原発のトイレを作る場所が日本にも世界にも存在しない

　最初はウランがほとんどの核燃料ですが、商用原子力発電所で核分裂を繰り返した燃料棒は
 
得体の知れない放射性核物質に分裂しておぞましい放射性物質で満ちてしまいます。
 
　　素性が分からない上、次から次へと核改変してどんな物質になっているかを特定する事も
 
出来ないのが使用済み核燃料の怖さなのです。　勿論一部は判明していますが何しろ相手は
 
強烈な恐ろしいβ線やα線に加えてγ線を放出し続ける殺人放射能です、最低でも１０万年は
 
手がつけられず最終的には５０億年ほど経過しないと安全と言う事とは程遠い危険物質なのです。
 
　　人類の文明も有史以来僅か３千年程度ですが、放射性物質はその３０倍は手がつけられない
 
危険物質です。何処に放置するかと言うのが目下の原子力発電の最大の致命的課題で未だに
 
地球上のどこにも適切な場所を発見出来ていないと言うのです。　
 
　そりゃあそうです。　人類の文明、それも科学文明などまだ僅か１００年余り。その稚拙な実力で
 
その１００倍の期間もの安全な貯蔵場所など調べようも確かめようもありません。　歴史も科学も
 
そんな長い時間に何が起きるか知らないし想像すら出来ないのです。
 
　　と言う事は初めから人類には原子力発電は手に負えないとわかって居たのですね。　
 
　全ての原発は廃炉にしなければならないと言う当たり前の事を先送りして、出来もしない
 
使用済み核燃料の処分場を見つけようと言う場当たりな出鱈目が世界で横行している事を
 
報じるネットニュースは以下です。　　
 
 

原発「最終処分場」なぜメド立たないの？／小泉元首相発言で注目

THE PAGE 11月19日(火)　　http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131119-00000005-wordleaf-sctch