言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

農作物は簡単に供給できない。

2014-02-25 21:18:38 | 言いたいことは何だ
【四季】 (2014/2/24):日本農業新聞記事





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 東日本を中心に降った記録的な大雪から10日。被害が日々拡大していくのを聞き胸が締め付けられる。雪の重みでハウスが損壊し、イチゴ、野菜、花きが出荷できない▼桃、ブドウ棚の倒壊、畜産では豚や牛、鶏の犠牲も多い。関東甲信のJAでは管内の8割の施設に被害が出た地域も少なくない。復旧にも時間がかかる。太平洋側の雪害としては過去最大級となりそう▼内閣府の世論調査によると、将来の食料供給に「不安がある」は8割に上る。理由は「農地の減少や農業者の高齢化」(82%)、次いで「異常気象や災害による不作」(62%)、「食料や石油の輸入が停止する可能性」(53%)と続く▼農家の高齢化対策は農政の柱だが、異常気象による施策はどうか。「想定外」の豪雨、竜巻、猛暑、豪雪が毎年発生する日本列島。災害時の農業支援は素早く、手厚くを願う▼静岡県で小松菜を栽培する農家から「ソチ五輪で雪の被害が報道されない」と嘆く電話があった。ハウス30棟が雪の下敷きになった。農業をやめようか、2日間考えたが、「自分には小松菜しかない」と再出発を心に誓ったという。再建には3000万円が必要、しかも収穫まで無収入。果樹だと苗木を植えて6、7年はかかる。食べ物が普通に手に入ることに感謝する。



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2 コメント

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Unknown (-)
2014-02-25 22:09:00
全くその通りなんだけど、新自由主義者や自由市場経済至上主義者は無いものは海外から輸入すればよいと言う。
その方が天災時のリスク分散できるのだと・・・。
しかし、有事の際には、輸送が滞ったり、輸入先が天災にみまわれた時には、真っ先に自国の供給を優先するだろう。
また、ジャポニカ種の白米に関しては、主な生産国は中国とカリフォルニアになる。
とても十分なリスク分散ができる状況ではない。
こういったことを考え、欧米各国は農家に奨励金を出してまで穀物の自給率を100%上げている。
こういった世界の状況を踏まえた上で、自国の農家を守ることを真剣に考えるべきだと思う。
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Unknown (SUM)
2014-02-25 22:19:00
今のところ世界の穀物需給はバランスが取れていると言われているが、これがひとたび天候不順や戦禍が起きると極端に変わってくる。
日本はコメ余りと言われてるが、あまってるからこそ世界の相場も安定してるのであって、かつてのように日本がコメを買いあさるようになるとたちまち相場は急騰する。世界からひんしゅくを買う。
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