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渡る鬼

「渡る世間は鬼ばかり」のあらすじと感想を書きます。
ネタばれがありますので、ご注意を。

雲仙へ(第2シリーズ 第46回)

2005年08月03日 14時15分04秒 | 「渡鬼」第2シリーズ
ひな祭りの夜、遊の叔父がやってきた。今頃になって遊を迎えに来たという。
最初は引き取るといっていたが、実は遊の母方の叔母が引き取りたいのだという。
全く話が違う。すごい図々しい。相手がお金持ちだと知って遊を売ろうというのだ。このドラマ、憎たらしいキャラを描くのがうまいなぁ。

久子が急にやさしくなった。店の手伝いはする。愛の私立中学への入学も認めて
いるようだ。

遊の、雲仙で旅館をやっている叔母さんを見極めるべきだという大吉の意見は
正論だなと思う。だからこそ、節子も大吉と雲仙に行く事にしたのだろう。
その話に長子も乗っかる事にした。
遊をこのまま引き取るという意見はどうやら、節子と長子だけらしい。

大吉、節子、長子の三人で雲仙へやって来た。
普賢岳の噴火の影響はないらしいが、そのニュースで観光客が減ってるらしいが。
(そう言えば、何年か前、実際に普賢岳の噴火災害があった。)
遊ちゃんについては、福島の叔父さんが自分に都合の良いように叔母さんに説明
していたようだ。真実を少々隠しつつ、話をする大吉、節子、長子。
それでも、遊を手放さない覚悟の節子、長子。
叔母さんの人柄、財力は申し分ないのが、逆に反発の要素となっているようだ。

後々は、遊はこの叔母さんのところへ行くことになるのだが、それでよかったの
か? その後、全く登場のない遊なのだが、後のシリーズで再登場とかすれば
おもしろいのにとも思う。何の事件にもならないだろうけど、単に、遊のその後
が見てみたい。