NPO法人新潟ワイルドライフリサーチ (Wiron)

新潟で生じている野生鳥獣の問題を解決し、野生動物と人間が共存できる社会を目指して活動します。

2月24日南魚沼第5回ワークショップ 報告

2013-04-15 01:10:32 | イベント・研修報告

「平成24年度サル、クマ等と共存できる地域づくりモデル事業」
集落で取り組む鳥獣被害対策ワークショップ
~ 今年度の取組を評価して、来年度に生かそう ~


主催:新潟県南魚沼地域振興局、南魚沼市

企画:新潟ワイルドライフリサーチ


【開催趣旨】
新潟県における農業被害額がNo.1のサル、そして、ブナ等の堅果類が凶作になると大量出没するクマ。どちらも日本の在来種であるため、彼らと共存しながらも、そこで生活する住民の安全を守り、農業被害をなくさなくてはなりません。昨年から1年間かけて、船ケ沢新田集落にて、複数回の研修会、集落環境診断のワークショップを実施してきました。来年度のサル対策に向け、今年、船ケ沢新田自然融和会として行ってきた事業について改めて総括し、来年度の被害対策に向けた取り組みを確認するための年度末研修会を企画いたしました。是非、多くの皆様の御参加を心よりお待ち申し上げております。

日時  平成25年2月24日(日)

場所  船ヶ沢新田高齢者婦人活動施設「かけはし」

【日程】
14:00       受付開始
14:30       あいさつ
14:40~15:20 『H24年度の船ケ沢自然融和会の取り組みについて』
              船ケ沢新田自然融和会 代表 高橋 富美男 氏
15:20~16:00 『H24年度「サル、クマ等と共存できる地域づくりモデル事業の取り組みについて』
              新潟ワイルドライフリサーチ 会長 山本 麻希 氏
16:00~17:00 H25年度の取り組みについての意見交換会

*17:30~ 八海山麓サイクリングターミナルにて交流会あり



報告は、先日の健康診断で「ちょっと太りましたねw」とお姉さんに言われたコンペイです。
しばしの間、お付き合いください


 ワークショップを行った2月24日(日)は、大雪で信越本線もほくほく線も大幅に遅れが出ており(私も到着予定時間から1時間遅れての到着でした)、また高速道路にも渋滞が見られ大変足場の悪い日でありましたが、自然融和会の皆さんをはじめ、今までの研修会に参加されている方々、市議の方もお見えになっていました。

(画像が荒くて申し訳ありません。全ては型落ちiPodtouchのせいです。)

 自然融和会の高橋さんから「自然との融合」という題で24年度の活動報告していただきました。かつての船ヶ沢新田は「里山」で、また、日本屈指の豪雪地帯であるものの四季がはっきりとしていて自然が綺麗であり、人の温かみのある場所であったが、今は時代も進み人も歳をとり産業も様変わりしてしまい、山際は荒れ、藪だらけの場所になってしまったと、高橋さんは現在の船ヶ沢新田について仰っていました。
H24年度の活動を振り返りながら、『今までの成果を基に農地の再生、及び船ヶ沢集落の住環境の整備を進め、「開拓」ではなく船ヶ沢の元来の耕作地に再生をし、老若男女が楽しく安全に過ごせる居場所を作りたい。これが自然との融合である』と締め、自然融和会の目的について述べられておりました。

(画像が荒くて申し訳ありまry ちゃんとしたデジカメ欲しいです)

 また、山本会長からはH24年度の「サル、クマ等と共存できる地域づくりモデル事業の取り組みについて」をお話しいただきました。H24年度の船ヶ沢集落の取り組みや、それにかかわる新潟ワイルドライフリサーチの活動をスライドで示しながら、そもそものモデル事業の趣旨もふまえながら振り返りをされていました。
また、スライドの中では三生塾に関する報告も含まれ、巨大?イノシシと山本会長の写真もありました。
(本旨とズレますがまた和田社長の美味しいイノシシ食べたい…三生塾に入塾したいですね!)

(当日の会長の写真がフォルダから蒸発していました(!?) これはヤギの時のものです)


  「H25年度の取り組みについての意見交換会」では教育啓発として、集落全体に対する活動の報告会と残渣などの問題を、ワイロンの研修会に来れないお年寄り等を対象としたコンテンツが必要であるとの意見や、対策がきちんと効果を発揮しているかの確認も含め耕作放棄地にトウモロコシやサツマイモなどを植えて放棄地を再利用する、ヤギを用いた整備などの意見などが熱く飛び交いました。

(画像が荒ry できれば一眼レフとか欲しいです)



 H25年度も南魚沼で研修会を実施いたします。皆様のご参加をお待ちしております。


以上、コンペイでした。
長文駄文失礼いたしました。

(実は投稿したら本文が消え、復元もされず、涙目で白紙の原稿と格闘したのはナイショ)

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