松井稼頭央：報道と語録（2006第49戦）～スタメン落ち通告～

　　Orlando Hernandezがメッツ・デビューした試合前、松井稼頭央はRandolph監督からスタメン落ちを通告されたようだ。今後は、スパーサブのChris Woodwardもしくは内野控えのJose Valentinの姿がセカンドで多く見られる模様。

　　怪我から復帰後34試合中29試合、松井稼頭央はスタメン出場した。しかし、今季初打席のランニング本塁打以降は全く打撃でいいところなし。ここ12試合で39打数4安打。打率は.213まで落ちた。Randolph監督から打撃について2点注文が付けられた。注文その1、早いカウントでバットをブンブン振るな。注文その2、ストライク以外の球を振るな。

　　開幕ダッシュに成功したメッツは現在もナ・リーグ東地区首位。しかし、本命ブレーブスが知らない間に2位浮上。ゲーム差は3.5となった。4月のように楽に点を取れる試合がなくなり、Randolph監督は少々焦り気味だ。チームの攻撃に貢献できないものスタメン出場すべからず。4月絶好調だったライトのXavier Nadyもスタメン落ちした。

　　今後は相手の先発との相性を考えて、セカンドのスタメンを決める方針だそうだ。松井稼頭央122打席7打点。Chris Woodward打率.286、42打席8打点。Jose Valentin打率.220、59打席12打点。今季の成績からすると松井稼頭央はダントツ勝負弱い。守備に関して注文がつけられなくなった今、残す課題は打撃となった。


《Randolph監督：　松井稼頭央へのアドバイス》
"I've told Kaz that he needs to relax and just let the game come to him"

《松井稼頭央：　昨今のスランプについて》
"All I've got to do right now is just concentrate on a streak again," he said through an interpreter. "I've got to get my swing back." Of his slump, he said, "If there's one thing I can point to it would be that I'm jumping at the ball."

《Randolph監督：　今後セカンドについて》
"You don't want to fall into that," Randolph said of making either a regular. "Listen, if they(Valentin or Woodward) played well, they'd play. But they're not really everyday guys. Woody can play, but you still have to spell him. Same with Val. As far as Kaz, I'm going to have to get him going again a little bit."