with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第49話《買付の旅を終えて》

2023年05月03日 | 2012年パリ・モンサンミッシェル

 

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今回もリヴァプールの旅じゃないお話でした。

キッカケは書かせて頂いた通り前年のえりさんに案内をお願いしたところからです。

「何かを始めるキッカケって他愛もない瞬間ですよね

「そこから思いもよらないことが始まることを感じて頂けたら嬉しいです

 

今回の旅ではパリを離れたことで日本と違うことをとても感じることが出来ました。

「パリ市街ってとても狭い範囲なんですね。」

「パリ市街を抜けると一面の麦畑が広がっていて、その景色が素晴らしいんです

日本のように鉄道に乗ってから何十分もの間、住宅街が続いていない。

「パリを抜けると一面の麦畑と森だけ」その麦畑や森にはキジやイノシシやキツネが現れていました。

「今でも狩りがされているなんて

「フランスは農業がとても大切にされているんですね

そんな田舎には原子力発電所もありました。

そして原子力発電所のある小さな村もツアーバスは通過しました。

ずっとフランスで暮らしている添乗員さんのお話だと、フランスは地震が少ないらしいのです。殆どはスイスとの国境辺り。

「それにパリのセーヌ河の氾濫は100年に一度と言われる程稀なこと

雨は降るけれど日本のようなゲリラ豪雨の用な降り方はあまりないそうです。

 

パリ市街だけを見ているとフランスは都会の派手な感じを受けてしまいます。

「多くの人々が憧れるパリ

「いつも写真や映画で見ているのはとても狭い範囲なんですね。」

そんなに狭い範囲なのにパリ市街には緑豊かな大きな公園がたくさんあります。

「土日はサービス業さえも休日

公園は子供達がはしゃいでいる姿だけじゃなくて、大人の空間らしい光景も多くみられました。

「休日に公園で本を読んで過ごしている大人達の姿

ショッピングで過ごす日本人と違う『何かをしないで過ごす豊かさ』みたいなものも感じました。

アパルトマンで毎日暮らすように過ごした日々が、こんなことを感じる旅になりました。

 

初めてリヴァプールに一人で旅をしたことは、壁を超えることの楽しみを味わいました。

「お話の中では神様に感謝をするシーンが多いんです

「知らず知らずに感謝をする機会が多くなったなあ

そのリヴァプールの旅の後は、スカウスハウスさんで観戦記を書かせて頂きました。

「そのことがキッカケでホームページを作っちゃった

バルセロナやアムステルダムの宿泊先がキッカケで圭佑と暮らし始めました。

「猫との暮らしを満喫

それでもネットショップをオープンする経験をするなんてことは思ってもいなかったんです。

 

「今はちょっぴりリヴァプールFCの試合が安定していないですよね

「そして過去好きだった選手も移籍してしまった

そんな時期だけれど、本人さえ気付かなかった自分自身と出会わせて頂いたのはリヴァプールFCです。

「CL圏内に戻ってワクワクさせてくれるようになったらいいな

「若手の選手も多く出てきたもんね

 

「せっかくこんな素敵な時代に生きているのだから楽しみたい。」

「これからも一つ一つの出会いが次の出会いに繋がって欲しい

そんなことを楽しみながらリヴァプールを応援していきたいって思います。

ブログやホームページやネットショップ

中々前に進まずにのんびり更新になっちゃっています。

「でも可愛がって頂いけたらとても嬉しいです

これからもサッカーや知らない国への旅で出会った人々の優しさ

「見逃さないで 聞き逃さないで 」他愛もない小さな気付き

そんなところにも幸せを感じながら、また観戦旅行に行こうと思います。

 

 

 

 

おわり

 


第48話《いよいよ帰国!》

2023年05月03日 | 2012年パリ・モンサンミッシェル

 

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次はチケットを見せてチェックインするのはどのカウンターなのか探さなくちゃです

「これがいつもよく分からない

電光掲示板にカウンターナンバーの確認はするんですけど、みなさん自動チェックインが出来るらしい機械に並んでいるんです。

「2Fだからこの辺りで合っているはずなんだけど・・・」

「ここに並んでいる人はチェックインを済ませて手荷物チェックの人

「先にチェックインしなきゃ 」「ロンドンやアムステルダムでは機械でチェックインをしたんだよね。」

「よし  一か八かあそこの機械でチェックインしてみよう。」

多くの方がチェックインをしているらしい機械の操作を始めてみます。

「途中なのに続きが分からない

機械で尋ねられている番号が私にはどの数字を聞かれているのか見当が付きません。

「何の番号なの

そんなことをしているうちに、空港の方が近寄って来ました。

「そうだ あの人にEチケットを見せよう

その方が『あそこよ』って感じで指してくれます。

指して頂いたカウンターの方に移動して並ぶことが出来ました。

「私の番だ 言葉大丈夫かなあ

『英語が出来ますか』カウンターの女性が親切に確認をしてくださいます。

「出来ません」もちろん私の答えはこれ以外にはありません。

その女性スタッフの方にとてもゆっくり説明をして頂きながら、数字をEチケッ トに書いて頂けました。

「私がフライングブルーの会員だからかな

会員はエールフランスとKLMでは別のラインで手荷物検査が出来るらしいんです。

「そうかあ ここはエールフランスの空港だもんね

「特別扱いしてくれるんだあ

別のラインだったから並ぶ必要もなく手荷物のチェックをして頂くことが出来ました

相変わらずよく分からないままで搭乗手続きが出来ました。

その度に空港が違うから結局分からないままです。

 

「軽くお食事もしたいなあ

搭乗ゲート近くにはカフェがたくさん並んでいます。

「日本でも人気のパン屋さんだ

気になるカフェで軽いお食事も済ませました。

「いよいよアムステルダムに向けてフライト時間」搭乗も終わって離陸を待つまでにぼんやりと外を見ます。

「雨が降っている

「私がパリに来てからパリに雨が降ったのは、小旅行に出る朝と、パリを離れる今日だけね

「それってかなり驚き

その後、アムステルダムに到着するとアムステルダムは晴れていました。

加えて日本に帰国して成田から新宿に移動すると新宿は地面が濡れていました。

「でも空は青空なんだよねー

タクシードライバーさんに聞くと新宿は少し前まで雨だったそうです。

「まるで私の行先に合わせて、太陽を覆っていた雲が避けてくれてるみたい

 

今回は最初から最後まで晴れの神様がずっと一緒にいてくれたみたいです。

「いつもながら本当に多くの方に親切にして頂いた素晴らしい旅だったなあ

お天気までとても親切でした。

「圭佑は私の帰りを待ち焦がれていてくれているかな

マンションに到着して不在中の郵便物を取り出します。

「不在連絡票

「しかもモンサンミッシェルへの旅の前日の日付で私が送った別送品

「最後に送った荷物がもう届けられたんだあ

「私より早く日本に到着しちゃったんだね

その後は帰国して一週間位で別送品はすべて無事に届きました。

 

 

 

 

続く