「デフレ脱却をめぐる6つの疑問」というサブタイトル付き。
基本的にはこの6つの疑問を考察していく過程が書籍となっている感じ。
表紙の折り込みに…
インフレには、3種類ある。
”良い””悪い””最悪”のうち、
日本で無理にインフレを起こせば、
”最悪”のケースに陥りかねない。
という記載があるけど、正しくこれが本書のポイントだな。
「デフレ脱却=インフレ政策」というのは短絡過ぎで、
需要不足のままでは元も子もないってことですな。
具体的な政策はまだまだこれからで、
とりあえずは「インフレ期待」に巧く働きかけてデフレの勢いを弱めただけであり、
これから本格的にどうやって実需を生み出していくかがポイントだ…
というのはみんなが分かっていることで、
そこらへんの背景を丁寧に開設してくれたのが本書という感じかな。
そうそう、日銀時代のエピソードは面白かった。
そこだけ立ち読みする価値はあると思う。
章立ては以下の通り。
疑問1 日銀がお札を刷れば、財布の中の1万円札は増える?
疑問2 問題はデフレで、その克服のためにインフレを目標にする?
疑問3 日銀が国債を引き受けるとハイパーインフレになる?
疑問4 円安誘導のインフレで日本経済は復活できる?
疑問5 インフレターゲットを採用すればインフレになる?
疑問6 日本国債は日本人が保有しているから売られない?
特別付録 現役ストラテジストが顧客にしか教えない為替の構造要因と見通し
基本的にはこの6つの疑問を考察していく過程が書籍となっている感じ。
表紙の折り込みに…
インフレには、3種類ある。
”良い””悪い””最悪”のうち、
日本で無理にインフレを起こせば、
”最悪”のケースに陥りかねない。
という記載があるけど、正しくこれが本書のポイントだな。
「デフレ脱却=インフレ政策」というのは短絡過ぎで、
需要不足のままでは元も子もないってことですな。
具体的な政策はまだまだこれからで、
とりあえずは「インフレ期待」に巧く働きかけてデフレの勢いを弱めただけであり、
これから本格的にどうやって実需を生み出していくかがポイントだ…
というのはみんなが分かっていることで、
そこらへんの背景を丁寧に開設してくれたのが本書という感じかな。
そうそう、日銀時代のエピソードは面白かった。
そこだけ立ち読みする価値はあると思う。
章立ては以下の通り。
疑問1 日銀がお札を刷れば、財布の中の1万円札は増える?
疑問2 問題はデフレで、その克服のためにインフレを目標にする?
疑問3 日銀が国債を引き受けるとハイパーインフレになる?
疑問4 円安誘導のインフレで日本経済は復活できる?
疑問5 インフレターゲットを採用すればインフレになる?
疑問6 日本国債は日本人が保有しているから売られない?
特別付録 現役ストラテジストが顧客にしか教えない為替の構造要因と見通し