ウイング マレーシア・クアラルンプール校

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密輸タバコで減収・マレーシア

2010年02月01日 | マレーシア
タバコ密輸によるマレーシア政府の損出は、RM1.5billion以上とも言われる。

それには、罰則規定や取り締まりが緩いためでもある。密輸タバコシンジケートの不法な年間利益はRM1Billionにも及ぶとされ、市場の3分の1を占めるともいわれる。

健康被害対策として毎年上げられるタバコ価格が、逆に密輸シンジケートの利益を増やす皮肉な結果にもなっている。

低所得者層には、定価RM6.40からRM9.30のタバコを最も安いものであればRM2,50から手に入れば買わないものはいないだろう。

近隣諸国を見ると明白であるが、マレーシアはシンガポールに次いでタバコには高い税がかけられており、安い税金がかけられているインドネシア、タイ、カンボジア、中国から密輸されている。

マレーシアの税関での摘発押収量は、昨年4億9千万本、RM64.55millionである。その税収入だけでもRM233.29millionになる。

世界の消費量の約5,5%が密輸品と見られている。

マレーシア市場のタバコ市場の約9割がBAT、Japan Tobacco International、Philip Morris Internationalの3社の大手で占められている。











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