライブイベントが歴史年表的に細々と書かれたホワイトボード二面が壇上に用意され、各々についてプロデューサーの須藤さんと思しきコメントが書かれており、上坂さんがそのコメントに貼られたテープを剥がしながら、さらにそれにコメントしていくというもの。

今まで参加してきたいろんなライブイベントを思い返しながら、懐かしくお話を聞いていました。病み病みヤングパラダイス、あれはあれで楽しかったけど、須藤さん的にはプロデュースの方向性を見失っていたとは意外。

続くはクレープ作りチャレンジコーナー。原宿アストローホールで開催された第一回決起集会でのクレープ作りのリベンジということでした。第一回のクレープ作りも現地で見ていましたが、今回無事リベンジできたようで何より。第一回の決起集会は蜘蛛の糸を題材にした紙芝居が印象に残っています。

それからキティちゃんの完璧なアイドル作法コーナー。キティちゃんのパーフェクトな応対に、さすがサンリオの巨頭、世界のキティちゃんと思いました。

ついで、ポムポムプリンとお見合いコーナー。キーワードについてのお互いの回答を比べて相性を測るというもの。プリンくんに迎合したような回答をする上坂さんに対して、ツッコミのようにライブやラジオでの上坂さんの発言が流され会場の笑いを誘っていました。上坂さんのお父上は株が好き、お母上はお金やブランド物とか好き、と仰っていましたが、私も株式は多少持っているので話はできそうだなあ(何様?。

結果、上坂さんとプリンくんは五反田デートをしようという結果になりましたが、なぜ五反田なんだろう…。

おはなしの部の最後は質問コーナーで、事前に募集した質問について答えていくというもの。幾つかの質問のうち、女性同志についてどう思うかという質問について、おしゃれな人が多くて参考になると仰っていました。私の隣にも上坂さんコスをバッチリ決めた人が座っていましたね。各人色々動機はあるんでしょうけど、憧れとか共感とかそういうものでしょうか。上坂さんの自分のスタイルを貫いている所はカッコイイです。

おはなしの部で一点気になったのが、歴史振り返りコーナーの須藤さんのコメントで革ブロの収益に触れていたこと。全部が全部赤字とは書いてなかったので、赤字じゃなかったライブイベントもあったのだと思いますが、今まであまりなかったことです。

ライブイベントって固定費があまりかからないイメージなので、集客さえ確保できれば収益は割と上げやすいのかと思っていましたが、最近はキングレコードも会場を数日間借り切って、別々のライブイベントを日を変えて開催するとかいろいろ工夫して、なんとか出て行くお金を抑えようとしていることを感じていたので、どの業界もコスト構造的に難しいところはあるんだなと思いました。

おはなしの部の後、遅い昼ごはんにコラボフード。

プリンくんのカレーと、ソーダ水。

 

プリンくんカレーは、スパイシーな大人な辛さのカレーで、なかなかな美味しさでした。ピューロランドの食べ物は美味しいとの上坂さん評でしたが、その言葉に違わずです。そしてソーダ水。電球をイメージした容器が最高です。底にLEDが仕込んであって、これがチカチカ光って楽しい。

次いでライブの部。事前アンケートの結果ランキング順に歌唱していくというスタイルでした。個人的ベストは、どうして!ルイ先生と最先端ガールはキティちゃんの最先端△ガールが聴けたこと。そしてキティちゃん、プリンくん、シナモンくんのラインダンス。彼らのスーパーガール、スーパーマン振りにただただ感嘆でした。

イベントが終わり、帰り際に振り返ったピューロランド。

おはなしの部、ライブの部ともにとても楽しく、そして来ることなんてまずないと思っていたピューロランドに訪れることができ、サンリオピューロ会談、とても思い出深いものになりました。