この「ミカン栽培の四季」も一年が過ぎました。
あらためてブログの第一回目をみたら、伊予柑の花のつぼみを紹介していました。
それが一番進んでいたミカンの生育状況でした。
去年は4月12日時点で、みかんの白い花のつぼみがはっきりと確認できました。
それと、今年の様子とを比べてみました。
写真は、4月10日の興津早生の枝です。これが最も進んだ個所です。
今年は、まだ葉芽の展葉がはじまりだそうとしているところで、
花芽がついていたのは、ただ一つ、この興津早生のわずかな枝先だけでした。
みかんの生育は、去年に比べて今年は、だいぶ遅れを感じさせられました。
年年歳歳、同じように自然は四季を繰り返しますが、
同じようでいて、こうした差を伴っているんですね。
今年は、桜の花が、寒さのために比較的長く楽しめましたが、
その寒さの影響は、ミカンの発芽には、時期の遅れとして出ているようです。
寒い日があったことの影響は、全体的にどうなっているかは、わかりませんが。