ウイング マレーシア・クアラルンプール校

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公務員の不正は止められないのか?

2007年11月14日 | 海外から見つめた日本
平成18年度決算検査報告の概要が会計検査院により公表された。

検査結果 http://www.jbaudit.go.jp/report/summary18/result.html

不正の多さ、国民の血税の無駄遣いには驚く、437件・310億円の問題が指摘されている。しかし、明らかにされない不正も多くあるはずである?

明らかに公務員社会の独特のなれ合い主義で放置されている深刻な問題である。
毎年同じように不正が公表されるにもかかわらず、不正に関与した公務員は処分されない。不正は、自動的に捜査当局の手に委ねるべきである。検査院法で定められているように不正は検察庁に通告義務があるにもかかわらず、それをしないのは同じ公務員の保護と批判されても仕方が無い。

借金まみれの日本の財政状況を考えると、1円でも歳出削減する必要性が求められている。防衛庁事務次官問題も呆れるが、公務員によるあらゆる不正に目を光らせるべきであり、厳粛な対処が必要である。そのためには、公務員のあらゆる不正を摘発する組織も必要ではなかろうか。

政治家もこの問題に真摯に取り組むべきであり、各省庁・官僚との馴れ合いも一線を引くべきである。








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