沖縄振興費4.6%減=普天間移設費は大幅増—15年度予算案
時事通信1月14日(水)10時0分
2015年度の沖縄振興費は前年度比4.6%減の総額3340億円となった。減額は5年ぶり。一方、防衛予算のうち、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を同県名護市辺野古に移設するための経費は大幅増の1736億円。日米が合意した辺野古移設を推進する姿勢を明確にし、移設に反対する翁長雄志沖縄県知事に圧力をかけた。
振興費のうち、使途の自由度が高い一括交付金は1618億円で、前年度比8.0%減。内閣府幹部は「未使用分や公共事業の繰越額が多いため」と説明した。沖縄科学技術大学院大学の運営・整備費は15.5%減の167億円。
一方、那覇空港第2滑走路の建設費は「必要不可欠なインフラ」(山口俊一沖縄担当相)と判断し、前年度と同じ330億円を確保した。3月返還予定の西普天間住宅地区をはじめとする米軍基地跡地の利用推進には4.6倍の3.6億円を充てた。
振興費は、辺野古移設に向けて沖縄側の軟化を促すため11年度から拡大。14年度は概算要求を上回る3501億円の大盤振る舞いとなった。しかし、昨年の知事選で自民党が推した仲井真弘多前知事が敗れ、安倍政権の対応は一変した。
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これが日本国総理大臣の仕事です。反対する者には容赦しません。
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