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最近の世界のウラ事情(テレビが報道しない事)

最近のWEB、IT事情をさらりと

▼モバイル動画に関する調査▼その1

2008年02月08日 | 携帯電話・モバイル
2008年1月24日、NTTドコモとGoogleはモバイルインターネットサービスに関する業務提携を発表し、検索サービスや検索連動型広告だけでなく、YouTubeやGmailといったGoogleが提供するサービス全般においてもドコモ端末からの利用も便利にする方針にあることを明らかにした。

今回の自主リサーチでは、この提携によりこれから普及がより進むであろうと考えられる動画に関するユーザー調査を行った。


≪調査結果サマリー≫


* モバイル動画の利用経験は57.6%。前回調査より13ポイント上昇

* ワンセグの利用率は36.3%で、前回調査より約6ポイント上昇

* 約70%のユーザーがモバイル動画で「音楽」を視聴する

* モバイル動画を視聴するサイトは、「MyTubeモバイル」が最も多く、次いで「ニコニコ動画モバイル」

調査対象は、15歳~49歳のモバイルユーザー345人。
男女比は、男:173人、女:172人の割り付けを行った。
キャリア比は、Docomo:51.3% Ezweb:35.1% Softbank:13.6%
年齢比は、10代:19.1%、20代:29.3%、30代:34.8%、40代:16.8%とした。


Q1では、携帯電話を利用して動画を視聴したことがあるかどうかを尋ねた。その結果、半数を上回る57.6%のユーザーがモバイル動画を視聴していることがわかった(「頻繁に利用する」が13.3%、「たまに利用する/利用したことがある」が44.3%)。


2007年4月にWebマーケティングガイドが行った「モバイル動画に関する調査(上)」では、モバイル動画の利用率は44.0%となっており、約9ヵ月間の間にモバイル動画の利用率は13ポイント以上も高まっていることがわかった。
また、「動画を知らない」と回答したユーザーも5.3%から2.6%へ減少しており、動画の認知率も高くなっていることが伺える。

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Q2では、ワンセグの利用経験について尋ねたところ、36.3%のユーザーが利用している、もしくは利用したことがあると回答した(「頻繁に利用する」が9.3%、「たまに利用する/利用したことがある」が27.0%)。

ワンセグについても、前回の調査結果と比較すると、利用経験は30.0%から36.3%へと約6ポイント上昇しており、また「ワンセグを知らない」と回答したユーザーも5.2%から3.2%へと減少していることがわかる。


現状、ワンセグはモバイル動画と比べると利用率やその伸び率といった面で劣っているが、2008年は北京オリンピックが開催され、ワンセグでの視聴も可能になると考えられる。
また、日本との時差も1時間と少ないことから、リアルタイムでの視聴を諦めきれないユーザーによって、ワンセグの利用が飛躍的に伸びる可能性もあるのではないかと考えられる。
※アテネオリンピックが開催された日本とギリシャの時差は7時間(サマータイムは6時間)

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Q3では、Q1でモバイル動画を視聴したことがあると回答した199名に対して、どのようなジャンルを視聴することが多いかを尋ねた。
その結果、最も回答が多かったのは「音楽」で69.3%のユーザーが回答。2位以下とは、30ポイント以上の差をつけており、動画と音楽の相性が良い、もしくはユーザーの音楽への興味関心の高さが伺える。

視聴ジャンルについても以前の調査結果と比較すると、「音楽」や「自分や知人が撮った動画」など、多くのジャンルにおいては視聴率が高まっているが、「スポーツ」や「アイドル・グラビア」など中にはポイントを下げるジャンルもあった。


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Q4では、Q3同様にQ1でモバイル動画を利用したことがあると回答した199名に対して、どのようなサイトで動画を視聴したかを尋ねた、
その結果、最も回答が多かったのは「MyTube」で40.7%が回答。次いで、「ニコニコ動画モバイル」で22.1%、そして「CMサイト」が僅差の21.6%で続く結果となった。

MyTubeは、YouTubeやAmebaVisionなど6つの動画配信サイトに掲載されている動画を自動収集して提供しおり、「動画共有サイトの動画情報を無料(インターネット通信代を除く)で検索・閲覧できる日本最大級の動画検索サイト」(引用:「MyTube_よくある質問より」)である。
会員登録する事で、携帯版とのお気に入りの共有が出来るなどのメリットがある。

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注目すべきはニコニコ動画モバイルで、2007年5月にβ版をリリースしたばかりだが、既に登録ユーザー数は約90万9,000人に達したという。(出典:「ニコニコ動画」ID登録者数が500万人突破、有料会員は17万人/INTERNET WATCH」)
また、ニコニコ動画(PC向け)の登録者数は既に500万人を突破しており、PCでの下地作りがモバイルでの成功につながっているのではないかと考えられる。
これはmixiに関しても言えることで、mixiの発表によると「mixiモバイル」の登録者数はサービス開始から3日間で10万人を突破したという。
(参照:「mixiプレスリリース_2006年12月」)

SNSや動画に限らず、モバイルでのサービスを提供する上では、どれだけ大きな下地をPC上で作れるかがひとつのポイントになるのかもしれない。

次回の「第2回モバイル動画に関する調査(下)」では、検索エンジンの利用を中心にモバイル動画に至るまでの導線について触れていく。


本調査はモバイルネットリサーチを使ったものですので、指標や参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、
リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。


★ Googleカラーに染まるドコモ携帯

2008年02月01日 | 携帯電話・モバイル
~引用開始~

今回の業務提携によって、両社は「検索サービスにおける連携強化」、「検索連動広告」、「各種Googleサービスのiモード対応」、「iモードにおける新たなサービスの検討」、「Google提唱のAndroidプラットフォームに関する検討」の5つに取り組むことになる。

 まず、2008年春をめどに、従来のiモードメニューサイト検索結果に加え、携帯電話向け一般サイト、PCサイトの検索結果を表示するサービス拡充を行い、iモードポータルである「iMenu」のトップ画面に検索BOXを新設する。また、Googleの広告配信プラットフォームである「Google AdWords」によって、検索結果ページに検索ワードと関連する広告表示を行う検索連動広告を開始する。

~引用終了~

つづきは↓
MarkeZine


コメント;
マイクロソフトがYahooを買収する噂は去年から出てるけど、
携帯検索業界にも戦国時代が来る?前兆?
ソフトバンク(Yahoo) VS DoCoMo+AU(Google)

資金力でSBのYa派が勝つか?
ソーシャルサービス重視のGoo派か?

日本ではやっぱ
ドコモAU組のG派が勝つと見た。

★出た!ティファニー携帯登場

2008年01月31日 | 携帯電話・モバイル

~引用開始~

 ソフトバンクモバイルと世界的なジュエリーブランドであるティファニー・アンド・カンパニー・ジャパンは、シャープ製の「823SH」をベースとしたティファニーとのコラボレーションモデルを共同で企画・制作すると発表した。

 世界的なジュエリーブランドとして知られるティファニーとソフトバンクのコラボレーションモデルは、「THE PREMIUM」の名を冠したシャープ製の折りたたみモデル「823SH」をベースとしたもの。28日の発表では、端末のイメージがCGで公開された。

 ティファニーモデルの携帯電話について、ソフトバンクの孫正義氏が語ったところによると、端末はプラチナの台の上に400個のダイヤモンド(合計20カラット)があしらわれたものになるという。価格は1,000万円程度になる予定で、限定10台のみ販売される。

~引用終了~

つづき


携帯電話のインターネット利用用途

2008年01月28日 | 携帯電話・モバイル

(日経リサーチ データシグナル引用記事)

 掲示板、オンライントレードは携帯電話から 

ほとんどの用途において、利用率は依然パソコンからのアクセスが多い。パソコン、携帯共に最も利用が多いのは「文字ニュースの閲覧」(パソコン:74.4%、携帯:54.0%)で、差は20.4ポイントとその開きはまだ大きい。

一方、パソコンと携帯で利用の差の開きが小さいものとしては、「掲示板、ブログ、SNSの閲覧」で、パソコンからが34.1%、携帯からが25.8%と、 8.3ポイントの差。また、「掲示板、ブログ、SNSの書き込み」ではパソコンからが20.3%、携帯からが15.2%(5.1ポイント差)、「オンライントレード」ではパソコンからが15.4%、携帯からが9.9%(5.5ポイント差)が挙げられる。

新しいコミュニケーションツールである「掲示板、ブログ、SNS」と、即時性が求められる「オンライントレード」については、他の用途に比べて携帯電話からどこでも手軽に見る人が多い。

また、「クーポン券の入手」についてはパソコンから(11.7%)と、携帯から(12.4%)が同水準であり、QRコードの普及も手伝ってか、便利な情報を携帯で入手する場合があることがわかる。

モバイル事情

年代別に見た特徴

パソコンとの差異が少なかった「掲示板、ブログ、SNSの閲覧」、「掲示板、ブログ、SNSの書き込み」、「オンライントレード」の3項目で携帯からの利用者を年代別に見たところ、「掲示板、ブログ、SNSの閲覧」は10-20代が39.2%と最も高く、次いで30代(24.1%)、40代(18.7%)、 50-60代(7.7%)と年代が上がるごとに利用率は低くなっている。

同じく「掲示板、ブログ、SNSの書き込み」についても、10-20代が23.5%と他の年代よりも高く、年代が上がるごとに利用率は低下する。また、「オンライントレード」は50-60代が16.6%と最も高く、次いで30代(10.8%)、40代(9.7%)、10-20代(6.2%)と、50-60代と10-20代が逆転している。

モバイル

引用終了


★ モバイルのウェブサイトに関する調査

2008年01月14日 | 携帯電話・モバイル

Webマーケティングガイド&ネットエイジアリサーチと共同調査 【引用記事】

ソフトバンクのY!ケータイに始まり、KDDIのau one、そしてドコモはGoogleと包括的提携をするなど、
ケータイ業界とPC業界の垣根がなくなりつつある。
本調査では、モバイルユーザーにおけるPCの普及状況やネット(モバイルもPCも)利用状況、
そしてPCとモバイルの連動(同期化)への意向を尋ね、モバイルとPC業界の展望を伺っていきたいと思う。


≪調査結果サマリー≫

  • 70%以上のユーザーがモバイルインターネットを1日に1回以上利用している
  • フルブラウザ機能の利用率は約23%。ただし、全く見ないユーザーが半数以上を占める
  • フルブラウザ機能の利用率は女性の方が若干高い
  • モバイルサイトで不満に思うのは、「スクロール」と「表示速度」、そして「料金」
  


調査対象は、15歳~49歳のモバイルユーザー345人。
男女比は、男:173人、女:172人の割り付けを行った。
キャリア比は、Docomo:55.9% Ezweb:33.0% Softbank:11.0%
年齢比は、10代:16.5%、20代:27.5%、30代:33.9%、40代:22.0%とした。


Q1では、インターネットの利用頻度についてモバイルとPCのそれぞれについて尋ねた。
まず、モバイルインターネットでは、「1日に数回」と回答したユーザーが圧倒的に多く60.3%という結果となった。次いで、「1日に1回程度」が10.7%で続いており、モバイルでインターネットを1日に1回以上の割合で利用するユーザーは全体の70%以上に及ぶことがわかった。
※本調査では、モバイルを使ったEメールはインターネットに含んでいない

ただし、「それ以下/利用しない」と回答したユーザーも11.3%おり、一部のユーザーにはモバイルインターネットがあまり普及していない事が伺える。

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次いで、PCでのインターネット利用頻度をみると、モバイル同様「1日に数回」が34.8%で最も多く、次いで「1日に1回程度」が10.4%で続く結果となった。順位こそ同様だが、1日に1回以上の頻度でインターネットを利用するユーザーは49.3%にとどまっている。
また、本調査はモバイルインターネットを利用していることもあり、「それ以下/利用しない」と回答したユーザーは21.7%とモバイルのそれを10ポイント以上上回る結果となった。

注目すべき点としては、モバイルでのインターネットとPCによるインターネットではその利用頻度に違いがあり(PCの方が少ない)、PCではリーチしづらいターゲット層がいることが伺える。


gazou


Q2では、モバイルのフルブラウザ機能の利用状況を尋ねた。その結果、「全く見ない」と回答したユーザーが半数以上の53.3%を占める結果となった。
利用者については、「よく見る」が5.8%、そして「たまに見る」が17.1%となっており、本調査におけるフルブラウザ機能の利用率(「あまり見ない」を除く)は22.9%であることがわかった。


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また、フルブラウザ機能の利用実態を男女別にみると、「よく見る」では男女ともに5.8%で並んだが、「たまに見る」では、男性の14.5%に対して女性 が19.8%となっており、利用率(「よく見る」と「たまに見る」の合計)は男性で20.3%、そして女性で25.6%と女性の方が高いことがわかった。

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最後にQ3では、モバイルサイトを利用していて不満だったり、使い勝手が悪いと思うことがあるかを尋ねた。その結果、「特にない」と回答したユーザーは8.1%と非常に少なく、多くのユーザーが何らかの不満や使い勝手の悪さを感じていることがわかった。

具体的には、「スクロールが面倒くさい」という回答が最も多く50.1%。次いで、「表示速度が遅い」が僅差の48.7%、そして「料金(パケット代)が高い」が35.4%で続く結果となった。

回答が多く集まったスクロールや表示速度については、日々改善されてはいるものの、PCのそれと比べるとやはりその差は歴然としており、またこれらの項目はモバイルサイトではなく機種に依存する部分も非常に大きい。

そして、料金についてはパケット定額制の普及が確実に進んでおり、2007年9月時点で31%、そして1年後の2008年9月には44%まで普及すると推測されている(ケータイ白書2008より)ものの、パケット定額制の料金自体も"安い"とは決して言えない。

モバイルインターネットの更なる普及、そしてユーザーの満足度向上のためには、サイト運営者や開発メーカーだけでなく、各キャリアの努力が必要とされるだろう。


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本調査は、業界の全般的な調査となっております。
あくまでも指標となるものですので、参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、
リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。これらのことからモバイル検索サービスの利用は携帯電話のキャリアがどのモバイル検索サービスを押し出すのかが利用率に影響を与えていると考えられる。


調査対象 :15歳~49歳のモバイルユーザー345人。
調査期間   :2007年12月28日~2007年12月29日
調査方法   :モバイルリサーチ
調査機関   :ネットエイジア株式会社gazou