わたしの里 美術館

とりあえず西洋絵画から始めて、現代日本作家まで

高木美保

2008-07-29 | Talent

 information

高木 美保 【わたしの里の美術館・Talent】

高木美保    (たかぎ みほ、1962729日 - )

日本の女優、コメンテーター、エッセイスト、農業従事者、タレント。
東京都葛飾区出身、千葉県松戸市育ち。

 

 


1984年、映画 『Wの悲劇』 出演で女優としてデビュー。

      若い時には水着姿もグラビアで披露

東海テレビの昼の帯ドラマ『華の嵐』や『夏の嵐』の、俗に言う『嵐シリーズ(グランドロマン)』に出演して、女優として注目を浴びた。

しかし、『華の嵐』『夏の嵐』で演じて出来たお嬢様像と自分の性格との世間とのギャップに悩み、女優業は自分に合わないと痛感、タレントに転向。活躍の舞台をバラエティー番組・テレビコメンテーターに移す。なお、このことのきっかけに島田紳助の番組に出演したことが関わっていて、島田紳助を「恩人である」と語っている(『行列の出来る法律相談所』内のトーク)。

 

1998年11月、パニック障害の治療を兼ねて、栃木県那須塩原市に移住した。

タレント活動を行いながら農業を営み、農業体験をまとめたエッセー集も執筆している。

 

200712月、NHK土曜ドラマ 『ひとがた流し』 で11年ぶりに女優復帰。本人は 「テンションが上がった。ちょっとずつ、やっていこうかな」 と前向きになったことを語る。

2009年夏、1歳年上で中国国籍の男性と入籍。
( wikipedia より抄出。編集などを【わたしの里美術館】で加えてある。)

 

 

2015 10 29  フジテレビ「昼ドラ」枠が終了に悲しみの声がネット上で殺到中 news.aol.jp】

 

 

 

高木美保さんうつ病、パニック障害克服

 2009/12/29(火) 午前 0:20

高木美保さん・パニック障害と「うつ病」をのりこえる
タレントの高木美保さんのうつ病体験が語られた。(NHK教育テレビ、2005年11月3日)  高木さんは、自力で治したというまれな例である。高木さんは、仕事のストレスがパニック発作、うつ病のきっかけだった。

高木さん
 「電車の中でパニック発作を起こしたのが始まりでした。一度起きると、「またこの発作が起こるのではないか」と不安になっていき、それがどんどん自分の中に積み重なって、日常のすべてに不安を感じるようになってしまいました。それがうつの入り口だったのですが、当時はパニック発作ということばも聞いたことがなかったので、自分がうつだとは思ってもいませんでした。」

 高木さんは、パニック障害やうつ病について知らなかった(病気)だという意識がない)ので、両親に自分のつらさを隠していたという。それで、家庭も心やすまる場所ではなくなった。

高木さん
 「わたしは隠していました。・・・・、特に父に対して「期待に応えなければいけない」というものをずっと持っていたんです。応えると親は喜ぶじゃないですか。でも、応えられなかったら、親の失望の顔を見てしまうわけですよね。子どもにとって親から理解されないということは、親が思う以上にすごくつらいことだったりします。そうすると、ほんとうは一番羽を休められる場所であるはずの家庭が、一番居づらくなってきます。」

 高木さんは、大分、無理して(これは、他の人にはすすめられない。家族や近い人に支援を求めたほうがよい)、一人でうつを乗り越えていった。うつ病は、自己、環境、将来を否定するといわれるが、高木さんも、将来を悲観した。パニック障害や「うつ病」だという意識があれば、しかるべき治療を受けただろうが、当時、高木さんは、ご存知なかった。今でも、うつ病、パニック障害になった時、自分が、それだとすぐ自覚できる人は少ない。だから、無理して、長引き、自殺することも多い。

高木さん
 「今、収入がなくなったら、この先、暮らしていけない」と、今の自分よりも、未来の自分のほうが心配なんですよ。ほんとうは、今、無理をしたら、今、生きていけないのに。うつの状態に陥る人というのは、ある意味、きまじめで心配性なんですよね。「このまま家にこもっていたら、だめになってしまう」と思って、無理して外に出て、ストレスを受けてよけい精神的にだめになってしまう……という悪循環を繰り返したこともありました。」

 高木さんは、自力で気がついた。考え方を変えることができた。

高木さん
 「ところが、ある日、気がついたんです。「先のことを心配するほど、わたしは強くない」と。だから、「先のことは心配しない」って決めたんです。「今を心配しよう」と。それが小さな前進でした。」

 (こういうふうに、ご自分で、気がつくという柔軟心を高木さんは、もっておられたから、心の転換ができた。しかし、多くの人は、それが難しい。こういうことも、カウンセリングを受けると、助言されるから、カウンセリングを受けるのが早道である。)

「高木さんの転機は?」というアナウンサーの問いに。

高木さん
 「わたしは女優をやっていたのですが、せりふがものすごく負担だったんです。いい台本で、ストーリーもすばらしいんですけれど、「わたしはこういう人じゃない」という違和感、どうしても埋められない溝みたいなものがあって、それがどんどん広がっていってしまったんです。それで、ドラマの後半のころには、小さな鳥かごに押し込められるような気持で演じていました。」

 こういう、自分の仕事や環境についての、思うようにいかないという心理(自分、環境、将来の否定)状況が、うつ病を起こし、維持する。だから、コントロール不能という心理状況を変えないと治らないのだが・・・。高木さんは、ご自分で、考え方を変えることができた。

 「でもある日、気づいたんです。「わたしは女優に向いていない」と。「向いていないんだったら、体も疲れていることだし、やめてみよう」と。将来を心配するより、今の自分を心配しなきゃと思っていたので、自分以外の誰かになることをやめたら、自然と自分が戻ってきました。女優もやめて、親の期待にも応えていないかもしれない。病気にもなって中途半端かもしれないけれど、わたしはわたしになりました。
 そうしたら、自分を肯定できて、自分が世界一好きになりました。誰にどう思われているとか、誰かにこうしてあげたいとかということは飛び越えてしまって、「誰が何と思ってもいいもん」というくらいになったんです。わたしのことを嫌いな人だっているでしょう。わたしだって申し訳ないけれど、嫌いな人はいますから、みたいなね。」

 自分の状況の困難さ、自分そのものの否定を克服して、何とか、きりぬけていけるという意識ができた時に、うつ病は治る。高木さんは、こうして、自力で克服したが、一般的には、自力だと、違う見かたに転換しないままで、かえって「がんばる」が、不本意な状況(心理)は変わらないので、うつ症状を長引かせてしまう人もいるから、早い段階で、家族やカウンセラーの支援を受けた方がいいでしょう。うつ病になると、判断力が変わっている上に、それまでの長い間の思考傾向が関係しているので、なかなか自力で治すことはむつかしい。
パニック発作について
 高木さんは、パニック発作がうつ病の入り口だったという。パニック発作も、ストレスや過労をきかっけとして起きる。セロトニン神経が弱まっている人が多い。そういう状況であったから、電車の中で、発作が起きたのだろう。
 発作を苦にして、外出を避けたり、種々の場所に行くことができなくなり、生活が阻害されると「パニック障害」となる。パニック障害になると、うつ病を併発することが多い。パニック障害になると、予期不安が大きいし、仕事などに支障が出て、苦悩するから、うつ病にもなる人が多い。

  ☆   ☆   ☆

 私どものところにカウンセリングに来られる方の中にも、パニック障害とうつ病の並存の方が多い。両方とも、セロトニン神経の弱体化が起きているとされて、薬物療法では、セロトニン神経に作用する抗うつ薬が使用される。
 薬物療法で効かない場合でも、心理療法で効果がある。アメリカのマインドフルネス、アクセプタンスの心理療法で効果があがっているとおり、これの一つである自己洞察瞑想療法も効果がある。うつ病、パニック障害は、セロトニンという物質だけの障害ではない。心の用い方が大きく関係している病気だから、薬物療法だけではなくて、心の用い方を変えることで治すべきだ。それでこそ、再発が防止される。最近の脳科学の研究によれば、前頭前野が生きる意欲、やる気、行動、感情の制御などにかかわっていることがわかってきた。うつ病の人は、ここが低調になっているらしい。うつ病の重症者にみられる、「抑うつ気分」も、セロトニン神経ではなくて、前頭前野またはその周辺の臓器の失調であることが示唆される。抑うつ気分は、考え方を変えただけでは、すぐには、改善しない。これがあると、自殺念慮と結びつくようだ。うつ病を治すには、前頭前野の活性化の治療法が重要な要素であることを示唆する。
 高木さんは、薬物を用いずに、心のきりかえで治ったのだ。ほかの人で、薬物療法で完治せず、ながびいている、うつ病、パニック障害の人も、心理療法で治る可能性があることを物語る。
http://blogs.yahoo.co.jp/ruemurasun/6074015.html

 

 

 

 

 

安易に薬物にたよると、病気をこじらせたり、

薬物依存の障害をおこしたりする。

まずは、体と心を休ませることだ

(当ブログの管理者も、パニック症になったが、

やはり仕事を止めて農業をするようになったら、治ってしまった。)

 

 

 

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