真夏の日差しが照りつける8月11日、神奈川三浦海岸のOTODAMA Sea Studioで開催された北斗の拳&蒼天の拳 スペシャルミニライブ&トークショー in OTODAMA presented by Sammy に行ってきました。その備忘録です。
北斗の拳といえば、北斗神拳を操るケンシロウを主人公とした独特の世界観で人気を博した世紀末漫画アニメで、蒼天の拳は北斗の拳の世界観を引き継いだ、北斗の拳のよりもっと前の時代の上海を舞台にしたものです。蒼天の拳 REGENESISではエリカ役として上坂さんも出演されています。
今年は、その北斗の拳の漫画掲載開始から35周年にあたり、このイベントを含め、京急とサミーがコラボして様々なイベントが開催されているとのこと。このイベントに連動した「ザコと行く三浦海岸!京急ヒャッハートレイン」と題された三浦海岸行きの特別列車も運行されています。私がチェックした時は、残念ながら100名限定のチケットはすでに完売しており当日は普通にJR、京急と乗り継いで三浦海岸へ向かいました。
三浦海岸駅ではラオウがお出迎え。
これはスタンプラリーの企画のようです。三浦海岸は以前に仕事で屋外実験しに来たことがあって、実験中自衛隊のヘリが様子を見にきたりして驚いた記憶があります(もちろん合法)。
駅からちょっと歩くと三浦海岸!
シーズン終わりに近いからか、海水浴客もそんなに多くもなく、のんびりとした空気が漂っていました。
会場のOTODAMA SEAスタジオ。
夏季限定の砂浜に開設されたスタジオです。
本日のイベント。
スタジオ内の様子。
特別列車100名様の座席が仕切りの中に用意され、特別列車に乗れなかった私を含むフリーの参加者はその仕切りの外から観覧しました。場内の地面は砂地のままで空調も効いていないので暑かったですが、風通しは良かったので、夏の浜辺の空気の中でライブというコンセプトなのでしょう。
イベントは第一部のスペシャルミニライブから。劇団ザコの皆様がステージに乱入して場を盛り上げ、クリスタルキングの愛をとりもどせ‼︎からライブスタート。北斗の拳、蒼天の拳に因んで、クリスタルキング、JILLIE、上木彩矢さん、SHO-YAの寺田恵子さんが次々と歌われ、再びクリスタルキングのユリア・・・永遠にから、フィナーレは劇団ザコの皆さまを含む全員ラインナップ。クリスタルキングと寺田さんのツインボーカルによる愛をとりもどせ‼︎で場内大盛り上がりでミニライブは幕。愛をとりもどせ‼︎をまさかライブで聞ける日がくるなんて思いませんでした。昔知って以降フォローしてなかった方が、ひょんなところで続けて活動されているのに出くわすと、昔が帰ってきたようでなんか嬉しいですね。
休憩を挟んで第二部の蒼天の拳 REGENESISトークイベント。エリカ役の上坂すみれさん、ヤサカ役の佐藤せつじさん、そして特別出演の蒼天の拳 REGENESISの監督、鹿住さんを交えてのトークです。最初に登壇した上坂さんは涼しげなワンピース姿。冒頭に景気付けからか、ヒャッハーしてもいいですか?とのことで場内ヒャッハー!二唱(三唱と思っていましたが二唱のようです)。そうしてザコキャラになりきり気分になったところで佐藤さん、鹿住監督も登壇。佐藤さんは、メイクさんにヤサカ風をリクエストしたにもかかわらず、ザコキャラ風にされてしまったとのこと。鹿住監督は、飄々としていてどこか食えない感じですが(失礼)、三人揃っての蒼天の拳 REGENESISの振り返り映像を見ながらのトークは、初出しの情報もあったりして楽しく興味深い時間となりました。
ザコでもわかる!「蒼天の拳 REGENESIS」第1期振り返り&第2期特報PV
上坂さん曰く蒼天の拳のすごいことは、アフレコの段階で映像がちゃんと出来上がっていたこと。蒼天の拳の映像はフルポリゴンCGのようなので、キャラのモデリングが一度できてしまえば、キャラを動かす部分は大幅に作業量を減らせる分、映像の出来上がりも早いのかもしれません。
アフレコ現場では、佐藤さん曰く上坂さんは厳しいとのことで、上坂さんによると飛燕はそんなことないのに、ヤサカはアドリブが多くてそれに引きずられるから困るとのことでした。上坂さんがステージセンターに用意した椅子を使って、結局カットされてしまったとのヤサカが椅子に座る演技を佐藤さんがしてくれました。確かにそんな掛け声をしつつ椅子には座らんでしょ、と思うような演技でしたが、それはともかく声量がすごい。さすが声優さんです。あとは現場では小山さんが面白いそうです。
そんな蒼天の拳REGENESIS第2期は10月放映スタートとのことで、すでにアフレコはスタートしておりエリカの出番も増えるとのこと。どんな作品になるのか楽しみです。
おまけ。お昼に湘南ゴールドビールを飲んで、佐世保バーガーを食べました。
屋台の店員さん、慣れない手つきで四苦八苦して作っていて不恰好な出来ですが、浜風を感じつつお酒を飲みながらのハンバーガーは美味しかったです。