写進化・ヲアニーの徒然日記

秀峰大山を中心に山陰地方の風景等を掲載。(※古い記事の画像は、削除しているのもあります。)

[岡山~広島へ]広島市の猿猴橋

2019年12月07日 | 鉄道

米子駅から約2時間10分で特急「やくも」は岡山駅に到着。
在来線から新幹線乗り場に乗り継ぎのため、切符を自動改札機に入れたら、改札口の扉が閉まってしまった。購入した切符は、米子~広島の普通乗車券と、米子~岡山の特急券、岡山~広島の新幹線特急券である。
乗り継ぎ時間が12分しかなく焦った(笑)
結局、新幹線乗り継ぎの改札口で、最初に新幹線特急券しか通さなかったので閉まってしまったという次第。

米子駅も自動改札になり、乗り継ぎも自動改札になってしまい、人を通して乗ることがなくなってしまいましたね。
遠距離旅行では、20年以上も鉄道に乗っていませんでした。

というわけで、どうにか新幹線乗り継ぎの改札口を通ることができ、広島方面の新幹線プラットホームに到着。
「のぞみ」に乗って広島駅に向かいます。


岡山~広島は、30分少々です。
あっという間に広島駅に到着(笑)


広島駅南口を出ると出張会場も近くなので、昼食後少々の時間を利用して写進化活動を開始(笑)
「猿猴橋」(えんこうばし)という標示が見えます。


猿猴橋は、明治19年に木橋へと架け替えられ、その後の老朽化により、大正14年6月に現在の猿猴橋は着工されました。
親柱上に施されたブロンズ製の大鷹や束柱上のシャンデリア風の電飾灯、高欄には橋名の由来ともなっている2匹の猿が桃を持ち合う透かし彫り風のデザインパネルがはめ込まれ、豪華絢爛な橋は大正15年3月に完成しました。
その後、戦火が激しくなる中、金属回収令によってこれらの装飾品は供出され、更に原爆投下により被爆するものの、原形をとどめた猿猴橋は、上流に完成した駅前大橋の交通転換により、東の玄関口としての役割を終えました。(広島県HPによる)


交通量はめっきり少なくなりましたが、「被爆に耐えた装飾的橋梁」として、平成23年度に土木学会において土木遺産に指定されました。
往時の姿を復元しようと、平成20年7月に地元住民らが「猿猴橋復元の会」を発足。寄付活動を行いながら広島市に橋の復元を働きかけ、市もそれに応え、地球儀をつかんで羽ばたく大鷹の像と欄干の桃を掲げる2匹の猿の装飾などが復元されました。
平成28年3月に完成式典が行われたそうです。





手前の橋が猿猴橋です。
その向こうの橋には、市電が通過しているのが見えますね。
ではでは、時間が迫ってきたので、用務先へと向かいます。


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