ツイッター社の株価が記録的な上昇をみせています。24日の終値は前日比8.4%プラスの69.96ドル。その前の日には7.5%プラスとなっており、連日株価が上がっている状況です(IPO価格は26ドル)。
同じSNS企業であるフェイスブック社とは対照的な好調ぶりで、一時は猛烈なバッシング騒動に発展した同社とはハッキリとした差が存在します。株価を押し上げている要因としては、モバイル広告の成長に大きな可能性を見出されている点と、Twitterを通じたテレビ番組の実況・反応ツイートを解析することで得られる「新たな広告配信の仕組み」が魅力的と判断された模様です。
もちろん一時的な高騰である可能性もあり、ヴンダーリッヒ証券のアナリストを務めるBlake Harper氏は、34ドルが適正価格であると評価しています。Twitter社の持つ『データ』という資産には価値があるものの、それをどのように活かすことが出来るのかという点で不確定要素が多く、今後の事業スピードによっては株価が反発する恐れもあります。