ウイング マレーシア・クアラルンプール校

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ボトル入り飲料水販売禁止処分・オーストラリア

2009年07月09日 | 地球温暖化
オーストラリアのシドニー郊外にあるBundanoon。

この街ではボトルに入った詰め替えのできないミネラルウオーターなどの飲料水の販売を禁止した。

小さな町が環境問題が決め手にこれを決議したのではなく、シドニーのNorlex Holdings Pty Ltd社が飲料水をくみ上げて工場建設を計画したことからこの運動が始まった。

この町の運動が大きな波紋を呼び New South Wales州も無駄なボトル飲料水について役所などでの飲用禁止処置を決めた。

水道水が飲めるニューヨークなどでも同様の運動がある。
水道水と比較して数千倍の価格のボトル入り飲料水の必要性に議論が多く交わされている。

オーストラリア人は、2008年に約US$500 million (約500億円)のボトル入り飲料水を購入しており、年10%程度で市場は伸びている。販売している業界では懸念を公表している。

日本は安心して水道水が飲めるのだが、国民1人あたりのミネラルウォーター年間消費量は年々増加している。1998年の6.9リットルから2003年には11.5リットルと約2倍にも増加している。

健康志向の人々がミネラルウォーターを好んでいるのだが、水道水とボトル入り飲料水の本当の違いが判れば消費量は激減するのだろうか。

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