交通違反罰金半額への賛否両論・マレーシア

昨日書いた交通違反の罰金半額キャンペーンには、マレーシア全土の警察では長蛇の列ができている。

きちんと罰金を支払っているものからは正直者は馬鹿をみると批判を浴び、未納者にはこの機会とばかりに今までの反則金を全て支払うものもいる。

正に賛否両論があることには違いないが、政府にとり半額にして未納者を一掃するチャンスでもあり、税収も確実に増える。

各警察では、通常の何倍にもおよぶ人々が訪れているものの対応する警察は特に人員を増やすことも無く対応しているため数時間待ちになることも多い。

その批判に対して政府は、このチャンスだけであり、今後は罰金の割引などは無いと断言している。しかし、過去には、2005年9月、2008年7月にも同様のキャンペーンをしたことがある。

また、多くの人がこのチャンスを逃がさず支払うため、各警察署は大混雑しているが郵便局やオンラインでも支払いが可能であることを告知している。