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WTO弱体化を警告 論文でTPP問題視 国際政治経済研究所 (2012年10月02日) :日本農業新聞記事です

2012-10-18 19:39:42 | 言いたいことは何だ
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WTO弱体化を警告 論文でTPP問題視 国際政治経済研究所 (2012年10月02日)









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 欧州の国際政治経済研究所(ECIPE)は、世界貿易機関(WTO)ドーハ・ラウンド(多角的貿易交渉)停滞の長期化を踏まえた論文をまとめた。ドーハ・ラウンドが停滞する原因を分析し、警鐘を鳴らすもので、環太平洋連携協定(TPP)交渉などの2国間・多国間の経済連携にも言及。TPPなどは世界経済のブロック化を招き、WTO体制の弱体化につながる可能性があると警告した。

 論文を書いたのは同研究所のスチュアート・ハービンソン上席研究員。「WTOは立ち直るべき」との題名で、同研究所の最新の政策提言に掲載した。

  ハービンソン氏は論文で、ドーハ・ラウンドは2004年に枠組みを合意したが、その後「合意草案の細部に改良を重ねていくという不毛な作業に没頭している」と指摘。枠組みを決めた上で交渉を進めるという手法が、交渉が停滞している最大の原因だとの見方を示した。理由として、動きが速くなっている世界経済の構造的変化に対応できないことを挙げた。

 また、WTO交渉を先取りする形で、先進国を中心にTPP交渉やサービス分野の複数国間交渉を進め、合意した項目を多国間でも合意させようとする構想があることについて、「多国間貿易体制推進の触媒効果を果たすのか、破綻させる結果になるのか、現時点では分からない」とした。こうした動きが仮にうまくいっても、短期的にはWTO体制 を弱体化 させ、長期的に見てもWTO体制強化につながる保証はなく、世界経済のブロック化を招く可能性があると指摘した。


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