何を言っているんだこのルーキーは?3試合先発。18回投げて2勝0敗、防御率2.50。優秀な数字でスタートを切ったのはメッツの先発Brian Bannister。ファームではコントロールが抜群であることが評価され、冷静に個々のシチュエーションを分析し、勉強熱心であることが首脳陣の目に留まり、今季予想外にローテーションに食い込んだが、これまでのところ抜群のコントロールは見られない。どちらかというとノーコンピッチャーだ。でもなぜか打たれない。
ブリューワーズ戦では、2回はノーアウト満塁、3回はワンアウト満塁のピンチを迎えるが、0点におさせる。「満塁になると打者はスイングする気が高まるため、ストライクゾーンが広がる。今まで手を出してくれなかったボール球に手を出してくれるから助かるんだ。」と何だかベテラン臭い試合後のコメント。でも彼のように何の特徴もない球の持ち主が先発に定着すると、9勝2敗で首位を突っ走るメッツのペナントも見えてきそうだ。
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