目指せ! EarlyRetirement!

生活のために働かなくても良いようになるぞ!

QUOカード 500円

2008-04-29 20:17:01 | 金券や宝くじなど
IRで頂きました。
残念ながら投資する気にはなれなかったんだよねぇ…。

でも陽気も良くなって散歩だとか花見だとかで外出することも多くなるし、
本屋でも使えるところがあるし、ファミレスでも使えるようなので、
ありがたく頂いておきます。ごっちゃんでした。

野村證券インサイダー取引事件

2008-04-25 21:19:39 | 雑感
インサイダー、「野村離れ」じわり 謝罪に追われる社員(朝日新聞) - goo ニュース

まぁ、当然の結果なんだけど…。

それよりもJPモルガンのシェアが2位だって事の方がビックリ
大和や日興よりも上なんだねぇ~。
寄り前の外資系証券注文云々という数字が取沙汰されるけども…。

数字的に国内勢よりも外国勢の方が圧倒的に大きいのかもしれんけどさ

「会社の品格」小笹芳央

2008-04-22 18:26:57 | お勉強
先日の東証IRフェアで配られていたのを頂きました。
藤原正彦氏の「国家の品格」から始まった昨今の「品格」ブームの中の1冊?
自分では購入しないであろう書籍だけれども、
パラパラと捲ってみて面白そうだったし、これも何かの縁だと思って読んでみた。

著者はリンクアンドモチベーション社長の小笹氏で、
配っていたのはこの会社のブースだった(はず)。
特に会社の説明とかはしてくれず、本の配布とTV出演告知とアンケートだけだったけどね。

さらさら~っと半日ぐらいで読み切れるこの本は、
経営コンサルティング業務を通して沢山の会社を見てきた経験と自らの会社経営哲学を、
「品格」というキーワードでまとめ上げました…というところか。

リクルートの人事コンサルティングから独立して創立した会社ということもあってか、
中堅社員研修や新任管理者研修とかのテキストで使われそうな内容で、
当たり前といえば当たり前の内容だけれども、改めて気付かされる点も多く、
ちょっと閉塞感に悩んでいる会社員が読んだら何かの役に立つかな?

確かに就職活動している学生とか、IRの取っ掛かりとしての会社概要説明にはなるかも。
なるほど、そういう宣伝効果とかも見込んで書いているんだなぁ。

章立ては以下のとおり。

第一章 今、会社の品格が厳しく問われている
第二章 組織の品格
第三章 上司の品格
第四章 仕事の品格
第五章 処遇の品格
第六章 経営者の品格、社員の品格

東証IRフェスタ2008

2008-04-20 10:42:07 | IR・会社説明会・セミナーなど
30社ちょっとがブースを構えてIRをしてくれるということで、
気になる会社もいくつかあったので行ってみました。

夏の日経IRフェアや野村の資産管理フェアと比べるとちょっと小振りだけど、
こういう機会は直接いろんなことを聞けるのであり難いなぁ。

話を聞こうと思ったけれども、人がいっぱいで聞けなかったりしたのは
大日本スクリーン製造(7735:T1)、テルモ(4543:T1)、オムロン(6645:T1)、ジャステック(9717:T1)
置いてある資料だけは貰って来たけども…。
とある会社では、資料を貰ってた時に声をかけられたので、

「こちらの社長さんは、あちこちでIRにでてお話しされてますよね~。」

と話の取っ掛かりとしてネタを振ってみたら、

「あ~。すみません。私、一介のコンパニオンなんで、分からないんですぅ~。」

と返されてしまった
普通のビジネススーツを着ていたので社員さんだと思ったんだけども…。

試供品配布にコンパニオンを雇うならいいけどさ、
IRで投資家からの質問を受けようって会場に、製品や財務内容などを答えられない人を置くのはどうかなぁ
取り纏め役として、きちんと話しが出来る人もいたんだろうけども、

「お詳しいですね。細かい内容とかでしたらこちらの者が…」

と返せるくらいには教育しておいて欲しかったなぁ。ちょっと気になっていた会社だったのに残念。

テルモは人工心臓のモデルなどを持ち込んでいたので人気が高く、
何回かブースの前まで行ったけど、いつ行っても人が多くてチャンスがなかった。
30分のIR講演をするんでそれを聞きたかったけど、時間の関係でダメだったんでブースで話を聞きたかったんだけどね。


ブースでいろいろと話を聞いたのは
富士フィルムHD(4901:T1)、SUMCO(3436:T1)、
トップリート投資法人(8982:T1)、日本プライムリアルティ投資法人(8955:T1)

特にREITは興味があったんで、住宅専門のリプラスリート以外の2法人で聞いてみた。

東京都心部のオフィス賃料はまだ落ちていなくて、プラス改定するケースが多いというのは共通だった。
ただ大阪や名古屋は下がってはいないけど上げるのも難しく、現状維持で改定するのがほとんどだそうだ。

でも商業施設についてはやっぱりマイナス改定となるケースが増えているらしい。
店子である小売り業の売り上げは低下している場合が殆どで、
家賃を下げてくれという要求がかなり強く、どうしても利回りは低下して行く傾向にあるらしい。

資金調達余力については、どちらも自分のところは大丈夫だという回答。
まぁ、こういう場で「資金調達が難しい状況です」とは公言出来ないだろうけども
実際に資金調達力で2極化しているのは事実で、今後の金融市場の動向次第では…という話。

金融市場が回復すれば資金調達もしやすくなって、買える物件が増えるので収益も上がる。
厳しくなれば、資金を借りる条件は厳しくなるけれども、
運営の厳しい私募ファンドから物件がどんどん出てくるのでチャンスともなる…。

どっちが有難いですか?と伺ったらもう少し厳しくなったくらいが良いとのこと
まだ私募ファンドから出てくる物件もあまり質の良くない物件が多いし、
価格もまだちょっと高く利回りの悪いモノが大半だから…だそうだ。

利回りからみてそろそろREITも良いかな~と思っているんだけども、
もうひと騒ぎあって、物件取得という報が増えて来たのを確かめてからでも充分かもね。

全体として盛り上がりと熱気に欠ける会場で、
面白そうな会社も少なくて個人的にも今ひとつの印象しか残らなかったけど、
日経新聞の記者さんとちょっとだけ話が出来たのが、唯一楽しいことだったな


「まぐれ」ナシーム・ニコラス・タレブ著 望月衛訳

2008-04-17 18:16:29 | お勉強
原題は「Fooled by Randomness」。
副題として「The Hidden Role of Chance in Life and in the Markets」が付いているが、
その邦訳は「投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」。意訳だな。

著者は確率論に精通しており、冷静に確率を計算してトレードをするタイプの投資家。
CNBCの経済番組などで確率論から得られるコメントをし、
コメンテーターや各種評論家の見通しや分析などの理論的な間違いを指摘して、
(本書の記述によれば)相当に煙たがられているらしい。

基行動経済学と絡み合ってなかなかに面白い内容の書籍なのだが、
西洋的な冗談のセンスがふんだんに散りばめられているせいか、
読んでいてノイズが多いように感じられてしまうのが残念。

そういう部分はそのまま直訳されてしまっているようなところがあって、
正直、意味が良くわからない文章などが幾つか見受けられる。
翻訳した人も大変だったろうと思うのだが、そこを何とかして欲しかったな。

冗談や皮肉の部分は読み飛ばしても問題ないけれど、
例え話のシチュエーションも日本の一般市民には理解が難しく、
すんなりと読める分量は半分ちょっとかもしれない。

興味深い内容だけに、ちょっともったいないな。

章立ては以下のとおり。

第1部 ソロンの戒め 歪み、非対称性、帰納法
 第1章 そんなに金持ちなら頭が悪いのはどうしてだ?
 第2章 奇妙な会計方法
 第3章 歴史を数学的に考える
 第4章 たまたま、ナンセンス、理系のインテリ
 第5章 不適者生存の法則 進化は偶然にだまされるか?
 第6章 歪みと非対称性
 第7章 帰納の問題

第2部 タイプの前に座ったサル 生存バイアスとその他のバイアス
 第8章 あるいはとなりの億万長者でいっぱいの世界
 第9章 卵を焼くより売り買いする方が簡単
 第10章 敗者総取りの法則 日常の非線形性
 第11章 偶然と脳 確率をわかるのに不自由

第3部 耳には蝋を 偶然という病とともに生きる
 第12章 ギャンブラーのゲンかつぎと箱の中のハト
 第13章 カルネアデス、ローマへきたる 確率論と懐疑主義
 第14章 バッカスがアントニウスを見捨てる

エピローグ ソロンの言うとおり
あとがき シャワーを浴びながら振り返る

身近なところに…

2008-04-16 18:52:40 | 雑感
朝の経済番組で、とある評論家が

 中長期的にみれば日本株は騰がります

と言っていたので,

 中長期ってどれくらいだと思う?

と妻に聞いてみた.
そしたら

 会社の成長は1年じゃ短いんで,3年くらいは必要だと思う.
 だから最低で3年…,とすると中長期は5年以上かな?

というお答え.

う~ん.結構本質的なことをビシっと突いてるなぁ
自分が株式投資をやっているので,ちょっとずつ「株って何?」「配当って何?」
ということを聞かれたり教えたりしているレベルなんだけど….

ひょっとしたら自分よりもセンスあるかも知んないね

大和IR 個人投資家向け会社説明会 4月12日

2008-04-12 19:59:50 | IR・会社説明会・セミナーなど
年度を跨いで公私共々色々あって、久しぶりのIR出席。
しかも場所が新しくなった大和IR。
グランノースタワーの18階なんで見晴らしは抜群。

そんな場所での最初はキユーピー(2809:T1)
いわずと知れたマヨネーズやドレッシングなどで有名な食品メーカー。

つい先週に1Q決算を発表し、経常利益が前年比20%増という数字にちょっとビックリしたけど、
中間期、通期ともわずかながらの減益見通しはそのまま修正なし。
会社としても今後上方修正する予定も見込みもないと明言。
これについては主原料であるサラダ油の高騰が続く見通しで、
その他諸々の原材料費高騰がまだまだボディーブローのように効いてくることを想定しているらしい。

昨年末にマヨネーズの値上げをした影響は、数量ベースで1割減という形で現れたけれども、
1Qではほぼ前年並まで戻したそうで、値上げもほぼ浸透したとのこと。
現時点での再値上げは考えていないそうだが、これも時間の問題じゃないかなぁ。

強固なブランド力と安定した業績ということで投資対象として興味が湧くんだけれども、
やっぱり利益率が低いところで二の足を踏んでしまうんだよなぁ。
原材料費高騰で一気に利益も吹き飛んでしまうしなぁ。

二番目は前田工繊(7821:T2)
半年くらい前に東証2部に上場した会社だけれども、社歴はキユーピーと同じくらい長い。
福井の繊維業を出発点とする会社で、土木事業用の繊維製品を作っている会社らしい。

高速道路やトンネルの排水管や、斜面の地盤補強材などといった、
普段はなかなか目につかないところの製品を製造販売している。

そういう工事はどうしても国や県などの公共事業が主体なので、
昨今の事業環境は厳しいものがあるだろうけれども、
きちんと増収を続けているのはスゴい事だと思う。

減益となる年もあったけれども大きくへこむことなく手堅いし、
最近は増益基調というのもスゴいな。

こういう手堅い会社は持っていても良いなぁと思うけれども、
ただやっぱり流動性が極端に低いし、配当も少ないのがネック。
上場来株価も下がりっぱなしなのは、地合い以外にもそういった基本的な問題があるからかもしれない。

「マネーと常識」ジョン・C・ボーグル

2008-04-11 08:16:33 | お勉強
林康史監訳、石川由美子訳で「投資信託で勝ち残る道」というサブタイトル付き。

ジョン・C・ボーグル氏は低コストのパッシブファンドを中心に運営するバンガード社の創立者で、
この本では、その投資哲学の基本となる考え方を余すところなく解説している。

上昇相場のときにはあまり省みられないないようだと思うけれど、
現在のような底打ちは近いのか?というような状況だと、
結構身につまされるというか、耳を傾けようと思う気持ちが起きるかもしれない。

こういうときこそ、こういうファンドを買い込んで長期保有をするべきなのかもね。

自分はETFも良いかな?と思っていたけれど、
本書ではパッシブファンドとの違いとか、その危険性などが書かれていて、
もう少し色々と調べてみる必要性を感じさせてくれた。


章立ては以下のとおり。

序章 「勝者のゲーム」を「敗者のゲーム」にしてはいけない
第一章 寓話ゴットロックス家の物語
第二章 根拠ある熱狂 
ビジネスの現実は市場の期待に勝る
第三章 企業と運命をともにする 
「オッカムのかみそり」に従って単純に勝つ
第四章 なぜ「勝者のゲーム」を「敗者のゲーム」にしてしまうのか
 簡単な数学の冷徹なルール
第五章 大いなる幻想
 驚くべきことに、投資信託が報告するリターンは、投資家が実際に獲得するリターンではない
第六章 税金もコストである
 必要以上に政府に支払ってはいけない
第七章 よき時代が続かないとするなら
 将来のリターンが低くなりそうな場合はどうするのか
第八章 長期の勝者を選択する
 干草のなかの針を見つけるような無駄なことはするな
第九章 昨日の勝者は明日の敗者
 ランダム性に騙されて
第十章 助言は必要ですか?
 コンサルタントやアドバイザーは「転ばぬ先の杖」になるか
第十一章 低コストのファンドに注目せよ
 ファンドマネージャーの取り分が増えていれば投資家の取り分が減る
第十二章 単純であることのすばらしさ
 インデックスファンドで市場を丸ごと保有する
第十三章 債券ファンドとマネーマーケット・ファンド
 冷徹なルールが更に威力を発揮するところ
第十四章 市場に打ち勝つインデックスファンド
 新たなパラダイムは到達するのか?
第十五章  上場投資信託(ETF)
 インデックス運用という名の投機
第十六章 ベンジャミン・グラハムとインデックス運用
 ウォーレン・バフェットが確認した事実
第十七章  復習 簡単な数字の冷徹なルール
第十八章 いま何をすべきか
 楽しむお金と真面目なお金の投資戦略

A・G・ラフリーのエッセンス

2008-04-07 13:02:08 | 投資のエッセンス
A・G・ラフリー … P&G CEO

投資先を決定する際には、次のような基本事項から企業を観察することをお勧めします。

・ビジネスモデルや戦略を簡単な文章で表現出来るか。
・明確な目標と長期的に一貫した戦略をもっているか。
・消費者や顧客を常に注視しているか。
・業界の主要なサプライパートナーや流通パートナーと長期的に良好な関係を維持しているか。
・変革を主導するペース、卓越した業務処理能力、長期的な成長に向けた手持ち資金とコスト管理、
 投資家に約束した必達目標の遂行度合いなどで、優れた実績を残しているか。
・長期的に会社を牽引出来るリーダーを育成しているか。

このように基本的な要素でふるい分けるだけで、資金を投じるに値する企業を特定出来るでしょう。